母の家では、毎度のごとく猫達と戯れる。
改めて紹介すると、母の家には
梅(♀16歳)、テンテン(♂7歳)、ぷっちゃん(♀7歳)、
ヤンヤン(♀7歳)、スー(♀7歳)、サリー(♂推定4歳)
と、これだけの猫がいる。
でも随分減った。
トラと青が亡くなり、グレは行方知れず(病気だったので多分死亡)
ア太郎は近所の叔母の家で暮らすようになってしまって寂しくなった。
そして、若い雄猫サリーがやってきてからというもの、
その乱暴振りに、雌猫達は家に寄り着かなくなってしまって
いつも家にいるのはテンテンとサリー、
そしてサリーの暴力から守るために6畳間で隔離生活をしている梅ちゃんだけだ。
梅ちゃんに挨拶を済ませると、いつものお相手はサリー。
お土産にまたたびの実を持って行ったのだが
それのオマケでついてたねずみ人形の方が気に入った様子。
サリーはまだヤンチャな年頃なのでおもちゃが好きなのだ。
朝な夕なとねずみ人形を弄びまくっていた。
帰る頃には、ねずみの耳が片方無くなっていた。
家にはこの暴君サリーがいるので気の弱い雌猫達が寄り付けなくなっている。
そのサリーのせいかどうかはわからないけど、
スーが1ヶ月以上も帰ってこなくなっていた。
心配したらキリが無いので、
母は誰かが連れて帰って可愛がってくれている、と思うようにしているらしい。
気休めもあるが、実際スーには近所に可愛がってくれる初老の男性がいたらしい。
いつも「シロちゃん、シロちゃん」(スーは白猫)
と声を掛けてメロメロに可愛がっていたそうだから
きっとあのおじさんが連れて帰ったんじゃないかなぁ、と予想している。
可愛がられていればいいけど、でも、帰ってこないかなぁ、とも思う。
ヤンヤンは1日2回ほどご飯を食べに帰ってくる。
そして近所の倉庫で寝ているらしい。
立派な倉庫番猫になってしまった。
ぷっちゃんはちょこちょこ帰ってきては
気忙しくご飯を食べ、慌しく甘えて、
サリーの姿を見ると、またどこかへ行ってしまう。
でもとても甘えん坊のぷっちゃんは家の近くで待機して
隙を見ては帰ってきて母に甘えている。
甘えん坊だから、とにかくスリスリするのが好き。
この日、サリーのいない庭で存分に甘えさせてあげた。(変な柄のズボンは私)
私が引き取らなければ、ちよは母の家で飼われていた。
今では完全室内飼いで、すっかり神経質猫になったけど、
母の家で自由に外に出掛ける暮らしをしていたら
一体どんな猫になっていただろう。
でもちよはうちの子!
それでいいのだ!
それ以外には考えらんない!