旅の窓

平凡ながら列車の旅が好きで、その様子を紹介しています。
『閑雲野鶴日記』は日々の自由気ままな生活の記録。

鉄道おまけ~YEBISU MEISTER×エル特急 ヘッドマーク チャーム「やくも」

2019-11-22 09:28:02 | 鉄道おまけ
 2017年(平成29年)4月26日から全国のコンビニでサッポロビールが行った、エル特急ヘッドマークチャームがおまけに付くキャンペーンは、「ヱビスビール」についた全12種の他に、「ヱビス マイスター」には全6種類ついていました。
 特急「やくも」は1972年(昭和47年)3月の山陽新幹線岡山開業に伴い、岡山駅と出雲市駅・益田駅間を山陽本線・伯備線・山陰本線経由で4往復運転を開始しました。


 1975年(昭和50年)3月10日のダイヤ改正で、全列車が気動車で運転される列車としては初となる「エル特急」に指定されました。
 1982年(昭和57年)7月1日のダイヤ改正では、伯備線全線と山陰本線伯耆大山駅・知井宮駅間の電化により、キハ181系から振り子式車両の381系電車に置き換えられたため、非電化区間の益田駅発着の列車が廃止となりました。
 その後、1998年(平成10年)3月14日のダイヤ改正では、速達性の「スーパーやくも」7往復と「やくも」8往復の計15往復になりましたが、2006年(平成18年)3月18日のダイヤ改正では、再び「やくも」統一されました。
 2010年(平成22年)3月のダイヤ改正で「エル特急」の指定が解除されましたが、現在も、岡山駅・出雲市駅で15往復運転されています。
 日本神話においてスサノオが詠んだ日本初の和歌とされる「八雲立つ 出雲八重垣 妻ごみに 八重垣作る その八重垣を」。 
 愛称由来は、島根県東部の旧国名である出雲にかかる枕詞の「八雲立つ」にちなんだものです。
 ヘッドマークには、「雲」がデザインされています。幾つの雲に見えますか?特急「やくも」なので8つの雲のようですね。
  ヘッドマークデザインが出雲大社の天井絵に由来していると言う方もいますが、真偽の程は定かではありません。なお、出雲大社本殿の天井にある「八雲之図」は、「八雲」とされながら7つの雲が描かれています。


 「エル特急」の指定が解除された後の2016年(平成28年)12月10日。Lマークを付けて運転していた「やくも」とすれ違いました。



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