クハ201-156の鉄blog

鉄道全線乗りつぶし記録と撮影記のブログ
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2013-1-12~14 津軽海峡・冬景色の旅

2013年01月17日 | 乗り鉄日記
 石川さゆりのヒット曲「津軽海峡・冬景色」は、恋に敗れ東京から北海道に帰郷する女の哀愁を歌った名曲でカラオケでも有名です。歌詞の中には上野発の夜行列車、青森駅、連絡船と鉄道に関するワードも含まれていて、鉄道旅情の雰囲気も感じれられる曲でもあります。
 という訳で、「津軽海峡・冬景色」の歌詞を辿る旅を企画して行ってみました。…が、

●1月12日

■上野駅へ
【1958T】立川1938→神田2026
【2050B】神田2029→上野2034
 
旅の始発駅、上野へ向かいます。

■上野発の夜行列車
【あけぼの】上野2115→青森955+256
 
「♪上野初の夜行列車」…歌がヒットした当時は常磐経由、東北経由など様々な青森行き夜行列車がありましたが、平成25年現在はこの「あけぼの号」のみ。3連休の土曜日ともあって8割以上の乗車率で上野を定時に出発しました。

しかしこのあけぼの号は、12日から13日にかけての低気圧による大雪の影響で羽越本線、奥羽本線のポイント凍結による運転見合わせが発生していました。遅れの概要を整理して見ますと、
・高崎発車(2248)までは定時、発車後新前橋まで徐行
・新前橋に約15分遅れで到着、先行の貨物列車が車両点検のため抑止となり約30分遅れで発車
・長岡には約42分遅れで到着。あと1分で定時発車という時間。
 運転停車時間が短縮され機関車交換次第、約13分遅れで発車。
・翌朝、羽後本荘に約20分遅れで到着。秋田駅のポイント凍結により除雪作業中とのことで抑止。
 ちょっとした撮影会に。約2時間28分遅れで発車。
・秋田駅には約2時間53分遅れで到着。鯉川駅のポイント凍結の影響でしばらく抑止し3時間29分遅れで発車。
 定時(955)なら既に青森に到着している頃。
・秋田駅発車後、お茶とおにぎりが配給されました。
・奥羽本線走行中も何度かポイント凍結の影響での抑止や列車交換による待ち合わせので停車がありました。
 長かったのは下川沿駅ポイント凍結の影響で、早口~下川沿間で約20分の抑止。
・そして終着の青森に到着したのは4時間16分遅れの14時11分。
・特急料金の払戻しとなり、青森では臨時の払戻し所が設けられました。

という訳で14時25分出港の津軽海峡フェリーで函館に渡る予定でしたが、フェリー乗船は断念。八甲田丸を見学し連絡船の雰囲気のみ楽しみました。

●1月13日

■フェリーの代替路で
【スーパー白鳥25号】青森1551→函館1754

「♪青森駅は雪の中」函館へはトンネル経由で向かいます。乗客はまばら。

●1月14日

■最短ルートで帰京
帰りは新幹線で帰京。関東も発達した低気圧の影響でかなりの積雪があり、函館から東京まで雪の車窓が続きました。

【スーパー白鳥26号】函館1017→新青森1219+2
【はやて26号】新青森1228→大宮1542
【とき328号】大宮1555+5→東京1620+17
【1617T】東京1633+11→立川1728+45
   

 というわけで青森駅に到着したところまでで、歌詞を辿る旅が終わってしまいました。今冬中には再度青森駅から再チャレンジしたいと思います。

 上野発の夜行列車あけぼの号
 列車を降りると青森駅は雪の中
かつて誰もが無口で北へ帰る人の群れがあった連絡船方面
海峡からの海鳴りが…
 さあ、私も
連絡船に乗って… つづく


2013-1-5~6 冬・高山本線の旅

2013年01月06日 | 乗り鉄日記
 青春18きっぷの残りを使って高山本線をメインに旅して来ました。

●1月5日

【560T】立川532→西国分寺538
【539E】西国分寺548→武蔵浦和614
【645K】武蔵浦和623→大宮637
  

■長野、直江津経由で富山へ

【あさま501号】大宮650→長野805
【妙高1号】長野812→直江津941
【546M】直江津1041+8→富山1234+7
  

■信越本線
  

■北陸本線
  

■高山本線
【858D】富山1354→猪谷1455+3

第1走者はJR西日本のキハ120単行。ほぼ満員の状態で富山を発車しましたが、途中駅で降車して行き猪谷到着時は18きっぷと思われる方が大半でした。

 

