Knockin' on heaven's door

NFLとNBAとその他諸々

真山仁「コラプティオ」

2015-12-14 20:45:22 | 読書
NHKドラマの「ハゲタカ」で
初めて知った、この作家さん。
ドラマは非常に面白かったし、
おかげでしばらく見ていなかったNHKを
良く観るようになった記憶もあります。
小説を読むのは初めてなんで、
ちょっと楽しみでした。

舞台は、メインが東京。
ときどきアフリカ。
新聞記者の主人公が、総合電機メーカーが
国有化されるかもという特ダネを嗅ぎ付け、
その裏にある原発・アフリカ問題へと
お話は広がりながら、
首相官定内部の話も・・・・ってな感じ。

2010年3月~12年5月までの連載小説だったようですが、
3.11の震災を受けて、大幅に加筆修正を施したようです。

という裏側の話を聞いても、
なんとタイムリーな時期に、
このような題材を選んだものだと。
現実社会とのリアリティが重なりすぎて、
読んでいて不思議な感じに。

首席秘書官の田坂は、
「24」の大統領首席補佐官と同じにおいがして、
結構好きだったり。

圧倒的なリアリティなのに、
どこまで広げるのかってなくらいに
話は広がりながら、
きっちり収束できるあたり、
この作家さんの作品には、
きっと外れは無さそうだと、思ったりしました。

なんだかんだありながらも、
なんやかんやといいながら、
原発が再稼動していく昨今。
クールビズをしながらも、
6月から冷房ガンガンだったりする企業に、
イラツキを感じたりもしています・・・。

現実社会では、小説の中のような
ドラマチックな出来事も無く、
ただただ、なんとなく大丈夫そうな機運になり、
気がつけば、どんどん原発も
再稼動してってことなんでしょう・・・。
未だに、汚染水の流出を
完全には止められていないのに、です。

個人で出来ることなんて、
ほんの些細なことかもしれないですが、
気力の続く限りは、
続けていこうかな、と。



week14 @CIN

2015-12-12 20:52:18 | NFL
アウェイでのCIN戦は、
負けるとCINの地区優勝が確定する戦い。
逆転優勝できるとは、思ってませんが、
目の前で決められるのも、
なんか、癪です。

CINの次はDENと、
強力DFを持った2チームとの連戦で、
DF以外にも武器山ほどの強敵との連戦。
どちらかには、絶対に勝たなければ
POへの可能性は、限りなくゼロに。

出来れば、CINに勝っておきたい所です。
強敵なのは、十分承知の上ですが。

・オフェンス陣
期待するのは、オフェンス陣です。
もう、大爆発しかないです。
アウェイってところが、引っかかりますが、
ノイズに負けずに、何とかして欲しいところ。

獲得ヤードでリーグ2nd、得点で6th、
パスで5thの、ランでも6th。
少し前まで、ランが出ないとか言っていたのが、
すごく昔の話に思えます。

好調オフェンスの中軸になるのは、
残念ながら、QBベン。
2・3番手に変わったとたん、
貧弱オフェンスになってしまうのは、
目の前で見てしまったので・・・。
それでも、安転換が日増しに増してきた、
OLに一番の期待。
守りきれれば、パスを通してくれるはず、
そんな期待は持てもます。

パウンシー不在でも、ここまで仕上げた、
ムンチャックさんは、ほんとに偉大なコーチ。
代役Cのウォレスの話題は聞かないが、
ダメだという噂も聞かないので、
及第点の活躍なんでしょう。
デカストロは、有数のランブロッカーだし、
ギルバートは、優秀なパスプロが出来ている様子。
LGのフォスターは、良く分かりませんが、
LTビラヌエバも、マッチし始めてきたように見えます。
対するは、強力DL4枚が常にラッシュを掛けてくる
リーグ上位のDF陣。
ダンラップ・ペコ・ジョンソン・アトキンス。
4人のDLだけで、25.5サック。
PIT戦でもサックを決めた、ギルベリーまで入れると、
5人で27.5サック・・・。
羨ましいってのが本音ですね。
week8でも、3サックに3Intされていますし、
OLの踏ん張り・奮起に期待です。

もちろん、パスだけって訳には行かないんで、
ランブロックにも期待して、
デアンジェロにも、大きな期待。
CINのSSとFSは、Intは多いが
タックル数は、さほどでもない。
(97タックル。ミッチェル+アレンでは、112タックル)
タックルリーダは、レイで86タックル。
バーフィクトとマウアルガが、2人で86タックル。
レイさえブロックし切れれば、
ランで進める可能性も大いにあり、
SSがフォローに回ることも。
結果、ブン投げても通る可能性が・・・。

