落ちこぼれ社会人学生の戯言

当初はMOT取得が目的でしたが、現在は諸事情により中断しています。
本文は趣味の口調です。 ご理解下されば幸いです。

成績通知表が届いた!

2006-09-11 22:52:44 | 大学
今日の帰宅時にポストを覗いたら、大学から封書が届いていた。
学費を納入してからまだ幾らも経ってないし、これは・・多分・・・・通知表!

家に入って慌しく着替えを済ませ、「落ち着けっ!」と活を入れて震える手で開封した・・・・

へ?

物理でAに○がしてあるのは何じゃい??

下の方を見ると・・・・・・嘘だろっ! 単位認定試験の成績評価が100~90点だったってぇ!!

か・感動っ!!

技術者倫理も受かってるよ・・あれって絶対に落ちたと思ってたのに・・・・

その他の単位も無事取得出来たよぉ~ 落とした科目無し!! 
すっげ~嬉しい・・・・・・・・


こんなこと書くとノーミソ疑われると思うけど、涙が出そうになった。
高校一年の時の事を思い出したんで・・・・

前に書いたが、自分って小/中学校時代は超劣等生で、学期末に通知表貰っての帰り道、いつも落ち込んでた。
何って、親に通知表見せるのが怖くて・・

今だから書けるけど、小学校高学年の時に死のうとしたこともあるよ。
(思ったんじゃなく、本当に実行した。 死ななかったけど・・)
成績はものすごく悪かった。
だけど、どうすればいいのか判らなくて、先生に聞いても相手にされなくて、親に聞いても怒られるだけで・・・・
悲しかった。すごく・・

そんな自分もどうにか高校に進学することが出来たが、そこには中学時代までの顔見知りは一人もいなかった。
自分は落ちこぼれだけど、それでいいって心の底から思ってた訳じゃない。
皆と同じように、通知表を見せても怒られることなく、普通にして欲しかった。
思い出したが、小学校高学年の時、理科で100点を取ったことがあった。
劣等生の自分には珍しいことで、喜び勇んで帰宅し、母親に見せたら・・・・
「そんなの(いい点取るのが)当たり前じゃない!」
・・・・母親を憎んだ。マジで!

高校に入学した時に思ったのが、「あんな目に遭うのはもう御免だ!」ってこと。
幸いな事に、周囲に顔見知りはいないし、自分が劣等生だったってことは皆知らない。
それから図書室通いを始めた。
相変わらずどうやって勉強するのか判らなかったけど、何かをしないではいられなくて・・・・
「先生に聞けばいいじゃん!」って思われるかもしれない。
だけど、それまで先生が親身になって相談に乗ってくれた事が無かったんで、「先生に聞く」って習慣がそもそも身に付いてなかったんだよ・・
(中学の時、無視とか苛めに近いことをやられたけど、先生は見て見ぬ振り・・どころか、勇気を出して相談しようとしたら逃げ回ってた! 職員室で居留守を使ってたの、自分には判ってたよ)

一学期の中間テスト、自分でも信じられない事に、そこそこの点数が取れた!
家に帰って、一人で泣いた。
だって、プリントを返してもらい、皆で見せ合うと「やるじゃん!」って風に自分を見てくれたから・・・・

図書室通いにも熱が入るようになった。
全科目の中で数学が一番苦手だったけど、図書室にあった中学/小学校レベルの参考書を見たりして、遡って勉強するようになってから気付いたことがある。
「ひょっとして、数学って積み重ねが大事なのか?」
小学校に入学したての頃、最初に何をやったっけ?
確か、最初に数字を覚えたよな? それから加減乗除だったろ?
加減乗除も、いきなり割り算やったりしなかった。
最初は加算で、その次は減算、そいでもって乗算で最後に除算。
加算を知らなきゃ乗算は出来ない。 加減乗算が判らなきゃ除算も計算出来ない。
習うのにも順番があった。
今まで習ったことを使って、次を覚える! それが算数/数学の勉強の仕方か!!

