立春も過ぎたというのにまだまだ続く寒さ…はやく暖かくならないかなーと本当の春が待ち遠しい今日この頃です。
春になったらお子さんと何か新しいことを始めたいなと思っていませんか?
寝ている時間が長かった赤ちゃんは次第に周りの世界に興味を持ち始め、1・2歳の子どもたちは昨日までできなかったことができるようになったり、新しい言葉を覚えたりと、子どもたちの成長は日々大人を驚かせてくれます。
何でもスポンジのように吸収していくそんな子どもの様子に、大人はあれもこれもと目に見えてできることをやらせてみたくなりがちです。何も教えないのはもったいないのでは…、大きくなった時に困らないように少しでも早くできるようにしてあげたい、と考えてしまいます。子どものことを思ってこそではありますが、まだ生まれて数年の子どもたちです。本当にしてあげなくてはいけないこととは何でしょうか?
遊びが子どもを育てます
お母さんのまねが大好きな子どもたち…ままごとは女の子にも男の子にも人気の遊びです。
トングでお手玉をつまんでお皿に盛り付けます。お母さんにもお友達にも目玉焼きとおにぎりをそれぞれひとつづつお皿にのせて、フォークとスプーンとコップも人数分並べます。「さあ、どうぞ。」「いただきます。」楽しくみんなでいただきます。
おままごとのこんな一場面の中で子どもはいくつのことを学んでいるでしょうか?
トングでお手玉をつまむ 指先に力を入れ、自分の手先をコントロールしてお皿に並べます。手と目を協応させる力も必要です。
ひとつづつ…人数分並べる 一対一という数の原理を使って、同じ種類を同じ数だけ集めて分配しています。配置や色合いも考えて並べるようになります。
会話をする 身近な生活を再現することで社会生活を学んでいます。普段大人がすることをよく見聞きし、言葉遣い、振る舞いも身につけます。
ただ遊んでいるように見えますが、ままごとの中だけでも、子どもたちは自分の体を発達させ、記憶力を使って普段の生活を思い出して再現し、数を数え、一対一や集合(同じ種類を集める)などの数学の基本も事も無げに遊びに取り入れ、そして社会生活の基本となるコミニュケーションも学んでいるのです。
これをひとつひとつ教えることもできますが、訓練になってしまいますね。
遊びは、子ども自身がやりたいから、楽しいから喜んで繰り返します。繰り返しすることで、できることはさらに上達し、そして少し難しい次のステップにも自分で挑戦しようとするようになります。知らないうちに子ども自身で訓練しているのかもしれません。遊びの力は本当にすごいのです。
大事なのは、その遊びのすごさを理解し適切に助けることができる大人の見守りがあること、そして発達に適した遊びの環境があることです。
親子遊びの教室 まめっちょ・ととけっこうでは子どもは遊ぶことで新しいことを学び、そして大人は子どもの遊びの意味を知り、生活リズム、食、その他子どもに関わる大切なことを考え、学んでいく場です。そしてわらべうたを憶えて遊ぶことで親子の愛着がもっと強くなり、お友だちが大好きになっていきます。
もっとゆっくりお子さんとこの大切な時間を過ごしませんか?
ただいままめっちょ・ととけっこうは2018年度の新規会員を募集中です。(2018年度募集要項もご覧ください)
お家でゆっくりお母さんと過ごそうかなと思っている3歳児の親子さんもぜひ一度ととけっこうのクラスに遊びにきてみてください。育休中の方、マタニティの方も是非‼
見学のお問い合せ、お待ちしております。
子育ての杜
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