短いパスは、前戦でIntの悪夢があるので、
奥にブン投げて欲しいですね。
SEA戦でも、ある程度通用したと考えると、
もっと通用してもいいはずでしょう。

デアンジェロ含めたRBには、
それでも150ydでAv5.0ydくらいは
出して欲しいですし、
ベンには、40回前後投げての
60%450ydぐらいは、期待です。

TEの皆さんには、囮とブロックと、
RZでのお仕事を。
TEへのパスでしか進めなくなるって展開は、
あまりいいものではないので、
ミラーがNo.1ターゲットになる事は、
避けて欲しいですね。
WRは、もう誰でもいいです。
活躍してくれれば。
あ、ジョーンズだけは使わなくっても・・・。

それでも、期待をするならウィートンですかね。
最もディープターゲットになっているが、
あまりキャッチできていない。
SEA戦のように嵌れば、
200yd越のようなことも出来るので。
そこまで期待はしませんが、
ディープでも、半分以上キャッチさえしてくれれば、
ブラウンとブライアントが、
もっと爆発できるでしょう。

・ディフェンス陣
ホットラインのグリーンと、
No.1TD数を誇る得点減のTEアイファート対策・・・。
正直、止められる気がしないです。
となると、答えは簡単。
諦めましょう・・・。
ま、パスを投げられたらってトコロは。
DB5人体制で行った所で、
グリーンやアイファートの
高さや強さ、スピードに敵わないんですから。
DTもマクレンドンやマカラーズではなく、
スペンスとかウィリアムスのILBを入れて、
常にDL3枚+OLB2枚での
5メンラッシュ掛けるぐらい、
腹括ってもいいんじゃないんでしょうかね。
まともにやってもやられるなら、
奇策でやられたほうが、
次の作戦も練りやすそうですしね。
そうです、次はPOでの再戦があると思っています・・・。

SSアレンとILB2人には、厄介なRB対策を。
FSミッチェルには、全般的にフォローを。
CBはタイマンで・・・。

ゲイ・ブレイク・コックウェル・ボイキン。
この中で、誰がグリーンにつけるのでしょうかね。
ゲイではスピードが、ブレイクやボイキンでは高さが・・・。
2年目の拾い物、コックウェルに期待ですか・・・。
WRサヌーよりも、低いんですけど、
(サヌー:6-2 コックウェル:6-0)
グリーン(6-4)につけるんでしょうかね。

ほんと、たまにで良いんで
止めてくださいって感じです。

・スペシャルチーム
馴れが、あまりよくない方向に出てるんではと、
いぶかしんでき始めた、今日この頃です。
Kボスウェルは、20/22で90.0%。
外した2本は、40yd台。
40yd台は5/7で、50yd台は2/2。
この試合では、外してもまぁいいかとかは
言えないです。

Pベリーのほうは、飛距離の成績で
Av42.1ydは、32人中31位。
Net38.3ydは25thで、リターンされたヤードの平均が、
9.4ydで20thタイ。
しかも、全てNYGへ行ったウィングの成績を
下回ってのもの・・・。
しかし、In20が21/45となかなかのもの。
コントロールキックは上手いようですが、
結構大きく返されている感じなんでしょうか。
ミスパントが無いようにだけ、お願いします。

KRは、ジョーンズ引き続きなんでしょうかね・・・。
あんなやつにポジションを奪われた、
アーチャーが可哀想すぎます。
この試合でもファンブルするようなら、
試合中に解雇でもいいぐらいですけどね。
トドマン使えばって気もしますが、
そうすると、カバーチームに影響が出るんでしょうね。
31歳のジョーンズに、
何を期待してるんでしょうか・・・。
せめて、KRが出来るCBを連れて来て欲しかったです。

・予想スコア:PIT43-CIN37
活路を見出すなら、
やっぱし打ち合いしか無いかと。
INDを9点に押さえ込めたのは、
何かの間違いなんでしょう。
ここでもう1回、同じようなDFを
期待するほど、楽観的には考えてはいません。
きっと、Intも奪えないでしょう。
期待するなら、FF。

