Cosmos Factory

伊那谷の境界域から見えること、思ったことを遺します

「遵守」

2006-04-15 01:12:14 | ひとから学ぶ
 中学3年になった息子は、最近総合テストがあった。その国語の問題に「遵守」の読み仮名をつける問題があったという。息子は読めたというが、けっこうこの漢字が読めなかったらしい。

 たまたま新学年になって、クラブ活動も新たなる年を迎えたわけである。そんな空気を漂わせるがごとく、息子の入っている卓球部で新学年になった2年生がクラブでの注意事項を読み上げたという。その際、その文にやはり「遵守」という言葉があった。読み上げた2年生は読めずにつまづいていたところ、顧問の先生が「〝そんしゅ〟と読むんだ」と偉そうに言ったという。これまでにも何度も述べているように、息子は顧問のことは信用していないし、嫌いだ。それはある一定のレギュラーだけを可愛がっているからだ。そして、かつてその可愛がられているやつらにいじめられた。息子だけではない、レギュラー以外の部員は相手にされていない。卓球台を占領するレギュラーの数人は、好き勝手に行動する。それが嫌で仕方ないが、それでも阻害されている部員は我慢して部活動を続けている。

 息子は「そんしゅ」を聞いて「違うだろう」と思ったが、わざわざ指摘もしなかったという。なんで「違う」と言わなかったのだと母が問いただしたら、「あんなやつは一生間違って覚えてりゃいいんだ」と言う。偉そうに言って馬鹿にされればいい、というのが息子の顧問に対しての仕返しなのかもしれない。

 こんな情けない学校よ「さらば」なんて言えないから仕方ないが、「なんとかしろよ」と思うばかりである。

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