地震以降、わがオフィスは間引き点灯(消灯)している。したがって、暗い。オフィスが暗くなって、一番打撃を受けているのが、わしら40代後半世代であろう。暗いと手元資料が見づらい。老眼の影響である。かといって、遠近両用メガネを作るのは絶対嫌だ。なんで、裸眼暮らしに切り替えてみた。
裸眼にしたら、視力は0.3くらい。今になって気づいたのだが、このくらいで、日常生活、ほとんど不便がないのである。教室で授業を受けるわけではなく、パソコンと半径5メートルくらいが普通に見えれば、何の不便もない。事務仕事するのに1.5の視力はいらんのである。
今日は、外出の用事があって、これも裸眼で行ったのだが、地下鉄に乗っても、駅名と案内表示さえ見えれば事足りるから、これもメガネはいらないのである。0.3で十分である。何となく、メガネ・コンタクト業界の営業戦略にまんまと乗せられてきたのではないだろうか。
たしかに、1.5もあったら、サッカーの試合を見るのに便利ではあるが、一日の大半、ちまちまとパソコンや書類見ているだけのビジネスマンには見えすぎで、0.3くらい、いや、0.5くらいで十分で、このくらいが肩がこらなくてちょうどいいような気がする。けっこう楽チンよ。