計算なんて出来ないので、TOは奪えないであろうと、
想定するとこれぐらいは取られそうな感じ。
で、SEA戦でのあの出来で30点から想定すると、
43点取れても良いかなと。
IND戦の40点を見てしまうと、
43点も取れるのかと、疑問も出ますが。
2戦続けて、ブン投げた押す展開をしてきたPIT。
この試合への布石だと考えて、
本番での練習をつんだってコトなんだと、
勝手に理解しています。
あとは、4Qでの時間の使い方、
リードしたときの守り方でしょうかね。
ランで時間を使いながら、
1st更新を続けるってコト。
得意なはずなんですけどね。
4Qこそ、デアンジェロに期待しています。

競り合う展開も、追いかける展開も
クラッチタイムでの勝負強さまで、
この1年で身につけ始めた、QBダルトン。
怪我人の少なさから言っても、
今年のSB候補かもと、思っていたりもします。
だったら、なおさらここでは勝ちたいですね。
そう、POでの再戦も見据えて。



CIN対策ってかPO戦線

2015-12-11 20:34:31 | NFL
week13は、敵地でのCIN戦。
PO争いが思いのほか激しくなり、
10勝しても、行けない可能性まで。

目下のWC争いのライバルは、
5位シードがKC、
6位シードがNYJ、
で、その直下にPIT。
3チームとも7勝5敗。
KCには、直接対決で負けている上、
残り4戦が、SD、BAL、CLE、OKL。
10勝6敗どころか、11勝しても不思議ではない。
ってか、チャールズ欠いて、
この成績になるとは、想像もして無かったです。
week8のランドリーでの敗戦が、
非常に効いてきちゃいました。

NYJは、TEN、DAL、NE、BUFとの対戦。
まぁ、NEに期待しての10勝6敗でしょうか。

で、タイブレークになった場合、
カンファレンス成績、
4試合以上の同じ相手の対戦成績、
で優劣が。

カンファレンス成績が7勝5敗で並ぶので、
同じ対戦相手との成績に。
対象が、NE、CLE、IND、OKL。
NYJがNEに負けるとすると、2勝3敗。
PITが4勝1敗(3勝2敗)となり、ギリ勝ち抜け。
INDには、直接対決で勝っているので
不安無し。
TEXとの争いになると、結構微妙。
NEとINDにがんばってもらうしかないようで。

つまりは、やはり後1敗しか出来ない状況。
CINに負けるか、DENに負けるか。
タイブレークになった場合、
効いてくるのは、CINとの対戦成績。
ここで2敗は、結構な致命的。
どうせ負けるなら、DENかBALにしてくれないと、
10勝でも、POを逃す残念なチームに。

今度こその、ベン大爆発が出来るのでしょうか。
心配は、RB。特にデアンジェロ。
なんてったって、RBベルは、
2年連続のCIN戦での大怪我。
単なる相性的なものか、
偶然なのか。
CINのタックルが、RBをぶっ壊しやすいものだとしたら、
(故意ではないはずですけども)
デアンジェロには注意してもらわないと。
ここで怪我でもされた日にゃ、
ってコトです。

QBレーティングは、ダルトンがNFLトップだし、
DFのレベルは、各段にCIN優位。
ベン抜きツィット抜きで、ホームで接線を落とし、
CINはTEをほとんど使うことなく、敵地で勝利・・・。

打ち合いで攻め勝つしか、活路は無さそう。
LTビラヌエバも良い感じで馴染んで来た頃合。
今度こそと・・・。
正直、あまり勝てる気しないんですが・・・。
でも、期待しています。

雫井脩介「犯罪小説家」

2015-12-10 21:20:22 | 読書
1・2冊くらいは読んだことがあるような、
この作者。
「犯人に告ぐ」の映画のCMのインパクトが強く、
なのにまだ、「犯人に・・・」は読んでなかったり。
映画の方も、そういや取溜めしたままだってコトを
思い出したり。

舞台は、東京(関東?)。
主人公の小説家が、作品の映画化にあたり、
監督に振り回されて・・・ってな感じのお話。

これだけだと、コメディっぽく感じますが、
背景に自殺サークルが絡んで、
ってところが、
ミステリーっぽいところなんでしょうかね。

監督の描写には、
イラって来る箇所が多かったり、
お話の展開は、結構ゆっくり目だったりで、
多少のストレスとは戦いながらの読書に。
(「悪の経典」よりかはぜんぜんマシ)

それでいて、この監督に全ておいしいところを
持っていかせるトコロなんかは、
さすがに読んでてビックリでした。

それほど登場人物も多くない中で、
叙述トリックも無い中で、
あっさり裏を書かれたって感じでした。

他の作品も、もう少し読んでみようかと、
思えるような1冊でした。

道尾秀介「片眼の猿」

2015-12-09 22:24:45 | 読書
この作者の本は、
今年4冊目。
今年、一番読んでいる事になるかも。

舞台は東京。
盗聴専門の探偵の主人公が、
内偵にもぐりこんだ企業で
殺人事件の一部始終を盗聴し、
スカウトした同業の女がどうのこうの、
とか色々盛りだくさんで
展開していくお話。

