旅の窓

平凡ながら列車の旅が好きで、その様子を紹介しています。
『閑雲野鶴日記』は日々の自由気ままな生活の記録。

駅弁コレクション180 「鯛めし」(小田原駅)

2022-05-29 09:43:39 | 駅弁コレクション
鯛めし】(小田原駅)
                            2022.5.29投稿

2013年(平成25年)12月14日 上野駅で購入 価格780円
                        [製造元](株)東華軒

 飛び跳ねる鯛のイラストと、黄色地に赤で商品名が書かれた掛紙(蓋)です。
 茶飯をまんべんなく鯛おぼろで覆っています。
 おかずはゆず大根漬け、梅干し、カップ入りわさび漬、竹輪、蒲鉾、あさりの佃煮です。


 1907年(明治40年)発売開始の東華軒1番人気で、全国的にも屈指の歴史ある駅弁の1つとなっています。
鯛めし自体が少し甘めなのは、わさび漬を生かす味付けだと思います。他のおかずも箸休めに微妙に合います。
 未公開『スカイ号と寝台特急あけぼの号の旅』で、上野発21時16分発の『寝台特急あけぼの号』乗車前に、上野駅で購入しました。営業終了間近なので『30%引』のシールが貼ってありました。
 現在も830円で販売されています。


 製造元の東華軒の創業は、東海道本線最初の駅弁とされる国府津駅構内で竹の皮に包んだ握り飯を販売を始めた1888年(明治21年)7月1日。
 その後、小田原駅開業と同時に小田原駅でも販売をはじめ、現在は本拠地を小田原に置いています。


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