にゃんちくる!

だいたいまんまと猫

二宮君

2007年02月28日 | 日常
久し振りに映画を観にゆきました。
観たのは

「硫黄島からの手紙」

個人的に戦争映画は苦手なのだけど
最近、妙に好きになってしまった二宮君が
とてぃも良い演技をしているというので
どうしても観たくなったという訳です。

いやぁ、二宮君、やっぱ良いワー。
映画は、そりゃもう、ケン・ワタナベが圧倒的なんだけど
おちびちゃんの癖に負けず劣らずの存在感で素晴らしい。

二宮君の演技は観てる方の肩に力を入れさせない
とっても心地の良い演技だと思うのだ。
近年稀に見る上手い役者じゃないかなぁ。

ていうか、可愛いのだ!
たまらなく可愛い!

先日、私の友人が、やはり二宮君に注目していて上手い事を言ったのだ。

「二宮君は眼がいいよ。雑種犬のような眼をしているよ。」

それだ!
まさにその雑種犬のような哀愁を帯びた、愛くるしい瞳。
いいねぇ。

そんな二宮君が音楽番組で「嵐」として歌い踊っている姿を見ると
すっげー違和感なんですけど。
そーかー、、、「嵐」だったんだよね、、、。

どうでもいい事ですが
「嵐」の松本潤て人は八代亜紀と似てると思うんだけど、
どうでもいいので別に意見は求めません。

話題を元に戻しますが
「硫黄島からの手紙」の感想は
やるせない気持ちで一杯になってラストは涙が止まらなくなりました。
こんなことが実際にあったことだったと思うと
やっぱり戦争映画はツライです。

館内はすいていたけど、
私以外のお客さんは殆どおじいさんでした。
あの年代の人達は戦争映画をどういう気持ちで観ているのかなぁ。

糞職人

2007年02月23日 | ぐるぐるグルメ
こないだマーマーレードを作りました。
みかんを煮込んでいる間、
ちよがお膝にあがってきてグッスリとオネンネしちゃったので
起こすのが可哀想で、お鍋の様子を見に行かなかったら
すっかり煮詰まってしまって
ボッテリとしたマーマーレードになってしまいました。
それでも瓶2つほどの量ができました。
マーマレードはパンに塗るだけでなく
スペアリブやチキンを焼いてソースにしたりも使えるから
失敗作でも保存しておくことにしました。

だけど他に使い道はないものか?
2瓶もあるし・・・。

考えて思いついたのはスイーツです。
オレンジピールにチョコをまぶした「オランジェット」をイメージしました。

こういうやつ↓


私が作ったのはマーマレードなので、
オレンジピールほど硬さがないので、
ここまで綺麗にはできるとは思いませんでしたが
イメージとして、こういうオシャレなのを想像して製作にかかりました。

まずはマーマレードを少し硬くするために、バットに広げて冷凍庫で固めました。
だけどマーマレードは、冷凍庫に入れてもそんなに強度は増しませんでした。
柔らかいマーマレードをチョコにくぐらすのは案外難しいものです。
グチャグチャとフォークで丸めたりして
溶かしたチョコレートをまぶしたのですが、
丁寧にやるよう心がけていたのですが、
どういう訳か・・・
やればやるほどグチャグチャになっていくマーマレードとチョコレート。


みなさん。
思い出されましたか?
私がお菓子を作るとどうなるか、ということを。

どうしても思い出せない方に説明しますと
基本的に手先が不器用な私がお菓子を作ると

モンブラン→ねり糞
スイートポテト→一本糞
シナモンロール→ねじり糞

とまぁ、このように、
見た目がとってもウンコなお菓子が出来上がってしまいます。
本人、2度とウンコにしてたまるか!と
お菓子を作るたびに丁寧を心がけ、必死で作るのです。
決してウケを狙ってウンコにしているわけではありません。

オシャレに出来上がったら、オシャレにブログにUPして
手作りスイーツのオシャレブログとしてランキング1位になったりして!
などと想像してほくそ笑みながらこしらえているのですよ。
まぁ、ランキング1位なんてのは無理でも、
皆に「上手に出来たね!美味しそうだね!」と褒められたいじゃないのよ。ネェ。

でもね、
やっぱりウンコなんだよね。
褒められるなんてのは無理だよね。
うん。
そんなことは、わかってた。


今回は、ビチ糞になりました。↓



ガッカリだよ。


火の用心

2007年02月23日 | 日常
博の実家が焼けちゃったよ!

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寅さんに登場の民家全焼
 19日午後3時25分ごろ、映画「男はつらいよ」シリーズで寅さんの義弟の実家として2度登場した岡山県高梁市石火矢町、郵便局長岡村禎一郎さん(60)方から火が出ているのを近所の女性が見つけ、119番した。

 高梁署の調べでは、木造瓦ぶき2階建て母屋約160平方メートルが全焼、離れも一部が焦げた。けが人はなかった。

 高梁市観光協会によると、岡村さん方は武家屋敷が残る「石火矢ふるさと村」の一角にある。主に門と庭が「男はつらいよ」に登場した。特に門は観光マップで案内されているが、今回の火事では無事だった。


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岡山は「男はつらいよ」のロケ地がたくさんあるんだよ。
せっかく岡山に住んでいるので
春になったら、高梁に行ってロケ地を巡ろうと思ってた矢先だよ。
門は無事だったみたいだけど、なんだか悲しいなぁ。