お話自体は非常に読みやすく、
伏線も見事でした。
何気なくはさまれているわけではないですが、
見事なまでに回収を。

個人的には、アパートの面々が
とても良かったと。
彼らだけでも、1作とは言わず、
何作かはお話作れそうなくらい。

「片眼の猿」の謂れも、
「犬は何故あんなに鼻が利くのか」
の流れも、完全にやられました。

映像化は絶対に不可能な作品ですが、
そういった作品は、
結構好きだったりします。
(「ハサミ男」とか)

軽いタッチでヘヴィーな物語を書き、
軽くいなしているような感じで、
油断していると、
重さも感じないかも。

なのに、時間を置いて感想を書いていると、
あまりしっかり記憶に
残っていなかったりもして・・・。

本の内容どうこうではなく、
自分の記憶力の問題かもと、
凹んでみたりしています。

良い作品だったので、
しっかり覚えておきたいと、
思うような1冊でした。

しっかり忘れて、
改めて読み直すってのも、
いいのかも・・・。


NYK・・・まぁ順調

2015-12-08 22:13:44 | NBA
ホームコートアドバンテージってやつを、
生かしきることも無く、
ドアマットにだけしっかり勝てた、
そんな感じの7試合。
PHIとBLKにだけは何とか勝利で、
8勝7敗から、10勝12敗へ。

昨年までなら、十分PO圏内でもおかしくないのに、
今年は何かがおかしい様子。

ウェスト8位のHOUが、10勝11敗で、
イースト8位のBOSが、12勝9敗。

GSとSAのやたらめったらの好調さと、
CLEの躓きもあり、
西高東低が均一化し始めたとかの
ニュースは目にしてはいないが、
ほんの少し嫌な予感。

5割そこそこ勝てなければ、
POに行けないとなると、
NYKにはそこまで勝てる気がしない。

何とか今年いっぱいは、
西高東低で進んで欲しいです。
来年、45勝出来る気も
今に時点ではないですがね。

22戦終了時点で、
ORが10.8で8th、DRが33.6で6th。
TORも44.6で6th。

胸を張れるスタッツは、これぐらい。
リバウンドを制しても、
FG%が酷すぎて、勝利にはつながっていない様子。

FG%は42.4%で25th。2Pは45.6%で27th。
3Pは33.3%で19th。

2Pは多少の上昇で、3Pは下降線。
一番率がいいのが、ギャロウェイってのも
どうかと思いますが、
ブヤチッチの14.7%ってのは、
舐めているとしか・・・。
ま、干され始めているんで
良い傾向ではないかと。
ベテランガードの2人、アフラロとカルデロンは、
2PのFG%が共に50%以上。
しかし、チームで2人だけってのが如何なモンかと。
まさかの好調DALは、チームで50.2%。
3Pが32.6%と下位なのにもかかわらず、
きっちり勝ち越せている。
やはり、GSのバスケを見てしまうと
色々なものが麻痺してしまうんでは。
入らない3P連発するよりか、
きっちり確率良く2Pでも決めていくのが、
勝利への近道なんではと、
DALの好調さに思ったりもします。

アシストは、20.0で
ギリの及第点レベルに到達。
を、喜んでもFG%に還元できなければ
あまり意味が無いですね。
まだまだ、改善して欲しいです。

TO14.4は19th。
HOU戦で、一気に21まで行くと
なかなか下がらない様子。
15戦終了時よりも、
数が増えていますね。
連発しても、余りある得点力があれば
勝てるんでしょうが、
そうは行かないのが、現状の攻撃力。
メロ・ポル君・ロペスの3人が、
未だにTO上位3人ってのも、
気に入らないです。
ここの部分からも、カルデロンって
優秀って改めて感じます。
アフラロもさすがで、
ギャロウェイも改善傾向が見えたりします。
ま、ビッグマンに多くてガード陣に少ないってのは
なんだか不思議な気もしますが、
ルーキーのグラントだけは、
要注意ですね。
ベテランPGの試合運びを
良く見て学んで欲しいですね。
ギャロウェイは、とても良い感じに
学んで伸びている気がします。

2連敗中の中で、この後アウェイで3連戦。
UTA、SAC、PORと
勝ってもおかしくないが、
負けても納得できるような対戦相手。
で、その後に勝てる確率の高そうな
MINとPHIとの戦いになります。