そうか・・自分が数学苦手だったのは、どこかで躓いた箇所があって、そこを判らないまま放っておいたのが原因だったのか!
例えるなら、加算を理解しないまま乗算に進んだようなものか・・

これに気が付いたのは、高校一年の終わりぐらい。
それからは積極的に小/中学校の教科書等を見るようになった。
自慢じゃないが、それからは数学で赤点を取ることは無くなった。

もう一つ、これは偶然なのだが、教室内の自分の席が教卓のすぐ横で、授業開始時に先生が自分のノートを見て授業の進み具合を判断する・・って環境に恵まれた。
こうなりゃ、一層勉強をやらずにはおれなくて、先生も自分を認めてくれるようになったよ。
(積極的に個人指導を受けられるようになったし)

今思えば、中学までの自分って、負の循環に陥っていたように思う。
もがけばもがくほど、悪い方向へ引き込まれるような感じだった。
それが高校からは環境も変わり、負が正の循環に移ったんじゃないかと感じている。

前に「高校時代に悪い思い出は無い!」って書いたけど、こんな理由によるものだ。
おかげさまで親から怒られる事も無くなり、友達も出来て、3年間本当に楽しかった!
心からそう思う。

あ、それから親とも上手く行っていなかったけど、それから大分経って和解した。
オヤジが自分に頭を下げた。
「教え方(育て方)を知らなかった。悪かった・・」って・・・・
自分も思った。
親だって人間。 全知全能じゃないから、そんなこともあるだろう。
自分も生意気だったしねぇ・・・・
親も不愉快だったろう。 本当に悪かった。 ゴメン・・


大学で使う数学については、高校までのそれとは違うって聞いている。
だけど、高校時代の数学力をきっちり身に付けておく必要性を痛感してるので(大分とブランクがあるし)、二学期からの講義で「初歩微積分」を選択した。
初歩とは言っても、Webで講義の情報を漁ると「厳しい」って意見が殆ど!

だけど、やるっきゃないっしょ!

今度は自分で「学ぶ」道を選択したんだから、「逃げる」って選択肢は無いよ。
「逃げる」ぐらいなら、最初からやらなきゃ良いだけの話だから。
(その方がお金もかからないし)


あ~ 今日はいい夢を見られそうだ。

松茸

2006-09-11 00:29:13 | 日常
今日は残暑厳しい一日で、Tシャツ一枚で歩いてても肌を焦がすかのような強い日差しには辟易・・
風も無かったし、用事を済ませると速攻で帰宅し、エアコンのお世話に・・
だけど、通勤時に駅のホームの下から、秋の虫の密やかな声が聞こえるようになったから、もう少し我慢すれば過ごし易くなるんだろう。

さっきWeb上のニュースを眺めてたら、松茸の人工栽培が実用段階に入った・・なんてのが目に付いた。

「食欲の秋」と言うけれど、松茸って超高級食材なんで、自分は殆ど口にしたことがないや・・
程度の良いものだと一本で万札が飛んでしまうぐらいの値が付いてるし、仮に買ったとしても「姿焼き」なんて絶対にしない!(出来ない・・)
多分、量を確保しようとして原形を留めないほど切り刻んでしまい、1/3は松茸御飯に,1/3はお吸い物・・で、後は茶碗蒸し等、ビンボ臭いことをやらかすに違いない。
(情けない・・・・)

前に大阪で勤めてた頃の話だが、梅田駅の地下通路でよく「1パック1000円!」で売ってたっけ。
国産の筈がないと思い、売り子に尋ねてみると「国産な訳ないやろ!」・・なんて素っ気無い返事が返ってきた。
そりゃそうか・・・・あの値段で国産だったら、瞬殺で消えてただろうし・・・・

でも、ちょっとWikipediaで調べてみると、外国産の風味が落ちるのは単に輸送に時間がかかるからそうなるだけで、収穫直後なら国産も外国産も違いは無いんだそうだ。

ほぉ~

だったら収穫してから迅速に輸送出来る手段を確立しとけば、少しは安く香り高い松茸を味わえるかもしれないのか・・
・・無理かな? 最近は中国あたりからの農作物の規制が厳しくなってるそうだし、通関させるのもそれなりに時間がかかるし・・・・

松茸が広く人工栽培可能になれば、現在のようにレジに持ってくのに躊躇するほどの価格も下がるだろう。
(栽培物と天然物の違いで価格差は付くだろうけど)


人工栽培の結果が出るまでに数年はかかるんだそうだ。
季節柄、職場での昼食に買ってる弁当にも「松茸弁当」があるけれど、あれは椎茸に松茸の香りをつけたもの。
(永谷園のお吸い物もそうだったと思う)
本物の松茸を使った弁当が安価に食べられるようになればいいなぁ・・
「研究段階」から「実用段階」に入ったってニュースでは言ってたけど、本当であって欲しい・・・・

それはそうと、人間の横幅にも気を付けねば・・・・
これからの数ヶ月、体重計のお世話になりそうだ。