■猪谷駅
  
猪谷駅は高山本線の会社境界駅でJR西日本の管轄駅です。858Dは1830Dと同一ホームに縦列で停車するため、猪谷駅手前の赤信号で一度停車しATS解除、徐行にて入線していました。それにしても冬の高山本線は雪深いです。

【1830D】猪谷1508→美濃太田1844+13


   
高山本線の第2走者はキハ48の2両。キハ120とは収容力が違うため車内はガラガラ。雪景色の中を高山を経由して美濃太田まで乗車します。退避による遅れの影響で美濃太田には13分遅れで到着。

【3748D】美濃太田1855+10→岐阜1930+7

最終走者はキハ11の2両。平地まで来ると雪はすっかり無くなり、闇夜の中を終着の岐阜に向けて走り抜けます。

■岐阜に到着
 
7分遅れですが、無事岐阜に到着。疲れが最高潮に達したのでホテルでゆっくり休みました。

●1月6日

■中央線経由で立川へ
【5108F】岐阜938→名古屋959
【セントラルライナー3号】名古屋1015→中津川1119
【1831M】中津川1201→塩尻1348+4
  
帰りは名古屋、塩尻経由。名古屋よりセントラルライナーに初乗車しました。3月のダイヤ改正で廃止されてしまうそうです。着席と速達性が確保される列車ですが、車内がガラガラな状況にも関わらず相席発券されてしまったことには疑問が残りました。また昼間に有料のライナー列車が走るのは珍しいのですが、名古屋~中津川間の速達性を重視してのことだと思います。
1831Mは2両で、ハイカーの方々などで立客が出るほどの混雑振り。3両編成で運行しても良いのではないかという状況でした。

【あずさ20号】塩尻1356+4→立川1611

中央西線が若干遅れていたため、4分遅れ発車。無事立川に到着。

2013-1-1 外房初日の出号で南千倉へ

2013年01月02日 | 乗り鉄日記
 毎年元旦に運転されている各種初日の出列車。今まで元旦の早朝は出ずっぱりでしたがたまには初日の出を見に行こ!ということで立川から千倉まで直通で行けしかも往路もある「外房初日の出号」に乗車して南千倉海水浴場での初日の出鑑賞の旅に行ってきました。

■千倉へ
 車両はあずさ・かいじのE257系M-107編成。千葉より先の区間へ乗り入れるのは珍しいことです。深夜は中央、総武とも快速線に他の列車が走っていないので詰まることも無く軽快な走り。車内は一部の車両がツアー客で混雑していた以外は各車両とも閑散とした感じ。

【外房初日の出1号】立川225→千倉526
 

■千倉に到着
 千倉駅では列車到着と同時に改札前で観光協会による、枇杷葉茶や祝い酒が振舞われました。また南房総産の花苗のプレゼントもありました。E257系はこのあと6:06に立山へ向けて回送されます。
   

■南千倉海水浴場へ
 千倉は初めてなので、初日の出をどこで見るか決めていなかったのでまずは15分ほど歩いて瀬戸浜海岸へ。東の空は薄っすらと明るくなって来ましたが水平線辺りの雲の多さが気になります。
 瀬戸浜海岸には何人か初日の出を待つ人がいましたが、日の出までは時間もあるので海岸線沿いを歩き南千倉海水浴場へ向かいました。


■そして初日の出
 さらに20分程歩いて南千倉海水浴場に到着。やはり雲が多く水平線からのくっきりした初日の出は拝めませんでしたが、雲の切れ目から顔を出した初日の出を拝むことが出来ました。写真を撮りつつ今年一年の健康と幸せを願います。
(写真は6:49→6:51→6:54)
  

■南千倉海水浴場
 海水浴場では龍光山高徳院による大護摩焚きが実施され、今年一年の祈願が行われました。また地魚海鮮汁が振舞われていました。寒かったので焚き上げ残でしばらく暖を取りながら海岸を眺めていました。
 この時期でも初日の出サーフィンを楽しんでいる方がいました。
 

■千倉駅へ
 30分かけて千倉駅へ戻ります。駅に併設している観光案内所の足湯を楽しみながら電車の時間まで待ちます。
9:30に館山から回送されてきた外房初日の出2号。時間まで運転士さんのご好意による乗客への写真撮影が行われ、E257の前面表示が「あずさ」になっていました。


■立川へ
 再び来た道を外房線、総武線を経由して立川へ戻ります。あずさ・かいじのE257で外房線に乗車できるのも貴重な体験です。帰り息と一緒でツアー客号車以外は閑散としていました。
【外房初日の出2号】千倉945→立川1305
 

■立川到着
 このあと高尾まで客扱い。2分の停車時間の後、松本に向けて回送されます。