目標の40勝まで、あと30勝。
とりあえず、30戦目までは
5割ペースで行ってくれると、
かなり現実味も増すんですけどね。

あと、どなたかの指摘もあり
NYN⇒NYKと今回からの修正でした・・・。

week13 IND10-PIT40

2015-12-07 18:52:21 | NFL
まさかの完勝、
ってのが本音です。
ハイライト見ながら、
色々ビックリでした。

オフェンスでは、
今週もブン投げてました。
24/39で61.5%、364ydで4TD。
で、Intも被サックも無し。
3rdも8/13で61.5%。

の割には、パス成功率低いなってのが。
試合映像見た限りでは、
結構好き勝手やれていた気もするんですが、
成功率は、SEAの65.5%よりも下がってます。
アテンプトが40回以下だったのは、
ほんの少しいい傾向かも。

ま、勝ったんで構わないですけど、
来週のCIN戦を見据えると、多少の不安は残ります。

RBはデアンジェロが26回134ydでAv5.2ydの1FR。
レシーブでも5rec31yd。
期待以上の働きっぷりで、
結果ボール保持時間で、32:49-27:11
と5分以上上回ることに。
毎週のことですが、がんばってますよね。
FAで真っ先に補強したときには、
どうなることかと思っていましたが、
この活躍は、想像できませんでした。
トドマンは干されたんでしょうか、
ST専任なんでしょうか。
トゥーサントがお披露目もかねて、
4回で12yd。
30点の大差なら、もっと使っても良いんではトカ
思ったりもします。
ま、勝ったからいいんですけどね。

ランがここまで出て、サック無ってコトは、
当然のことながら、OLは100点満点。
言うこと無しです。
HPでも、RGデカストロのブロックを
褒めていた箇所もあり、大満足です。
PITで1番のランブロッカーですから。
もっとべた褒めでもいいくらいの、
安定した活躍です。

WRでは、ブラウンがエースらしい活躍。
ボンテ・デービスという屈指のCB相手にも、
8rec 118ydの2TD。
やっぱり避けなかったんですね。
で、ぶち破ったってコトですね。
お見事な活躍です。
DEN戦でも、タリブとの好勝負を
期待しちゃいます。
DLの圧が違うんで、こうは行かないかもですが、
期待はしても良さそうな感じでしょうか。

ブライアントもロングTDを含め、
4rec 114ydの1TD。
先週活躍のウィートンも、
3rec 50ydの1TD。
久しぶりのベイは、1rec 21yd。
これだけ大差でも、コーツは記録無し。
やっぱり、WRの層は分厚いです。
分厚いところに限って、
誰も怪我すらしないし。
良いんですけど。
すこし、コーツも見てみたいってのが、
ただの本音だったりします。

TEは、ミラーとスペイツが記録無し。
ジェームズが3recで30yd。
ランが出て、サック無しはTEの活躍もあったんでしょう。
それでいて、パスターゲットにミラーでなく、
ジェームスのほうが多くなってるってのが、
素晴らしいと思います。
ミラーからジェームスへの世代交代を、
少しづつ、スムーズに遂行して欲しいですね。

FBコンビは、記録無し。
FBは今週も走らせて貰えませんでした・・・。

トータルで、40点取れたんで素晴らしいです。
(PRTD抜くと、33点)
4ファンブルで2回のロスのうち、
2回がRBデアンジェロ(で1回のロス)。
もう2回が、KRのジョーンズ(で1回のロス)。
ボールセキュリティには、注意して欲しいところ。
GBとのSBでも、FRが原因で負けてしまったことですし、
Intより嫌な気分に。
勝って兜のってやつですよ。

ディフェンスでも、まぁビックリ。
何があったんでしょうか。
過去の試合と、全く違いすぎて
なんがどう変わったのか・・・。

QBハッセルベックの成績が、
16/26で61.5%、169ydで1TDの2Intでの被サック5。
3rdも3/14で21.4%、出来すぎでしょう。

しかし、TXやDENでも1サックしか出来なかったのが、
まさかの5サックで、うち4サックがOLB。
で、3サックがJハリ・・・。
トータルでもJハリは5サックで、
チームのサックリーダータイに。
若者、がんばれよ・・・。

ランでは、16回53ydでAv3.3ydに
押さえ込んでいます。

これもまた、非常に不思議。
DLのヘイワードが1回+1アシで2タックル。
ツィットが1アシのみでの1タックル。
C.トーマスも1タックルのみで、3人でも4タックル。
NTコンビは、スタッツ無しですし・・・。
これで、ランを押さえ込めたのは、
INDに原因があるとしか思えません。

