日曜日に県北方面に行ってきました。
今回はまち歩きではないですよ。「まちづくり政策フォーラム」関係の話です。
8:30に仙台出発、事務局長さんのクルマで美里町へ行きました。
総合計画策定のための住民参加組織(まちづくり会議)のコーディネートへ。
まぁこれは僕がコーディネートしたわけではないんですけどね。
とりあえず、最初はどうなることかと思いました。
うわさには聞いていたものの、ほんと住民(一部)は言いたい放題。
何でもかんでも町職員やコーディネーターに噛み付いてくる感じで、
「この人たちいったい何の目的で来たんだろう?」と思いました。
そんな中でも、前に進みたい人がやっぱり大勢を占めているようで、
「早く前に議論を進めましょう!」という声がどんどん出てきました。
それを「待ってました!」と言わんばかりにコーディネーターの人が、
グループわけをどうするかを議題にのせ、一気に話は進み始めました。
各グループに分かれてもその勢いは収まらず充実した議論となりました。
わたしも最後くらいは役割を果たそうと、各テーマの分科会になった際、
積極的に彼らの考えていることを引き出そうと努力しました。
うまくいったかどうかは微妙なところですが…。
次に栗駒(栗原市)にある藍染め系の体験+農産物直販施設へ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/53/215f132eecbc8e4cd5e8157bd6ead1c4.jpg)
↑この施設の名前は「愛藍人・文字(あいらんど・もんじ)」といいます。
農水省のウルグアイラウンド対策事業で建てられたものみたいです。
ここで事務局長さんがアドバイザーとしてグリーンツーリズムの話をしました。
最後に事務局長さんから「何か話すことありますか?」と話を振られたので、
1.学生などを調査・実習などの方法で取り込んだ方がよいこと、
2.情報発信の方法にもリピーターを増やす方法と、
新規で来るお客様を増やす方法の二つがあるから、
その対象範囲と手法をていねいに考えるべき、などの話をしました。
もちろん外部に発信するには、ネットなどの手法が考えられるわけですが、
「わしらネットなんてできんから」とすでにあきらめてしまっています。
こういう状況を何とかするために、果たすべき役割ってあるんでしょうね。
インフラ整備も重要ですが、ネット教育(手法面・活用面)が大切ではないかと。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/49/977d56007cea9680ad9ea578ccd47c57.jpg)
最後に、若柳の農家民宿である「有賀の里たかまった」↑へ行ってきました。
そこで民宿を営んでいる千葉さん夫妻がいろいろご飯を食べさせてくれました(笑)
いろいろなお話ができて非常におもしろかったです。
最後には、おいしそうなはちみつをおみやげにもらいました(笑)
立派な門とお屋敷、こんなとこでゆっくりした時間を過ごすって、
素敵な時間の使い方だなぁと感じました。
2005年11月に行った高柳町(現:柏崎市)のグリーンツーリズム事例よりかなり評価できます。
参考までに…2006年3月に行った宮川流域エコミュージアムの記事
今回はまち歩きではないですよ。「まちづくり政策フォーラム」関係の話です。
8:30に仙台出発、事務局長さんのクルマで美里町へ行きました。
総合計画策定のための住民参加組織(まちづくり会議)のコーディネートへ。
まぁこれは僕がコーディネートしたわけではないんですけどね。
とりあえず、最初はどうなることかと思いました。
うわさには聞いていたものの、ほんと住民(一部)は言いたい放題。
何でもかんでも町職員やコーディネーターに噛み付いてくる感じで、
「この人たちいったい何の目的で来たんだろう?」と思いました。
そんな中でも、前に進みたい人がやっぱり大勢を占めているようで、
「早く前に議論を進めましょう!」という声がどんどん出てきました。
それを「待ってました!」と言わんばかりにコーディネーターの人が、
グループわけをどうするかを議題にのせ、一気に話は進み始めました。
各グループに分かれてもその勢いは収まらず充実した議論となりました。
わたしも最後くらいは役割を果たそうと、各テーマの分科会になった際、
積極的に彼らの考えていることを引き出そうと努力しました。
うまくいったかどうかは微妙なところですが…。
次に栗駒(栗原市)にある藍染め系の体験+農産物直販施設へ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/53/215f132eecbc8e4cd5e8157bd6ead1c4.jpg)
↑この施設の名前は「愛藍人・文字(あいらんど・もんじ)」といいます。
農水省のウルグアイラウンド対策事業で建てられたものみたいです。
ここで事務局長さんがアドバイザーとしてグリーンツーリズムの話をしました。
最後に事務局長さんから「何か話すことありますか?」と話を振られたので、
1.学生などを調査・実習などの方法で取り込んだ方がよいこと、
2.情報発信の方法にもリピーターを増やす方法と、
新規で来るお客様を増やす方法の二つがあるから、
その対象範囲と手法をていねいに考えるべき、などの話をしました。
もちろん外部に発信するには、ネットなどの手法が考えられるわけですが、
「わしらネットなんてできんから」とすでにあきらめてしまっています。
こういう状況を何とかするために、果たすべき役割ってあるんでしょうね。
