KOfyの「倍行く」人生

バイクで人生を“2倍”楽しみたい。勝手気ままな日記代わりの備忘録。

1日の長さに置き換えると、、、

2008年12月02日 | その他あれこれ
パソコンを掃除していて面白い文章に出会った。
気に入った文章だったので、保存していてそのまま放置していた。。。。

物事を1日の長さに置き換えて整理すると、事例がどれも
午後9時以降に大きな変化を始めてきているのが面白い。

ちなみに私は1955年の12月2日、すなわち今日生まれた。
53年間は人類の歴史からすると、あっという間の出来事だ。
いろんな事にくよくよしたって仕方がない。



「はじまりのころ」

1日にすれば、という考え方をときどきする。
ぼくたちの遠い祖先が日本にやってきて縄文時代が始まった
約1万2000年前を午前零時とし、現在を1日の終わりとする。

1万年弱続いた縄文時代は、午後7時半までを占める。
弥生時代が午後8時半まで、9時半になって平安時代が始まり、
明治維新がようやくいまから10分あまり前。

同じ方式で生命の歴史をあてはめると、生命誕生の午前零時から
始まって、午前9時ごろ、光合成を行う生命が生まれる。
生命が多様性を探ったカンブリア紀が午後9時から始まり、
そこから進化はめざましくなる。
恐竜が存在したのは午後10時半からの1時間くらい。
ほんの30分前に恐竜は絶滅、人類の誕生はわずか1分前のこと。

社史発行を手がける出版文化社によると、このところ社史を
刊行する企業が相次いでいるという。
戦後に創業した企業がちょうど50周年を迎え、50年史をつくる
時期となっているのだ。

経団連で社史の研究に取り組んでいる村橋勝子さんによると、
日本企業に本格的な社史が誕生したのは1900年代に入ってからで、
これまで1万3000点あまりが刊行されてきたのだとか。
ピークは1980年代で、明治期に創業した企業の100周年、
昭和初期創業企業の50周年が重なり、戦後企業は30周年となった時期。
内容は多岐にわたるとはいえ、やはり明治の起業家や、戦後の焼け跡から
会社を興したエピソードには感じさせるものがあるという。

1日にすれば年表をたどるとき、驚かされるのは黎明期の長さだ。
縄文時代の長さ、あるいはカンブリア紀の生命の大爆発に至るまでの長さ。
ほんとうの意味でぼくたちに身近な姿が現れるのは、もう日も沈んだ
午後9時以降なのだから。
会社だって、創業時の志なしには生まれなかった。
夜遊びばかりじゃなく、はじまりのころのことを、
その長い助走期間のことを、ときには振り返ってみる。

by 小橋昭彦 : 02年04月18日
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