ILBは、やたらと活躍していました。
ティモンズが、7回+1アシで8タックル。
シャジアが、4回+2アシで6タックル。
V.ウィリアムスも、5回+2アシで7タックル。
ILBだけで、21タックルもしてくれれば、
これだけしまったゲームも
出来るってことなんでしょうか。
RBへのパスには、7rec 72ydで1TDと、
まずまず押さえ込んでいますし、
うち1回だけゴアに、34ydのランアフター込み。
それを抜いたら、6recで38yd。
ほぼ完璧なDFですね。

OLBも、負けずに活躍。
Jハリが、6回+1アシで7タックルの3サックの1FF。
一度引退した選手とは思えない、活躍です。
まぁ2サックは、稼ぎ時の最終盤でしたけど。
ビッグリターン後のFFが、さすがです。
モーツが、2回+1アシで3タックルの1サック。
このサックも、稼ぎ時の最終盤・・・。
パド君は1タックルのみ、
ジョーンズは、1Intのみ・・・。
改めて、Jハリ凄ぇ。
ってか、ジョーンズのタックル無しって、
なんなのさ。
いつまでも、Jハリ頼みって訳には行かないと
分かってくれているんでしょうか・・・。

DBも活躍したって言えるんでしょう。
なんせ、169ydに押さえ込んだんですから。
Jハリのおかげかもってところがあるので、
真実は、またも分からず。
SSアレンは、2回+1アシで3タックルの1サック。
TEへのパスには、5recで26yd。
これまた、ほぼ完璧なDF。
FSミッチェルは、2回+1アシで3タックル。
さほど働かなくっても、良かったような感じなんでしょうか。
LBがあれだけ仕留めてくれれば、
この程度のスタッツになるはずです。
PDが0なのは残念ですが、
こんな日もあるってことでしょう。

CBは、ついにボイキン。
タックルは0なんですが、2PDで1Int。
これですよ、CBに求めている数字は。
ゲイは、4タックル+2アシで6タックルの1PD。
ま、このPDがボイキンのIntにつながったって思うと、
よく出来ましたって感じ。
ジョンソンに裏取られたりで、
やっぱりスピードには不安。
コックウェルが2タックルで2PD、
ブレイクさんが1アシのみ。
いいですね、CBで5PDってのは。
ボイキン、いいんぢゃないですか。
今後も期待します。

STでは、ボスウェルが51ydを決めるも
47ydを外しています。
致命傷ではないので、まぁ良いんですけど。
懸念のKRで60ydのロングゲインを許すところが、
大いに不満。
反則してでも止めたところに、
ボスウェルの気迫を感じてみたりもします。
ま、リターンTD無ってところで
今週も及第点ってトコロでしょうか。
ベリーは、オフェンス好調だったんで、1回のみ。
自陣9ydからの苦しいところで、37ydしか戻せず。
結果、TDにまでつなげられました。
向上の余地有ってトコロでしょう。
1年目ですしね。

PRではブラウンが、71ydのTD。
セレブレーションも話題になって、何よりです。
KRのジョーンズは、カットして頂けないかと。
アーチャーで良かったんじゃないかと、
個人的には思います。
開始早々、ファンブルロストって。
ファンブルして無くっても、
20yd返せていないですしね。

反則も4回で48yd。
内1回が、ボスウェルのフェイスマスク。
3回で33ydなら、上々でしょう。

来週は、同地区対決。
CINに乗り込んでの対決です。
もう2週くらいは、
で、その後ホームでのDEN戦。
マニングに休んで欲しいな・・・。
あと、ウェアにも。



week13 IND

2015-12-06 16:49:30 | NFL
まさかの対決、
INDとWC争いになるとは、
思っても見ませんでした。
開幕前は、INDはもっと上位争いだと想像し、
開幕後は、地区優勝確定だろうと。
TXの復活のおかげで、
WC争いも熾烈になってきました。
直接対決なので、何とか勝たないと。

・オフェンス陣
先週に引き続き、超1流CBとマッチアップするのは、
WRブラウン。
SEA戦よりかは、DFの質は落ちていることは明白。
アダムス&ラウリーが良い活躍をしているけれど、
それでもトーマス&チャンセラーと比べると、
気が楽なのは確か。

