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旅の窓

平凡ながら列車の旅が好きで、その様子を紹介しています。
『閑雲野鶴日記』は日々の自由気ままな生活の記録。

駅弁コレクション188 「岩手牛めし」(一ノ関駅)

2022-06-07 11:20:21 | 駅弁コレクション
【岩手牛めし】(一ノ関駅)
                             2022.6.7投稿

2014(平成26年)7月22日 一ノ関駅で購入 価格1,300円
                      [製造元](株)斎藤松月堂

 商品名が大きく書かれた掛紙(スリーブ)です。
 岩手県産ひとめぼれの白飯の上に、岩手県産黒毛和牛と前沢牛をブレンドした牛肉を、糸こんにゃく・たまねぎと共にすき焼き風に煮込んだものを載せ、ししとうと胡瓜の漬物を添えています。
加熱機能付容器が使われていますので、紐を引き抜いて5分ほどしてから頂きます。


 温めていただく駅弁なので、蓋を開ければ湯気と共に牛肉とタレの香りが食欲をそそります。
販売当初は「前沢牛めし」でしたが、「前沢牛めし」とすると、全部「前沢牛」を使っていると誤解を招きやすいということで、「前沢牛」はもちろん、岩手県産黒毛和牛を使っているので「岩手牛めし」としたそうです。
 現在も、1,300円で販売されているようです。


 『旅の小窓~三陸2014 鉄道の旅』最終日の夕食用として、一ノ関駅で購入しました。

 製造元の斎藤松月堂の創業は、一ノ関駅が開業した1890年(明治23年)ですが、それ以前からの「松月堂」というお菓子屋さんが前身で、「茄子の甘露煮」という銘菓は明治天皇に献上された歴史もあるそうです。
 駅ができるということで、松月堂駅前支店を作ったのが、いまの斎藤松月堂の始まりだそうです。
 当初は、駅前でそば屋をやったり、土産などを売っていたものを1893年(明治26年)から構内営業を始めました。
 1977年(昭和52年)からは、駅弁の製造・販売の他にホテル経営も手がけています。


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