子育ての杜

子ども達の遊び お母さんとの話し合いなど講座の様子、そしてわらべうた研修会などの活動をお知らせします。

子どもが教えてくれる遊びの大切さ ~まめちょへのお誘い~

2020年11月06日 | まめっちょの時間 ととけっこうの日々

0.1.2歳児親子の遊びの教室 まめっちょ のひととき…

1歳3か月のA君。

積み木を両手に持って、カチ カチ カチ…そして満面の笑み!

今度はミルク缶で作った遊具「でてくる でてくる」(『子どもとお母さんの手づくりおもちゃの絵本』参照)を両手にひとつづ持って、台の上でゴン、ガン、ゴン!

これもおもしろいよ!と言わんばかりに、お母さんの方に振り返ってはキャッキャッと笑います。

次から次へと手にしたおもちゃで試します。

素材によって、たたき方、打ち方によって違う音がするんだな…そんなことはたくさんたくさん遊んだ後に気が付くこと。

おもしろいなーが何よりも子どもを動かして、遊びにしているのです。

 

1歳7か月のS君。

おうち型のポストにフェルトで作ったカードを一生懸命入れようとしています。

カードの向きを変えるとすんなり入るんだけど…

手を貸したい気持ちを抑えて、お母さんはじっと見守ります。

何とかねじ込んで、「やった!」の笑顔。お母さんもニッコリ!

偶然も手伝ってすっと入ったり、難儀したりを繰り返しながら、何枚もポストに入れては、また裏の取り出し口から自分でカードを回収。

繰り返し、繰り返し、繰り返し…でもその一回、一回に何か手ごたえがあるんだろうな。

う~ん子どもってすごい!

 

1歳9か月のR君。

食べること、大好き!のRくん。(その日もバナナ2本ぺろりと食べてきたお腹を見せてくれました…)

今日も台所にまっしぐらです。

ジャラジャラジャラとチェーンリングの麺をかき混ぜる音が聞こえてきます。

何ができるのかなぁ?

お弁当箱に詰めてみたり、お皿に盛ってお母さんにごちそうしたり…

R君の頭の中を駆け巡るおいしいものに、お手玉やチェーンリングが変身していきます。

大人には到底できない想像力…本当においしそうに食べています。

 

2歳3か月のLちゃん。

R君のおとなりの台所で、ちょっとお姉さんのLちゃんはお母さんになりきっています。

片手にフライ返しを持って、片手で材料の入ったフライパンを上手にあおります。

お母さんがお料理している姿、よーく見ているんですね。

トングを使ってごちそうを分けたり、盛り付け方も、遊ぶたびにレベルアップ。

「こっちから食べてね。」

いつもとは逆の立場で「はーい」とお母さんはLちゃんの言う通りにごちそうをいただきます。

食卓で交わされる会話も加わり、さらにリアルに生活が再現されるようになってきました。

 

子どもの遊びの中に、その時どきの興味、発達が見えてきます。

五感をフル活動させて、手指を使い、体全体を使い、想像力、創造力を鍛えていきます。

今日もまめっちょの時間の中で、子どもたちはまた何か新しいことを見つけてくれたようです。

 

ひとりひとりの遊びたいを満足させる空間、時間、遊具があること、

そして、子どもの喜び、楽しさ、面白さ、時にかなしみも一緒に感じてくれる大好きな大人がそばにいてくれることが、この時期の子どもたちの遊びには必要な条件です。

遊びこそが子どもたちの学びです。

大人もこの1時間は日常の些事を忘れて、どっぷり子どもと向き合って遊んでみてください。

遊ぶってすごいこと!って、きっとわかるはずです。

いつも最後に遊ぶわらべうたは、さらに子どもを愛おしく感じさせてくれるでしょう。

そして、我が子だけでなく、一緒に育ちあう子ども達の成長を共に喜び、子育ての楽しさも、大変さも分かち合う仲間と出会える場でもあります。

そんなまめっちょに遊びに来ませんか?

ぜひ、一度見学にいらしてください。

ご連絡、お待ちしています。

 

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