ま、ブラウンにこだわらなくっても、
ブライアントもウィートンもいるわけですし、
なんなら、ベイでもコーツでも・・・。

CBデービスとのマッチアップに勝つのが目的ではなく、
試合に勝つことが目的なんですから、
そこを踏まえて散らせて欲しいですね。

そのための必須条件とすれば、
当然パスプロが持ちこたえること。
ラッシャーとしては、マシス対策が必要かと。
LTビラヌエバでは荷が重そうなんで、
TEやRBのヘルプも必要なんでしょうか。

ってことは、ブロックする振りからの
スクリーンなんかも有効に決まるはず。

ランがここ2試合でほとんど出せてないので、
当然コールして欲しいです。
ILBが優秀なタックラーなので、
ランで引き付けておく事も。
ラン守備下位のIND相手なら、
セーフティーの2人を
ディープに引き付けられたなら、
デアンジェロの爆発の可能性も、あるかも。

ホームだからって無理せずに、
じっくりラン主体で、
たまにディープって組み合わせで、
安全で怪我もせずに、
しっかり進めそうなんですが、
ベンとブラウンがどうするんでしょうかね。
ってか、OCヘイリーさんは、
しっかり操縦しなさいよ・・・。
今回も、ベンのパスアテンプトが35回程度で
済むことを期待しています。
で、デアンジェロの活躍にも期待。
ランパス合計で、150ydくらいはお願いします。

・ディフェンス陣
見た目以上だった、高スタッツDFのメッキ。
あっさりボロボロはがれてきました。
ま、当然です。
ザルザルDFで、良くここまで踏ん張ってきていたと、
逆に褒めてもいいくらい。
褒めないですけど。

RBにはあまり注意を払わなくっていいという、
珍しい対戦相手。
TEのも爆発力は無く、RZ以外でなら、
SSアレンやILBティモンズorシャジアで
対処可能かも、です。

問題は、WR対CB。
INDのストロングポイントでもあり、
PITの弱点でもある。
で、当然狙われるんでしょう。
っ手トコロを、考慮して準備したのが、
PIT陣営(のはずですけど)。
CBのてこ入れ云々を、SEA戦後に言っていましたし。
正直、あまり信用も期待も出来ないですね。
せいぜい、あまり活躍しないNTを使わずに、
ニッケル1枚追加する程度でしょうかね。

DLとOLBでどこまでプレッシャー掛けられるかは、
なかなかの難問かもしれない。
強力DENでさえ、1サックのみ。(QBはラック)
TXとの対戦でも、1サックのみ。(QBはハッセルベック)
ヘイワードでも、届かないかもしれないし、
OLBでは、間違いなく届かないんでしょう。

そうなると、FSミッチェルが最後の砦。
ヘルプが間に合えば、踏みとどまれるし、
間に合わなければ、
SEA戦のような結果になるんでしょう。

ってことで、期待はFSミッチェル。
2桁タックルと、マルチPDを(現状は7回)。
ついでくらいの勢いで、CBゲイにも期待。
先週は、CBブリッツなんて決めてましたが、
お願いしたいのは、IntからのリターンTD。
ディープ守るのが下手なんだから、
前に出て1本くらい奪って欲しいモンです。

後は、3rdでどこまで踏ん張れるかなんでしょう。
35%くらいで止めてくれないと、
結構好き勝手やられそうで。

・スペシャルチーム
問題は、この先も解決しないんでしょう。
リターンチームとカバーチーム。
もう、来年のSTコーチを探して欲しいですね。
KRでは、多少良い数字を残せているIND。
ロングリターンすらも、
この試合では許さないで欲しいです。

・予想スコア:IND24-PIT33
アウェイでも安定して24点前後を取れる、
ベテランQBハッセルベック。
ってことは、安定してそれぐらい取らせるのが、
今のPITのDF事情。
恐らく、それども出来は上々なんでしょう。
30点以下に押さえてくれれば、
まぁ、あまり文句は言わないです。
・・・言わないように努力はします。

攻撃陣では、アウェイのSEA相手に30点取れたんだから、
少なくても、同じくらいは取れるでしょうと。
バカみたいなIntをしなければ
もっと取れていたはずだし。
ってことも考慮して、
尚且つ、バカみたいにブン投げて
2回くらいはIntも覚悟しての、33点。

ファンブルだけは、計算していないので、
ボールセキュリティ、お願いしますよ。

似た感じの、KC戦でも23失点で済んだことを考えると、
ベンが出れれば、30点以上取って、
勝つことを想像するのは、
妄想ってほどのレベルではない。
きっと勝てると、希望を持って応援します。

