KOfyの「倍行く」人生

バイクで人生を“2倍”楽しみたい。勝手気ままな日記代わりの備忘録。

武漢肺炎(新型コロナ)とテレビ

2020年05月17日 | 世の中あれこれ
横浜港のクルーズ船での武漢肺炎(新型コロナ)の集団感染から
テレビ局は格好のコンテンツが出現したと、こぞって喜んでいるように感じます。


感染症の「専門家」と称する人を探し出してきて、武漢肺炎の怖さを強調し、
視聴者の関心と不安を呼び起こし、視聴率を稼いできています。


そのパターンは、ずっと変わらず、報道バライティ番組は、はしゃいでいます。



通常のバライティ番組でも、視聴者からの苦情対策で、
出演者の距離を離し、アクリル板で仕切ったり、自宅からのリモート出演したりで、
今までと違う雰囲気になっていることを喜んでいます。


スタジオに一般客を入れていたのをやめて、出演者数も絞り込んだり、
過去のコンテンツの編集でごまかしたり、コストをかけずにやりくりしています。


情報発信という面での役割はなくなり、バライティというエンタテイメントもなくなり、
もうテレビの役割は終えた感じです。


テレビが面白くなくなったのは、誤解を恐れずに言うと、「コンプライアンス遵守」です。


昔は、ドリフターズなど子供に見せたくない番組と評されようが恐れることなく、
放送し続けたものです。

刑事ドラマでクルマで逃げる犯人がシートベルトを装着するようになってから久しいです。
入浴シーンで、バスタオルを巻いて湯船に入る際に、事前に了解をいただいてますという
テロップが必ず入るようになりました。

また、店舗などの撮影の前に、店の責任者にアポを取るシーンが目立つようになりました。
食べ物を使ったバライティのシーンでは、あとでスタッフがいただきましたというお断りが入ります。

すべて、視聴者からのクレームが入るのを避けるための仕業です。
肝が据わった人間・サムライが、テレビ局にはいなくなったのでしょう。


5月14日に、一部地域を除いて政府が非常事態宣言の解除をしました。
東京は知事からの休業要請に変化はないですが、大阪は「大阪モデル」で
基準を作成し、16種類のマニュアルを整備し、通常の様子に戻りつつあります。


関西では、劇場のお笑いなども東京より早く復活していき、
テレビ局も関西の方が以前のスタイルに戻るのが早いかもしれません。


在宅率が高くなり、その効果で視聴率が高くなり、テレビは一瞬盛り返していますが、
アフターコロナでは、テレビの凋落が目立つことになるでしょう。



ところで、リモート出演が増えた芸人や芸能人は、自宅のネット環境を向上させ、
Wi-Fiの能力アップ、パソコンカメラや照明などの整備をして、対応している人と
そうでもない人との差が出て、そのような面でも芸人魂の違いを感じます。

そのような人たちは、テレビが衰退しても、YouTubeなどいろんなとこで、
活躍されることでしょう。
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