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旅の窓

平凡ながら列車の旅が好きで、その様子を紹介しています。
『閑雲野鶴日記』は日々の自由気ままな生活の記録。

晴耕雨読日記 2019年(平成31年)1月29日 火曜日 大荒れの予報でしたが…

2019-01-29 18:27:07 | 晴耕雨読日記
 今日は日本海側を中心に大荒れの予報でした。
 荒れる前に用事を済ませようと、朝早く出かけました。
 踏切で待っていると、大湊線の下り1番列車が来ました。
 通常、普通列車は全てキハ100形車両が使われていました、今朝は「臨時快速リゾートあすなろ下北」に使われているJR東日本HB-E300系が代走していました。今年の冬は、一部でキハ100形車両以外の車両で運転される普通列車を目にすることが多いです。


 このほかにも、八戸線で使用されているキハE130系500番台が代走する日もありました。




 青い森鉄道の車両整備を優先した結果、大湊線の車両整備の日程でも狂ったからでしょうか。それにしても代走が続いています。
 天気の方は、予想に反して比較的穏やかな一日でした。

利府支線の旅2 利府支線

2019-01-29 15:19:55 | 利府支線の旅
 岩切駅で途中下車。
 岩切駅は橋上駅舎化、自由通路整備等が行われ、今年2018年11月18日より供用が開始された。真新しい駅舎です。


 かつての地上駅舎と各ホームを結ぶ地下通路は現在解体中です。


 自由通路からは東北新幹線がよく見えます。




 ここでは、速度を落としてJR東日本新幹線総合車両センターに入っていく車両を見ることができます。






 現在の利府線は、東北本線の盲腸のような形態の支線ですが、1890年(明治23年)日本鉄道が岩切駅・一ノ関駅間を開業した際の岩切駅から先は、利府を経由して北上するルートが採用されていました。つまりこちらが本来の東北本線でした。
 しかし、この区間には最大16.7パーミルの勾配が存在し、長大列車では補助機関車を連結する必要が生じたり、列車の遅れや運休が生じたりしたため、昭和の初めに「岩切松島間鉄道線路変更期成同盟」が東北本線の経路移設を求めて活動し始めたことや、太平洋戦争のが激化に伴い、貨物輸送を船舶から鉄道へ転移させる必要が生じたなどから、1944年(昭和19年)11月15日に陸前山王駅・品井沼駅間に新線が開業して、旧来の経路と合わせて2つのルートが併存する形となりました。
 新線は当初、貨物列車のみが走行していましたが、その後急行列車が経由するようになると新線が東北本線の主要経路となり、利府経由の通称「山線」ルートの主体は普通列車となりました、
 さらに、新線が完全に複線化されると両ルート併存の意味が薄れて「山線」の廃止が濃厚となり、「山線」沿線住人による存続運動が起こりました。
 最終的に、1962年(昭和37年)4月20日に松島駅(旧駅)・品井沼駅間が廃止され東北本線の支線となり、さらに同年7月1日に利府駅・松島駅(旧駅)間が廃止されました。


東北本線下り 普通 利府行
 ※利府線内の写真のほとんどは、帰路に後方から撮影した写真を使っています。


 始発 仙台10:05


岩切     10:14着 10:17発   
 この先、ワンマン運転になります。


 ホームの北側で東北新幹線と交差し、東北本線は右に、利府線は左に進んでいきます。


 間もなく、左に引き込み線が分かれていきます。


 左手に見えて来るのは「JR東日本仙台レールセンター」。船で輸送してきた25mレールを、仙台臨海鉄道仙台埠頭駅からは貨車で輸送してきて溶接し、150mや200mロングレールに加工するための設備、レール荷役用のクレーン、荷役線路などがあります。




 よく見るとクレーンの下のレールが3線軌条になっています。在来線と新幹線両方のレールを扱っています。


 次に見えてくるのは、新幹線総合車両センター。JR東日本の新幹線車両基地の一つで、主に東北新幹線で使われる車両の日常的な整備・点検の他、JR東日本が保有する新幹線車両の全般検査、改造工事や新製車両の搬入・廃車解体に至るまで総合的な業務が行われているそうです。


 1982年(昭和57年)の東北新幹線開業と同時に開設され、当初は車両の整備を行う仙台新幹線第一運転所と検査・修繕を行う仙台工場に分かれていたが、のちに統合され現在に至っているそうで、敷地は全長3.7km、幅260mと広大で、仙台レールセンターの他にも、仙台新幹線保線技術センター、総合訓練センター等を併設しているそうです。


 敷地のほぼ中央にある砂押川を渡り、仙台北部道路をくぐります。


 間もなく唯一の中間駅、新利府駅に到着します。
 この駅は、JR東日本と関連・協力会社を含め千人以上が働いていると言われる新幹線総合車両センター勤務者の利便性を考えて、1982年(昭和57年)6月23日の東北新幹線大宮駅・盛岡駅間暫定開業に先立つ、4月1日に併設・開業した駅です。


新利府    10:20着 10:20発
 駅の出入口は2つあり、ホーム中央にある出入口は新幹線総合車両センターの関係者専用となっていて、一般利用者は出入りできません。
 一般用はホームの南端にあります。 