タクちゃんとの思い出。

2007年02月22日 | 思ったこと
数年前、広島県に住んでいた時、
近所の3歳の男の子(タクちゃん)がとても懐いてきて
1年間程、ほぼ毎日朝から夕方まで一緒に過ごしていた時期があった。

私には子供がいないので、それは子育て体験そのものであった。
しかしヨソの子なので、なるべく悪影響は与えないように心がけたつもりだけど
神経質だった子供が、いつの間にか野生児のようになってしまったのは
絶対私の影響だったと思う。(タクちゃんのお母さんすみませんでした。)

そんな野生児タクちゃんは当時ウルトラマンが大好きだった。
タクちゃんがウルトラマンに自ら変身した時は、
否応無しに私は怪獣役で、
ウルトラマンなって怪獣をやっつけることに
陶酔しきったタクちゃんにメッタメタに殴る蹴るされる。
3歳児でも本気出したら怖いもんだよ。
あいつ、ウルトラマンに変身したら目がすわってたものなぁ。

そういう訳で、なるべくウルトラマンごっこは避けたいのである。
腹とかボコられるのはゴメンなのである。
だけどタクちゃんはウルトラマンが大好き。
「ごっこ」をせずにウルトラマンで遊べる方法はないものか?と考え
一緒にウルトラマンを見ようではないか!とテレビの前にお誘いした。
タクちゃんはキラキラと瞳を輝かせ
私のお膝にいい子にチャンコ(お座り)して
テレビに映るウルトラの物語に熱中した。
なんて可愛い。
頭ナデナデ♡

しかし、見ていたウルトラの物語はどうしたもんか最終回だった。
ウルトラマンは凶暴な怪獣を抱え、宇宙の彼方へ飛んで行って消えてしまった。
そう、ウルトラマンは地球を守るため
自分を犠牲にして怪獣もろとも宇宙の欠片になってしまったのだった。

それを見たタクちゃん。
「ウルトラマン、どうなったん!?」
「ウルトラマン、おらんなったじゃん!」

そう言って、タクちゃん大泣きしてしまったのだ。
そこまでウルトラマンを愛していたなんて・・・。

はからずとも、泣かしてしまった。
なんで最終回なんだよ、ウルトラマン。

いかん。
このままタクちゃんを帰すわけにはいかない。
こんな所を隣の噂好きのおばさんに見られでもしたら大変だ。

『つるさんちから、タクちゃんが泣きながら帰ってきた。』
狭い田舎町ではあっと言う間に広がる噂。

いかんいかん!
なんとか機嫌を直してもらわないと!

仕方なく私はこう言いました。
「タクちゃんがウルトラマンに変身してさっきの怪獣をやっつけたらいいよ・・・。」
さっきの怪獣はもちろん私。
結局、ボッコボコにされる私。

その後、幾度となくボコられた私を救ったのはプラレールだった。
タクちゃんがプラレールにはまり、ウルトラマンごっこは消え去ったのだ。
プラレールに救われた私。
ウルトラマンよりプラッチックのレールがヒーローに見えた。

しかしある日、タクちゃんはプラレールの販促ビデオを入手したのだ。
うちにそのビデオを持ち込んできて、
15分程のプラッチックの電車が走る映像を
延々と、1日何十回も巻き戻しては見せられた。
頼む・・・飽きてくれ・・・。


人間はいつの間にかほどほどを身に付けるけど、
一体いつぐらいに覚えるんだろう。

キングとんすけ

2007年02月04日 | にゃんち

母さんが折り紙の器を作っていた。

こういう風にお菓子を入れたり。


これは折り方を覚えておくと便利なので教えてもらい、
折り方を完全マスターするために、
包装紙を使って、大小様々折っていたのだけど
その間、とんすけは私の正面に居て、
じっと折り紙をする私の様子を見学していた。(猫って何でも様子見に来るよね)





ふと、私は思いついて
折っていた器をとんすけに被せてみた。

嫌がらない。

帽子を被せられても嫌がらないとんすけを見てしばらく母と笑っていたのだけど
母が「小さいのを乗せたら王冠みたいになる。」と提案してきたので


早速乗せた。(落ちないようにテープで固定)

嫌がらないどころか、なんだか得意気。


その得意気な様子を見て、また母と笑いながら
王冠の中にチョコレートを入れてみたり。

チョコレートを入れられても平気な王様。


だけど王様は王冠の中にチョコを入れらるようなイタヅラはされないものだ。
母が「キンキラの飾りをつけたら王冠らしくなる。」と提案してきたので


早速王冠にキンキラの飾りをつけてみた。

貧乏臭さは否めないが、王冠らしくなった。


キンキラ飾りがついてぐっと王様らしくなったとんすけ。



ぐっと王様らしくなったのに、
やっぱり王冠におもちゃを入れられたりしてイタヅラされている。

でも王様だからそんなことでは動じないのだ。


そしてそのままグッスリ寝てしまう王様。



その後とんすけは、頭に王冠をくっつけたまま
ご飯を食べたり、散歩にでかけたり、メス猫を追いかけたり
王様としての生活をエンジョイしていた。
私が帰った後も、王冠をつけたまま就寝した、と母からメールがきた。

もっと立派な王様になるように、
金色の折り紙で本格的な王冠を作ろう、と私は考えている。