六本木で今年一発目の映画として「キング・コング」を観てきました。
昨日、七福神巡りの後に席を取ってきた映画です(w
上映時間3時間8分・・長いです。
最初の白黒作品を「ロード・オブ・ザ・リング」のピーター・ジャクソン監督がリメイクしたもので、時代設定も最初の作品と同じ1933年になっています。
ストーリーや結末は基本的には同じなので、映像の進化を観るという感じでしょうか。
感想としては、面白く鑑賞しましたが気になる部分も結構ありました。
先ずは、スカル・アイランドに旅立つまでが長すぎ。もう少しテンポ良く出航まで持って行った方が良かったのではないかと。無駄に長い映画にする必要もないのでは。
スカル・アイランドでも、危機一髪で船長が2度も登場というのは安直すぎ。
で、一番気になったのは季節の設定。
キング・コングがニューヨークで暴れたのは12月のクリスマスの時期のようですが、道路に雪が積もっているのに、エンパイヤ・ステート・ビルには雪が無い・・・。アン・ダロウがキング・コングを追ってエンパイヤ・ステート・ビルの屋上でハシゴを昇っていくのですが、池にキング・コングが乗れるほどの厚い氷ができる寒さなら、エンパイヤ・ステート・ビル屋上の鉄のハシゴなど冷たくて触れないのでは。吐く息も白くないし、ドレス1枚の服装で全然寒そうでない・・・。そういう部分もきちんと作らないとリアル感が無くなるよな・・と思いました。