旅の窓

平凡ながら列車の旅が好きで、その様子を紹介しています。
『閑雲野鶴日記』は日々の自由気ままな生活の記録。

鉄道おまけ~YEBISU MEISTER×エル特急 ヘッドマーク チャーム「南風」

2019-11-23 10:51:44 | 鉄道おまけ
 2017年(平成29年)4月26日から全国のコンビニでサッポロビールが行った、エル特急ヘッドマークチャームがおまけに付くキャンペーンは、「ヱビスビール」についた全12種の他に、「ヱビス マイスター」には全6種類ついていました。

 特急「南風」は、1972年(昭和47年)3月15日の山陽新幹線の新大阪駅・岡山駅間開業に伴うダイヤ改正により、高松駅・中村駅間を当時の予讃本線・土讃本線・中村線経由で運行を開始した四国初の特急列車です。
 1988年(昭和63年)4月10日の瀬戸大橋開通に伴い、宇野線・本四備讃線を経由し岡山駅発着の3往復体制になり、「エル特急」に指定されました。
 1997年(平成9年)10月1日の土佐くろしお鉄道宿毛線開業により、中村駅発着の一部列車を宿毛駅発着に延長したこともありました。
 2011年(平成23年)3月12日のダイヤ改正で、JR四国は「エル特急」の種別を廃止しましたが、特急「南風」は現在も岡山駅と高知駅・中村駅間を14往復運行しています。
 愛称の「南風」は、1950年(昭和25年)10月1日高松桟橋駅・須崎駅間の準急列車に、公募により名付けたのが最初だそうです。その後、別府駅と宮崎駅・西鹿児島駅(現在の鹿児島中央駅)・鹿屋駅間の急行列車に使用されていたものを、四国の特急列車の愛称にしました。 
 ヘッドマークは、足摺岬に吹く風と岬を代表する花、ビロウアコウという椿をがデザインされています。
 なお、「南風」ほど多種類のヘッドマークデザインが存在する列車はないと言われています。



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