旅の窓

平凡ながら列車の旅が好きで、その様子を紹介しています。
『閑雲野鶴日記』は日々の自由気ままな生活の記録。

駅弁コレクション190 「SLの里 汽車べんとう」(千頭駅)

2022-06-09 14:23:31 | 駅弁コレクション
【SLの里 汽車べんとう】(千頭駅)
                             2022.6.9投稿

2014(平成26年)8月17日 千頭駅で購入 価格1,350円
                        [製造元](株)東海軒

 茶畑の中を蒸気機関車にひかれた列車(SL列車)が進む、錦絵風の絵が描かれた掛紙(蓋)です。
 御飯は、大根菜としらすの入った菜飯です。
 おかずの左の仕切りには、山葵漬け、蒟蒻、玉子焼き、蒲鉾、レタスを敷いた桜えびの佃煮。
 右上の仕切りには、黒はんぺんのフライ、胡麻団子、海老フライ、焼売。
 右下の仕切りには、筍・牛蒡・シシトウ・椎茸・昆布巻き・里芋・がんもどき・飾り麩です。香の物は胡瓜と大根の桜漬けです。


 静岡の名産が詰まった豪華な幕の内系駅弁です。
 『旅の小窓~大井川鐵道』の旅で、夕食用に予約して千頭駅で購入しました。
 一旦終売になりましたが、リニューアルして販売されているようです。
 大井川鐵道のホームページに次のように紹介されています。
『SLの里 汽車べんとう』
 SLをイメージしたオリジナル汽車弁当がパワーアップして復刻!SL車輪をかたどった海苔をアクセントに、季節の煮物や天ぷら、鮪の照焼きなど手作りにこだわったおかずが充実。パッケージは楽しく旅を彩る汽車のイラストです。¥1,350(税込)


 製造元の東海軒は、JR静岡駅を拠点に駅弁『鯛めし』などを販売する130年以上の歴史を誇る老舗です。
 発売当初の調製元は大井川鐵道の子会社である南アルプス産業「大鉄フード」でしたが、鉄道会社の経営難で2014年(平成26年)年2月に弁当部門を東海軒へ譲渡しました。
 譲渡後一時『東海軒大鉄フード』の名称を使っていましたが、現在は『東海軒金谷工場』と表記しているようです。


コメントを投稿