 岩切駅・利府駅間は4.2kmですから、そのうち9割近くの3.7kmの敷地はまだ続きます。








 間もなく終点、利府駅に到着します。




利府     10:23着


 つづく。

晴耕雨読日記 2019年(平成31年)1月28日 月曜日 無気力

2019-01-28 16:53:32 | 晴耕雨読日記
 昨晩は久しぶりに遅く、21時半に帰宅し、22時の就寝。
 いつもより3時間程遅く眠りについても、今朝は5時に目が覚めました。
 何となく、無気力な一日でした。

晴耕雨読日記 2019年(平成31年)1月27日 日曜日 大相撲初場所千秋楽&新年会

2019-01-28 10:02:41 | 晴耕雨読日記
 今場所の星取りはレベルが低かった。
 トップの1日平均は11.8点、ビリの1日平均は10.4点


 夜は新年会。会場はいつもの「炭火焼肉 大番」
 定番のサラダ。


 キムチ・カクテキ・オイキムチ。


 あとは肉三昧。








 海鮮盛り合わせもありました。


 あとは追加メニューでお好みの物を!
 お腹いっぱい!!!

利府支線の旅1  入口の岩切駅へ

2019-01-27 13:57:49 | 利府支線の旅
 平成30年12月3日 月曜日
 残っていた「大人の休日倶楽部パス」を使って、日帰りで未乗車のJR利府支線に乗りに出かけました。
 本格的な冬を前にホームの改修が終わったようです。


青い森鉄道線上り 普通 八戸行
 いつも出かける電車より1本遅い電車に乗ります。
 始発 青森06:12
野辺地    06:56着 06:56発
 平日ということもあってか、旅行客の姿はほとんど無く、通勤通学客がほとんどです。


千曳     07:01着 07:01発   
乙供     07:06着 07:07発   
上北町    07:12着 07:12発   
小川原    07:16着 07:16発   
三沢     07:21着 07:22発   
向山     07:26着 07:26発   
下田     07:30着 07:31発   
陸奥市川   07:34着 07:35発   
八戸     07:41着


東北新幹線上り はやぶさ10号 東京行  
 いつもと違って、時間的に余裕のある乗り換えです。
 高校生の修学旅行シーズンのためでしょうか、17分後には団体用の列車が設定されていました。


 始発 新函館北斗06:35
 

 ホームに入ってきてから思い出しました。
 JR北海道所有のH5系車両は、定期運用されている本数が少なく、八戸駅を通るのは上下合わせて6本程度です。


八戸     08:10着 08:11発
二戸     08:22着 08:23発
いわて沼宮内  レ
盛岡      レ
新花巻     レ
北上      レ   
水沢江刺    レ
一ノ関     レ   
くりこま高原  レ
古川      レ
仙台     09:29着
 
 仙台駅では新幹線中央乗換口から在来線ホームに向かいます。




 3階の改札口からエスカレーターを降りたところに「仙台駅の思い出」コーナがあり、実物大なので迫力のあるヘッドマークが展示されています。


 コインロッカーは、「萬画の国・いしのまきへ!」のタイトルのラッピングがされています。
 仙石線の終点石巻市には「石ノ森萬画館」があります。ロッカーには石ノ森作品の「サイボーグ009」「ゴレンジャー」「ロボコン」「さるとびエッちゃん」に登場するキャラクターが描かれています。
 仙台駅構内にはこのほかにも鉄道系アートや展示品がまだありますから時間があるときには構内を歩いて見ても結構楽しめます。


 利府線は、東日本旅客鉄道東北本線の支線の通称で、仙台市の岩切駅から宮城県の利府駅までの4.2kmの路線です。利府支線とも言います。


 朝夕は、仙台からの直通もあるのですが、1本前の電車で岩切駅に向かいます。


東北本線下り 普通 小牛田行


仙台     09:46発 
 仙台駅を出発するとまずは東北新幹線の下をくぐり抜けます。


 しばらくは、東北本線と仙山線が、東北新幹線の高架と並行します。


 仙山線が東北新幹線の下を右に分かれていきます。 


 今度は、先ほど分かれていった仙山線が大きくカーブしてきて上を交差していきます。


 東北本線の上り線と東北新幹線に挟まれるように、JR東日本仙台車両センターがあります。


 東仙台駅の手前で貨物支線(通称、宮城野貨物線)が合流します。


東仙台    09:50着 09:50発   
 駅舎側は1番線の単式ホーム、島式ホームは2・3番線という2面3線のホームの駅ですが、3番線の南側には上り貨物列車の通過線が1線あり、旅客扱いは1・2番線のみで3番線は主に下り貨物列車が通過するため、3番線には転落防止の柵が設けられているのが分かります。 


 東仙台駅を出ると左にカーブし、東北新幹線と分かれます。


 この先には、日本貨物鉄道(JR貨物)東北支社の車両基地である仙台総合鉄道部があります。


 石巻駅からのHB-E210系気動車、仙石東北ライン経由仙台行快速がやってきました。


 右手に東北新幹線を見ながら進みます。


 県道141号をアンダーパスし右にカーブし七北田川を渡ると、目の前に岩切駅が見えます。




岩切     09:54着




 ここで乗換となります。

 つづく。