旅の窓

平凡ながら列車の旅が好きで、その様子を紹介しています。
『閑雲野鶴日記』は日々の自由気ままな生活の記録。

晴耕雨読日記 2019年(平成31年)2月28日木曜日 三陸鉄道36形甲種鉄道車両輸送

2019-02-28 09:48:05 | 晴耕雨読日記
 今年2019年(平成31年)3月23日に、JR山田線の宮古駅・釜石駅間復旧と同時に三陸鉄道へ移管され、翌24日に盛駅・久慈間を結ぶ三陸鉄道リアス線の開通がします。
 これに合わせて、現在の36形車両の最新形700番台8両が新造されました。その第1陣4両はすでに昨年11月に完成し搬入されていますが、残り4両が車両を製造した新潟トランシス(株)新潟事業所からレーラー新潟東港鉄道藤寄駅まで運搬後、JR黒山駅から「甲種鉄道車両輸送」で白新線・羽越本線・奥羽本線・青い森鉄道線・八戸線を経由して、本日久慈駅に搬入されます。






 「甲種鉄道車両輸送」耳慣れない言葉です。JR貨物などが、車両を荷物として機関車で牽引して運ぶことを言います。ですから、青い森鉄道線をJR貨物の機関車で三陸鉄道の車両を牽引するのを見ることもできるのです。扱い上は貨物列車である車両は、自らの動力は使うことはありませんが、ブレーキだけは荷物である車両のものも使います。
 因みに、「乙種鉄道車両輸送」という方法もあります。これは、車両を貨車に載せて輸送する場合ですが、現在はほとんどが甲種鉄道車両輸送で行なわれています。

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