旅の窓

平凡ながら列車の旅が好きで、その様子を紹介しています。
『閑雲野鶴日記』は日々の自由気ままな生活の記録。

松江往復・新旧『特急やくも』&残念!京都」弾丸旅 4 特急やくも12号

2024-06-12 14:35:12 | 「松江往復・新旧『特急やくも』&残念!京都」弾丸旅
※『弾丸旅』とは、「宿泊地以外は駅舎から外に出ない旅」と私が勝手に定義している旅スタイルです。


 松江駅は、駅名標とベンチがやくもデザインです。


 「やくもブロンズ」が輝いています。


 グリーン車です。


 セミコンパートメントです。


 普通車です。


 詳しくはJR西日本の「JRおでかけネットサイト内メニュー」(https://www.jr-odekake.net/)「HOME→鉄道→列車→車両案内→特急列車→やくも→新型やくも」で検索して下さい。また、「特急やくも」についてはSNSに乗車記や動画が多数投稿されていますからそちらも参考にして下さい。
 米子駅で山陰本線と別れて伯備線に入るまでつかの間の景色です。
 中海(なかうみ)は、島根県松江市・安来市と鳥取県境港市・米子市にまたがる湖で、日本海に開いた湾の入り口が、砂州によって塞がれてできた潟湖です。東は境水道を通じて日本海(美保湾)と、西は大橋川を通じて宍道湖と繋がる、一級水系斐伊川の本流の一部です。。宍道湖と中海は日本では数少ない連結汽水湖となっています。


 岡山行きに乗った場合は、窓の構造上座席は奇数番が眺めがいいような気がします。




 対岸に王子製紙米子工場を見ながら、日野川を渡ります。
 出雲・伯耆両国境の鳥髪山(船通山)付近を源とし、出雲国を流れるのが「斐伊川」、伯耆国を流れるのが「日野川」と言われています。
 そのため、ヤマタノオロチが住む「ひの川」は島根県の斐伊川ではなく、この川だという説もあります。


 伯耆大山駅を通過しています。
 ここにはJR貨物の伯耆大山駅もあります。


 JR貨物愛知機関区所属の国鉄EF64形電気機関車です。
 山陰本線の貨物列車は既に廃止され、現在は伯備線経由で岡山貨物ターミナル駅を結ぶ4往復(1往復は臨時)のみです。


 ここ、伯耆大山駅で山陰本線と別れて伯備線に入ります。


 山陰本線と分かれて間もなく伯耆大山が姿を現しました。
 車掌さんの案内放送もありました。


 今日も写真を撮ることを気にしないで、車窓と新型の乗り心地を楽しみます。
 旅のお供は、駅弁+αに限ります。
 今日の昼食は、JR松江駅開業と同時に販売を続けている一文字家の駅弁「山陰名物かに寿し」です。




 沿線にはこのように写真を撮る方を多く見ます。6月15日から「やくも」の定期列車はすべて新型に置き換えられます。それまでは新旧4種類の「やくも」を撮ることが出来るのです。


 そろそろ鳥取県から岡山県に入ります


 新見駅は、津山駅・三次駅と並んで中国地方中央部の主要駅の一つで、特急・寝台特急を含めた全列車が停車するほか、姫新線と芸備線のの列車も乗り入れています。


 井倉駅は高梁川に侵食された井倉峡の底に駅があり、駅の東側に隣接して日鉄鉱業の石灰工場があり、通過して間もなく「井倉洞」の大きな看板が見えます。


 「井倉洞」は全長1,200m、高低差90mの鍾乳洞だそうです。


 川を渡るここは、「やくも」撮影ポイントの一つなのでしょうか、川の中からも撮影しています。


 井倉峡は紅葉がきれいだそうです。




 黄色い電車が数多く並ぶ岡山電車区。
 間もなく終着岡山駅です。


 車内改札は無かったのですが、車内巡回の時車掌さんにお願いしていただきました。
 新人さんのようで、ちょっと切符に傷を付けましたがご愛敬です。


 まだ新しいので、拡大しても輪郭がきれいです。


 松江駅から2時間36分。快適な旅でした。

 つづく


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