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◆ newsつくば ・6月◆

2019-06-24 | 常陽新聞連載

《ご飯は世界を救う》12 「グルービー・研究学園店」で打ち上げ

【コラム・川浪せつ子】5月中旬、「LaLaガーデンつくば」にて「水彩イラスト&チョークアート・二人展」を開催しました。たくさんの方々に来訪いただき、不思議な出会いなど、いろいろな体験をさせていただきました。

そして今回、私と一緒に展示会をして下さったSさん、本当にありがとう!という感じで、2人で打ち上げを「グルービー・研究学園店」さんでやりました。「グルービー」は2004年、つくば市の東大通り沿い大角豆(ささげ)交差点近くに開店した人気のお店です。

今回行った研究学園店は2017年オープンということで、2人とも初体験のお店でした。期待を裏切らない外観とインテリアとお料理。平日にかかわらず、大きな店内にたくさんの人。新しい空間って気持ちのいいものですね。

「二人展」 たくさんの出会いがありました

「二人展」にまつわるお話を少し。

実は、私はSさんのことをほとんど知りませんでした。私の出た美大の5年ほど後輩というだけ。ただ彼女の描いている「チョークアート」を拝見して、私の思いとリンクすると思ったのです。(いつも直感で行動の私と)快く一緒にすることを受け入れてくれ、「チョークアートの普及のためだから」と、無料で70人もの方々の「ウェルカムボード作成体験」をしてくれました。それも淡々と。本当に感謝でした。

展示会の数日前、知り合いの「陶芸展」に行きました。そこでお願いして「二人展」の案内ハガキを受け付けに置いていただきました。そしたら、その陶芸展に出展していた女性が来てくださりました。お話ししていると、Z美大を出たとのこと。そして「美大を出たからって、みんな絵が描けると思っているけど、違うんですよね~」。同感。また、なんと私の実家のすぐそばに彼女の実家があることも分かり、お互いビックリ。

大雨が降った日は、あまり人が来ませんでした。夕方近く、私の知り合いAさんが来て、Sさんの知り合いのBさんが来て。偶然に、お2人ともつくば市内で子供に関するお仕事をなさっています。Aさん、Bさん、それぞれの活動をご存じなかったので、その場でお知り合いになることが出来ました。本当に偶然というか、奇跡というかの出来事でした。

用事で留守だったときで、とても残念だったのですが、つくば市内で私が尊敬する方(絵画関係)が3人も来てくださいました。その中のお1人は、上野で開催する全国組織で明治時代から続いている「日本水彩」(第107回)のチケットを持って来てくださったのです。まだまだ発展途上の私、これからも精進したいと思った次第です。

たくさんの方からエールをいただいたのですが、最後に。つくばエクスプレスのつくば駅「つくば良い品」というお店に、つくば市周辺の絵をハガキにしたものを販売させてもらっています。そこのお店の売り子さん、「LaLaガーデンつくば」のヨーグルト屋さんでもお仕事をやってらっしゃったのです。そして、ヨーグルトの飲み物を差し入れしてくれました。「二人展」では、そんなたくさんの不思議な出会いがありました。

皆さんに支えていただいて、心から感謝です。そして、これからも暖かな、人々を楽しく癒すことのできる絵を描いていきたいなぁ、と思っています。

(2019年6月20日掲載)

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