酒と鉄道の日々

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高校野球の総評 やはりオカシイ

2006-08-22 05:39:41 | Weblog
 夏の高校野球甲子園大会が閉幕した。

 8/22付け朝日新聞に今大会の総評が載っていた。うなづける点もあったが、毎々指摘し続けている「野球留学」やコレを核とした「著名選手集め」の是非については、一言も触れられていない。

 朝日新聞社も、主催グループの一員として、大会が盛り上がって、事件がなかったからえぇじゃないか、ということか。

 その総評に中で引っかかったのは、「地方の公立校といえども工夫と情熱があれば戦える」としている点。地方の公立校にとっての「工夫」と「情熱」とは何か?

時流に載って、全国各地から「著名選手」を野球留学として受け入れる「情熱」と「工夫」を持つべきだ、ということなのだろうか。

 幾度もアピールしているが、高校野球は純粋に地元の生徒たちだけで造ったチーム同士で競うべきなのだ。

 すでに、「地方」においても、「校名」以外は地元に縁もゆかりもない高校野球部が増えつつある。

 「教育の一環」と言うのなら、地元だけの野球チームの育成・強化のために、主催者グループこそ、「工夫」と「情熱」をもって指導に当たるべきではないのか。

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