酒と鉄道の日々

大好きな酒と趣味の鉄道の話題を絡め、時評・四方山話に酔うコーナー。

白いサケ

2005-10-09 07:20:16 | Weblog
 一年前の話だが、某友人から白いサケをもらった。白い「サケ」だからね、白い「クスリ」じゃないからね。俗に言う「ドブロク」である。
 子供のころ住んでた町では、間々、目にしていたが、無論、飲めるわけ無かった。大人になってからは、幾たびか口にしていたが、このサケの処遇については未だによく分からない部分がある。
 まず、サケである以上、商売としての授受は法的に違反のはず。それゆえ、例の「ドブロク特区」なんていう解放区?ができたりする。そういえば、その昔、税務署が家捜しに来るという話が蔓延。そのときの模様がまことしやかに語られていたが、子供ながら、実際に税務署が踏み込んだ場面なんて、一度も遭遇していない。
 で、売ってはイカンのだろうし、カネを取って飲ませてはダメなんだろう、というところまでは分かる。
 では、昨年のように、友人等から個人的にもらった場合はどうなのか?贈与税は、まさかかかるまい。さらに、個人的に醸し(サケをつくり)、仲間内で飲むことはどうなのかな?醸す(つくる)こと自体が違法だというなら、それはナニゆえか? 自家醸造なんて、材料も吟味してなかろうし、なによりも、衛生面が不安だから、ってか? いやいや、国がそんなに国民の健康を心配しているワケないよね。違法とする根拠なら、これはもう、酒税が徴れないから、に尽きるわな。
 いずれにしろ、久しぶりの白いサケはうまかった。秋冷の時期になると、また、あの味が思い出される。飲みたいな、我が友よ。