インフラ整備も重要ですが、ネット教育(手法面・活用面)が大切ではないかと。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/49/977d56007cea9680ad9ea578ccd47c57.jpg)
最後に、若柳の農家民宿である「有賀の里たかまった」↑へ行ってきました。
そこで民宿を営んでいる千葉さん夫妻がいろいろご飯を食べさせてくれました(笑)
いろいろなお話ができて非常におもしろかったです。
最後には、おいしそうなはちみつをおみやげにもらいました(笑)
立派な門とお屋敷、こんなとこでゆっくりした時間を過ごすって、
素敵な時間の使い方だなぁと感じました。
2005年11月に行った高柳町(現:柏崎市)のグリーンツーリズム事例よりかなり評価できます。
参考までに…2006年3月に行った宮川流域エコミュージアムの記事
ファシリテーター役として活躍しておられますね。国家資格とかないけれども、力の有無がはっきり分かる職能ですよね。
記事とは直接関係が無い話ですし、すでにご存知かもしれませんが、
■毎日新聞7月19日(水) 朝刊 14~15面 の2面見開きをバーンと使って、まちずくり3法改正と中心市街地の賑わいを取り戻すことについて議論した「街元気シンポジウム( 6月29日東京国際フォーラム ) 」の記事が載っていました。
■普段、中心市街地活性化について考えている方には、すでに知っている話がほとんどの記事かも知れませんが、15面4段目に紹介されている名城大学教授 海道清信氏の発言が目に留まりました。
・日本では中心市街地の土地所有者の権利と義務がアンバランスではないか。
・権利は言うが、義務にはあまり触れない場合が多いと思う。
・先進国では、空き地には強制的に建物を建てさせる、使わなければ没収する、建物を汚く使っていると行政が勝手に掃除をして費用を地権者に請求する。
・日本の商店街の所有者にはまずシャッターを上げてほしい。そこに住んでほしい。経営できなければ誰かに安く貸してほしい。それが責任だし、長い目で見れば不動産価値も上げてプラスになる。
という趣旨の発言でした。中心市街地がことさら手厚く公的資金で支援されるのは公益のためなのだから、地権者個人の資産形成の権利ばかり気にするな、という話は、よく言われることですね。
http://www.mainichi-msn.co.jp/keizai/seisaku/etc/machi/
http://fish.miracle.ne.jp/mail4dl/01-concept/consept2.htm
お疲れさまでした。
いろいろと、わかおさんに教えていただいて、
なるほど!と、私の中でも整理が出来ました。
また、ぜひ、よろしくお願いしますね。
返事遅くなって申し訳ありませんでした。きのう書いていたらいきなりメンテナンス中になってしまいショックでした。
あまりファシリテーターとしては活躍できませんでしたが、こういう能力は絶対に必要だろうなと思いました。今回はかなり技を見せつけられる会議となりました。
新聞記事のご紹介ありがとうございました。
確かに権利と義務がアンバランス、特にお金での誘導というのは好みますが、義務を課したりというところまではなかなかいきませんね。
いかに不動産価値を上げることができるかを説くことが彼らを動かすには重要なことなのかもしれません。やはり人間は利己的なもの、最後はそういったかたちの誘因を与えないとなかなか動かないのかなぁと思っています。
確かに中心市街地が公益のために資金支援されているのに、いまひとつそれが分かってないような気がします。既得権なのでしょうか?
To chikakoさん
いえいえ、こちらこそお世話になりました。わたしも政策形成の手法をうまく位置づけることができて、なんとなく「こういうことだったのか!」ということがわかりました。この2つの手段を使い分けるようにすればかなり有効だと思います。また、ぜひ、よろしくお願いしますね。
こちらこそ、よろしくお願い申し上げます。
TB、ありがとうございます。
ワークショップや住民参加の手法は、まだまだ浸透途中(笑)。毎回出席して下さる参加者のみなさんの「かみつき」も「思い」を精一杯表現して下さっているのだなあ、と、思い、ありがたく「かみついて」いただいています。
私ってMッ気?(笑)。。。
でも、さすがに、ワークショップや講演会が終わったあとは、精も根も尽き果ててしまいます。そんな時には、「たかまった」で静養するのが、私の元気回復方法です。
また、機会があれば、ご一緒してくださいね。
ではでは。
こういう状況を何とかするために、果たすべき役割ってあるんでしょうね。
インフラ整備も重要ですが、ネット教育(手法面・活用面)が大切ではないかと。
いいコト言った!!!
灯台下暗しは、地方の落とし穴かもね。
仕事でも実感してます・・・
今度メシおごるで、また会おう。
そうですね。ワークショップも住民参加もやはり手探り感は否めないですね。ワークショップ手法の怪しさをいろんな場で感じていただけに今回はいい経験をさせてもらったように思います。
「思い」が「かみつき」から「提案」に変わるには、やはり「自分たちがやらねば」との思いが必要なのかなと思いました。
確かにあの方法は疲れそうです。ただ参加者の終わったときの満足感は高いと思います。誘導されている感はほとんどないですしね。また、今度もよろしくお願いします。
To マイク
最近マイクとは会ってないね。確かに灯台もと暗し、地方が自立していくには最低限の知識基盤を育成していくことも重要だと思われます。
また話を聞かせてください。