旅の窓

平凡ながら列車の旅が好きで、その様子を紹介しています。
『閑雲野鶴日記』は日々の自由気ままな生活の記録。

秋田内陸線の旅 再び 18~下り普通 角館行 秋田内陸線ミステリー?

2020-01-12 13:20:44 | 秋田内陸縦貫鉄道秋田内陸線の旅
 『秋田内陸線の旅 再び』。新線最後の区間松葉駅に向かいます。
羽後中里      14:43着 14:44発
 前の駅の駅名標には次の駅は「うごなかさと」。羽後中里駅の駅名標にも勿論「うごなかさと」と表記されていますが、JRやJTBの時刻表、各種出版物、秋田内陸地域公共交通連携協議会のガイドマップ、秋田内陸線・奥羽北線沿線連絡協議会のパンフレット。そして何と、秋田内陸縦貫鉄道のホームページまでが「うごなかざと」と表記しているではありませんか。「なかさと」「なかざと」どっち?
 内陸線のミステリー其の一です。


 「カンデッコ上げの駅」
 「カンデッコ」とは、ホオの木で作った小型の鍬のことで、このカンデッコと、クルミの木で作った男根をしめ縄の両端に結んで一対にし、これを神木である桂(市指定天然記念物)に豊作や縁結び、家内安全など、その年への願いを込めて投げかけるそうで、小正月行事として毎年旧暦1月15日の夜に行われているそうですが、その由来は定かではないそうです。今年令和2年は2月8日に行われる予定です。 


 羽後中里駅を出て右に2~3分進んで国道に出ると、国道沿いの布谷商店隣に大きな桂の木があるそうです。


 第十桧木内川橋梁を渡ります。まだ今橋梁とトンネルの繰り返しが続きます


 小滝トンネル675m。


 第九桧木内川橋梁。


 秋田内陸線には、このような特徴的な立体交差が数カ所あります。


 小波内川を渡り、206mの吉田トンネルへ。


 桧木内川を渡ると松葉駅が見えてきます。


 国鉄時代は角館線の終着駅。
 島式1面1線のホームは開業当時から変わりません。写真では分かりませんが、ホームの反対側は切りかけになっていて、角館方面からの現在は接続されていない引き込み線が残っています。 


松葉        14:47着 14:48発
 秋田内陸線の駅名標は微妙に作りが違っていましたが、ここに来て緑系の駅名標が登場しました。内陸線のミステリー其の二です。




 「田沢湖に一番近い駅」。


 無人駅ですから、田沢湖方面へは2時間前までに乗り合いタクシーを予約しておかなければなりません。
 
 明日は旧角館線区間に入ります。


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