女子ソフトは生で優勝の瞬間まで観れた。文句ばっかり言っていた解説の宇津木さんが涙声で「よくがんばったよう。よかったよかった。」と言葉に詰まったとき、ワシはもらい泣きしてしまった。
しかしその後、東京のスタジオに画面が切り替わると、テーマ曲のジャリタレ歌謡曲が・・・。せっかくの感動がさめてしまう。また、今日の新聞やテレビは、ソフト金メダル秘話、みたいなのがてんこ盛りだが、あんまり見たくない。ライブで見て素直に喜んで、もうそれで十分である。番組の報道のしかたがいかに視聴者をしらけさせるか、放送局はもっと考えるべきだろう。
脱線するが、アメリカの主砲 Bustos 選手だが、中継ではブストスだったり、バストスだったり、どちらかにしてほしい。ついでにいうと上野投手はよく投げたが、ワシ憧れの坂井寛子投手にも投げさせてあげたかったなあ。
もう北京オリンピックも終わりに近づいているが、やはり時差の少ない国で行われるオリンピックはライブで見れることが何より大きい。残っているのは、野球と400メートルリレーか。もう終わっちゃうのだと思うとちょっとさびしいかも。
今日の昼は、同じ会社の、西新宿定食研究家のK氏に連れてもらって、彼がその道を極めたという青梅街道より北側の某居酒屋の昼定食を一緒に食べたのだが、さすがにすごいものであった。とくにアジフライが逸品とかで食して驚いた。揚げたてでサクサクとして、しっぽの先まで全部食べれてしまう。近所のスーパーのお惣菜のアジフライとは全然ものが違う。
名前が知れ渡ると昼どきが混むから、残念ながら店の名前は出せない。ヒントは夫婦でやっているのかと思いきや、料理人のおじさんが借金の肩に無理やり働かされているような、異様におばちゃんの態度のでかい店である。
ところで・・・。アジフライは、ワシはソースをテキトーにかけて食べるのだが、K氏は醤油をかけて食べていた。どっちのほうがうまいのだろう。
ためしに、最後に残ったアジフライに醤油をかけて食べてみたのだが、確かにうまかった。ちなみに何もかけないで食べてみたら、やはりうまかった。アジフライ自体がうまいのだから、どう食べようとあまり関係がない。
オーストラリアを粘って破ったソフトボールを観ていて感動。チャンネル回すとサッカー日本代表戦もやっていたようだが、全く興味が起きなかった。やっぱりガチンコじゃないと見る気がしない。
それにしても、あの民放各社、というか国営放送もそうなのだが、アイドル歌手のテーマ曲何とかならないのだろうか。ソフトボールを見ていてびっくりしたのだが、現地でもなんと「嵐」の歌謡曲が流れていたようだ。
そもそも、北京オリンピックはよりすぐりの、開会式に負けず劣らずの公式テーマソングがあるはずで、なぜそれを流さないのか不思議。サッカーのワールドカップでもイタリア、アメリカ、フランス、日韓までは公式テーマソングを流していたのに、ドイツ大会はNHKがオレンジレンジを流したせいかどうか、公式テーマ曲の印象がない。公式テーマ曲を流すと使用料を請求されるのか。
サッカーでいうと、イタリア大会やアメリカ大会のようにテーマ曲とプレーの記憶が一体となるのが一番よい。今の五輪のようにチャンネルごとに流している、あのガキンチョの騒々しい歌謡曲ではしらけてしまうどころか、せいぜい観る者の感動に冷水を浴びせるのがオチ。
昔子供の頃、田舎育ちで自動販売機なんぞなかったので、のどが渇いたとき飲むのは麦茶だったが、家にたどり着くまでの間、どうしてももたないときは、畑に忍び込んで水分系の野菜を失敬して食ったものである。トマト、きゅうり、すいか、瓜などであるが、そのうまかったこと。今も忘れられない。とはいえ、すいかや瓜は若干犯罪度が高いので良心がとがめ、もっぱらトマトときゅうりであった。
このまえ、夏休みに山梨のサービスエリアでやはり、きゅうり、トマトの冷やしたのを売っていて、久しぶりに生食いしたのだが、それなりにうまかった。きゅうりはともかく、トマトは熟していてあまりうまくなかった。熟していてうまくなかったというのは常識ではないが、ワシが子供の頃食ったトマトはまだ黄緑色をしていたのだが、喉の渇いたとき食うにはそっちのほうがかえってうまい。
やはり夏休みに京都に行った時、京福電鉄嵐山駅前で漬物屋さんが売っている、きゅうりのまるかじりもうまかった。こっちは浅漬けなので、若干お子様向けだと思った。ワシ的には、まるかじりの場合は加工不要でそのままがよいのである。
それにしても、子供の頃畑で食った、あの味は何ゆえあんなにもうまかったのか。よくよく考えてみると、誰かにみつけられてとがめられやしないかという、スリルが盗み食いの一番の隠し味であったのであろう。
オリンピックの陰に隠れてひっそりと甲子園は幕を閉じた。
ワシは毎年よく高校野球は観るほうなのだが、今年はさすがにあまり観れなかった。故郷の代表の智弁和歌山は常葉菊川に一時は10点差をつけられて負けた。主砲の坂口くんは想像以上にすごい。おそらくいつものルートで早大に進学するのだろうがヤクルトの武内みたいにならないよう願う。
常葉菊川は決勝でまことにだらしない負け方をした。そういえば、今年の甲子園の特徴はワンサイドゲームが多かった。二ケタ得点の試合の多いこと。記念大会で出場校を多くしたので、その分レベルの差が大きかった。猛省を望む。
ところで、常葉菊川の佐野心監督は、どっかで聞いた名前だなと思ったら、元中日の佐野心である。元プロ野球の選手が高校野球の監督をして決勝戦まで行ったのは蔦監督以来か。で、その心は?と聞かれて「佐野心」と答えるしかない。
ワシとて男なので、女性の好みはある。ニョーボを見てもらえればよいのだが、オリンピック出場選手でエエと思ったのはこのふたり。
ソフトボールの坂井投手
おねーさま、っていう感じじゃない。萌え。
サッカーの宮間選手
童顔に日本代表のユニフォームが萌え~。
あ"ー、写真まちがえた!
こっちじゃ。
ニョーボの実家に里帰りしたとき、何気なく○日新聞をずらっと読んだのだが、けっこうすごい。
なにがすごいかというと、そもそもこの時期、高校野球のこぼれ話記事が多いのだが、今年はオリンピックの出場選手についても同じような取材話が満載でわけがわからない。
ひまだったので逐一読んでいったのだが、同じようなパターンの記事が多いのに気がついた。
・女手ひとつで育ててくれた母への誓い
・五輪(甲子園)にあと一歩で夢かなわなかった兄(姉)の分までがんばる
・亡き父(母)への誓い
・亡きチームメートへの誓い
・故障して出れなかったチームメート(ライバル)との友情
何も悪くいうつもりはないし、たまに載っていて読めば素直に感動し、ときには涙も誘うような話ばかりなのだが、これだけ感動コラムの応酬が続くとちょっとねえ・・・。
新聞記者のお仕事もたいへんだ。