月のひびき (徳正寺だより)

“いま”出遇えた一瞬をパチリ
それは仏さまとの日暮らし…

永照寺様常例法座のご縁のはなし

2018年02月25日 23時40分48秒 | ふうわりふわり(坊守日記)


12か寺目永照寺様にお参りさせていただきました。
お宿から近くでしたので、雨降りの中、傘をさしてとことこと参道を上がりました。ふと傘の端に梅の花が見えました。ああ、春だなあと白梅の枝を見上げながら境内へ。









永照寺様は村上速水和上の御自坊です。
和上様がご往生されて久しいですが、父が門下生であったことと私自身も大学時代にご講義を受けたこともあり、このようなご縁でお参りさせていただくとはなんとも有難く思い、顕彰碑に一礼させていただきました。



控え室のお床には和上のご揮毫が掛けられてありました。ありがたく拝見させていただきました。



そして、芳名録に父の名前をみつけました。父は平成9年報恩講のご縁にお取り次をさせていただいていました。
父が急逝した後に勝手に父の遺志を継いで布教使にならせていただいたのですが、もしも父が生きていて今の私を見れば、頼りなくて心配で叱られているかもしれないなあと思ったり、いやいや、そもそも父が生きていたなら布教使にはなってなかっただろうと思ったり‥‥人生において、良いことも悪いこともないのかもしれないなあと、懐かしい父の筆跡を指でなぞりながらちょっとだけ涙。


永照寺様でも、50歳の今の私の精一杯でお取り次ぎさせていただきました。

ご法座の後はご住職さまといろいろお話させていただき、なぜか成り行きでご住職さまと折り紙を折るというシーンも😊

和やかな笑いの中で終えさせていただきました。
なんまんだぶつ(^人^)
今日もすてきな出遇いをいただき、ありがとうございました。



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