疾風に勁草を知る

年頭の社長の言葉で使われた慣用句。
「疾風に勁草を知る」（しっぷうにけいそうをしる）　
中国後漢王朝の盛衰を記録した歴史書「後漢書」から。

「疾風」は、強い風
「勁草」は、強い草

激しい風が吹いて初めて強い草が見分けられる。

転じて、苦難や事変に遭遇して初めてその人の
節操の堅さや意志の強さなどが分かる。

冷たく強い風には当たりたくないものだが、苦労に立ち向かってこそ
人は本当の強さを身につけられるという教え。


『厳しい環境の下でこそ、その企業の真の強さがわかります。
我々も足元をしっかりと固め、逆風にひるむことなく
立ち向かってまいりたいと思います。また同時に、
不透明感の募る混迷の時代であるからこそ、視線を遠くに向け、
新たな成長の種を蒔き、確かな歩みを続けることが大切になります。
危機をさらなる飛躍のチャンスとしなければなりません。』


個人的にも、しっかりと信念を持ち、風に立ち向かって
歯を食いしばって、風に吹き飛ばされないよう、
強く生きていかなければ！