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第1回地域若者チャレンジ大賞に行ってみました

2008年09月20日 | まちづくり
「第1回地域若者チャレンジ大賞」に行ってみました。
全国から8名地域代表が選ばれ、その最優秀賞を決めるという大会でした。

最優秀賞に選ばれたのは、「こだわりの犬小屋製作本の出版プロジェクト」
高知大学の学生である吉村香野さんがインターン生として参加したものです。
高知県の山間地で、地場木材を使ったオーダーメイドの犬小屋を
作っている犬小屋製作工房Kという会社で行われたインターンシップでした。
この会社のHPに「犬小屋 作り方」と検索してアクセスする人が多いらしく、
犬小屋製作本を作ったら違うビジネスに展開するのでは??となったとか。

軽くその本も見ましたが、学生が主体で作ったとは思えない出来栄えでした。
あと、山間地のビジネスモデルとしても非常に面白いなぁと感じました。

そして共感賞に選ばれたのが、
「地域の伝統工芸品『桐製品』を扱う会社のWEB制作・ブランディングプロジェクト」。
この共感賞は、会場の聴衆から最も支持を受けたプロジェクトに贈られました。
会津大学の学生である浅井渉さんがインターン生として参加したものです。
福島県の会津にあるデザイニウムという会社でインターンシップを行ったそうです。
ここで、「桐下駄.com」という会津の特産品のネットショップを作ったそうです。
桐下駄の利用シーンとかを載せていたと発表されていたのですが、いまは見つかりませんでした。

オーダーメイドで作れるっていうのはおもしろいですよね。
やっぱり発表のメッセージ性は他の人たちに比べて群を抜いていたと思います。
個人的には、やっぱりカッチリしたプレゼンしか響かないなぁと改めて(笑)
浅井さんはインターン先で就職も決められたとのこと。
今後も会津の魅力をITでアピールできるのはいいなぁと思いました。

全般的にインターンシップでうまくいった事例らしく、中身のあるものでした。
しかし「大学では何も学べない」的なメッセージが多かったのは気がかりでした。
正直な話、結局のところ大学が提供しているのは「知のマップ」だけ。
そのマップを歩くも歩かないもその人次第なんですよね。
確かに何も学べない環境にしている大学や教員にも問題はあると思いますが、
それでもお金を払っているのなら、何か学ぼうと思ってもいい気がします。
実際、こういう長期的なインターンシップというのは、
知との有機的な連携があってさらに高みに登るものだと思っています。
そこで使う「知」とは、別に自分の専攻でなくてもいいわけです。
「使える知は使い倒す!」くらいの勢いがほしいですね。

わたしの周りには、いろんな「知」のナビゲータ(教員)がいました。
でも、ナビは行き先を求めなければ、当然ナビもしてくれないですよね。
最終的には、ナビを取り外し自分で歩け!って言われるわけですし。
本当にありがたい環境をもらっていたんだなぁと感じました。

【整理していないメモ(整理するかは未定:入っていないプロジェクトもあります)】

全国3981名 チャレンジを希望し全国で個別面談した学生数
長期実践型Internに参加した学生408名

<松山の新作ケーキ販売プロジェクト>
・(株)フェローシステム
産直加工品をネットで販売するインターネットショップ
システム開発も行う

きっかけ
・大学の先輩に影響されて自分自身を変えたかった
・イベントの打ち上げの時に社長と出会い、意気投合
・気軽に出店できるコンセプトに共感

5~6月
・日々の清掃、あいさつ、営業会議、営業の補助:会社からの信頼

地元での売り込みを開始But失敗
なぜ?楽天に出店しているから。
松山特撰市場をもっとアピールする必要

営業社員がケーキやと契約成立
・起爆剤になりやすい商品
・学生とのこラボ→PRになる

学生が考えた夢のケーキを作る
愛媛大学・松山大学それぞれでケーキプロジェクトに参加する学生募集
総勢12名の参加
9月に試作品をお披露目会で発表

松山CAKEコレクション
イベント運営費を賄うため、スポンサー募集
中小企業家同友会から叱咤激励
一日30件回っても1件もなってくれない
「学生らしくもっとガツガツ、泥臭くやりなさい」

2007年9月14日
学生プロデュース松山CAKEコレクションイベント
110名集客

多くの人を巻き込むには熱意を持つことが必要
愛媛でもチャレンジができる

質疑応答
・ケーキを作る上で地場産を心がけたのか?
→食べたいものとミカンを使ったスイーツを使った

・成果は?
→アクセス15%増(9月)→50%増(10月)

・売上増は?
→生産者への広告効果:営業をしやすくなった

・他のアイデアは?
→営業活動をしたい。

<福岡県飯塚市:>
・薩摩の再建を目指している
九州工業大学の特徴
・おとなしい・大学での閉じた活動・無理せず無難に
高専4年・大学3年でインターン

リースキン・サトー
看板リース事業の立ち上げ
慣れない営業
営業ツールに工夫(手書きニュースレター、DM)
お客さんに断られることを

<K sound DESIGN>
・東北大学
モバイル業界全体
発展途上なのに人材不足
モバイルコンテンツの仕事は首都圏一極集中
デザインを学ぶ若者は多い

TOPデザイナ
デザイナ(以上社内)
デザイナーズファーム(社外)

デザイナの卵を集める
学校訪問と宣伝

交流会
決起集会は4点(前日評価)中身のない企画
結果どうなりたいかがわからず方向性が見えない
モバイルコンテンツデザインシェアNO1
インターンの打ち切り
∑mindwayを立ち上げ

会社経営のビジョン
・KsoundDesignの元デザイナを使って
・インターンをなぜ打ち切ったのか?
会社として事業を絞り込むため。お客さんのニーズ自体はあるので起業も応援。

FC岐阜
インターンのミッション
JFL→J2
お前なんてもういいよ。北海道社長の言葉。
まずマネージャーの見習いから

学生サポーターズを立ち上げ

<ブックオフ>
世田谷通り区役所前店
スタッフ同士の信頼関係
後輩を育てる姿
顧客満足と利益の考え方

リーダーシップとはフォローすること
どんな壁にも本気でぶつかること

まちづくり活動
祭りで別府を元気にしたい
人の和をつくる
すべてを忘れて馬鹿になる場
年に一度皆が楽しみにする祭り
世田谷は撤退予定の店舗
一番きつい状況から成長する

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2 コメント

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Unknown (さかうえ)
2008-09-24 12:29:05
土曜日はお越しいただき、
ありがとうございました!
わかおさんに久しぶりにお会いでき、
よかったです。

自分もいまだにそうなのですが、
どうしてもひとつの視点に小さく
まとまってしまうのですよね。

そうならないためにも
自分の限界にチャレンジすることで、
多角的に物事を見れるようになるのかなと。

それができるひとつが
インターンの可能性ですね。
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コメントありがとうございます! (わかお)
2008-10-04 23:16:54
わたしも成長したさかうえさんに会えてよかったです。大きな視点とか様々な視点を持つことはなかなか難しいですが、意識すれば必ずできると思っています。
結局、成長するためには自分の100%を出しても乗り越えられるかどうかという課題を設定することが必要なんだと思います。
その意味でインターンというのは可能性があると感じています。ぜひ学問とうまく橋渡しもできるインターンコーディネーターになっていただければと思います。
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