Cosmos Factory

伊那谷の境界域から見えること、思ったことを遺します

月見草2018

2018-07-10 23:38:54 | 自然から学ぶ

 

 月見草のことは、このところ毎年扱っている。月見草とはいっても“宵待ち草”(オオマツヨイグサ)のこと。妻が大事にしてきたたくさんの月見草の株が生えている。そこそこそれと気がつくようになると、草刈の際に気を使う。何といっても少し傷つけるだけで枯れてしまうほど、意外に弱い花だ。ちょっとした外圧によっても倒れてしまう。毎年同じあたりに咲き始めるが、必ずしもまったく同じ場所ではない。保全していることもあって、最近は転作している畦から法面にかけてたくさん丈の長い月見草の姿を見せる。周辺の人たちは、我が家の土手を見てなんと思うだろう。草刈を終えても、やけに丈の長い草が目立つ。「これで刈ったのか、と思うほど、土手の光景はブザマなもの。そんな月見草が、夕方になると見事な黄色い花を咲かせる季節になった。次から次へと花が咲いていくから、意外と花期は長い。たくさんの月見草の中に身を置くと、暗くなりだすと開花の音がすごい。自然の中に身を置いていると実感できる時だ。

 


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