IND対策

2015-12-05 20:30:51 | NFL
気がつけば、6勝5敗で数チームが並び、
10勝でも危ゆい気もしてきたweek13。
ホームでのIND戦は、
どうしも勝ちたいところ。
戦力的には、ここで負けると
「取りこぼし」
のはずなんですけどね・・・。

SEAに負けた後、CBが云々と
トムリンが言っていましたが、
ボイキンの低スタッツは干されていただけと判明・・・。
そう都合よく、PITにシャットダウンコーナーは
表れないってことですよね。
でも、いよいよ出番が増えそうな感じ。


INDはラックの負傷で、
引き続きハッセルベックが先発QB。
かつて、SEA率いてSBで対戦したこともあり、
ランドエルのTDパスでSB制覇したことも。
こんなところでも、リマッチです。

IND攻撃陣は、開幕前の予想とは裏腹に、
ラックが大苦戦。
その影響もあり、
得点:22.6Pt(17th)で、ヤード:345.0yd(22th)、
パス:253.0yd(14th)、ラン:92.0yd(26th)。

ランではやはり苦戦していて、
ブラッドショーをシーズン中で呼び戻すも、
あえなくIR入り。
瞬をすぐ多感もあるゴアは、
やはりぱっとしない成績で、
181回で657ydのAv3.6ydで、4TD。
最長が25ydってトコロも、爆発力不足。
パスキャッチでも、27/38recで194ydの1TD。
ショートパスの割りに、取れていない気もします。
普通に守っても、
それほどやられるイメージがないですね。

QBハッセルベックは、97/150の64.7%で1023yd7TDで被サック8。
QBレートは94.4と、堅調な数字。
パス試投1回6.8ydと、ショートパス中心で、
先週の19ydTDパスが最長。

KCのスミスとよく似たタイプか。
嫌な予感が、少しだけ。
学習してくれてるんなら、良いんですけど。
クッションたっぷりで、
短いところは「どうぞどうぞ」
やってると、やられそうです。
ゲイさん、判ってますかね。

WRは、メインターゲットにTYヒルトン。
51/103recで819ydの5TD。
で、モンクリーフが52/83recで584ydの5TD。
QB変更後に活躍が増えてきたジョンソンが、
26/53recで323ydの3TD。

ショートパス中心ってトコロなんでしょう、
WRのキャッチ率は50%程度。
WRへのスクリーンはパスは、
あまり使ってないってコトなんでしょうか。
ディープパスのコントロールが
悪いってことなんでしょうか。

要注意TEは3人、多いな。
フリーニーが、39/58recで352ydの2TD。
アレンが、12/22recで187ydの1TD。
ドイルが、9/10recで62ydの1TD。

なんとなく、ベテランQBの上手さは、
TEの使い方にあるとか思っていますが、
そんな感じのスタッツ。
レッドゾーンにまで入ってくると、
ヒルトンなんかよりは、TEが要注意な感じ。
苦手なタイプ。

DFは、要所を抑えてる感じ。
得点:23.6Pt(17th)で、ヤード:387.9yd(26th)、
パス:272.8yd(27th)、ラン:115.1yd(24th)。

失点以外は、軒並み下位。
PITと違うところは、
DBの堅実さ、能力ってトコロでしょうか。
このスタッツは、信じてもいいのかもです。

3-4ディフェンスで、タックルリーダーは
ILBのジャクソン。66回+51アシで111タックルの、2サック1Intで3PD。
次点もILBのフリーマン。
但し、怪我で欠場なので・・・。
48回+34アシの82タックルで1サックの1PD。
ダメなんですけど、欠場ラッキーと思ってしまう。
怪我の欠場は、PITでも他のチームでも
無いに越したことは・・・。

DLにも怪我人(DEアンダーソン)がいるようで。
要注意はDEラングフォードで、
13回+12アシで25タックルの3サック。
DTはルーキーのデビッド・パリー。
勝手に唾をつけていただけですが、
8回+10アシで1サックと、DTとしては上々。
ドラ5でこれだけやってくれれば、良いですよね。

LBでは、OLBのマシス。
8回+2アシで10タックルも、4サック。
サック以外、眼中無いんでしょうね。
ウォルデンも25回+10アシで35タックルの3サック。
パワーで押してくるんで無くって、
スピードだったり技術だったりで、
OLをかわすタイプに思っています。
LTビラヌエバには、しんどいタイプのラッシャーかも。

DBでは、脅威のセーフティコンビ。
SSアダムスが、26回+14アシで40タックルの5Intで6PD。
FSラウリーが、42回+14アシで66タックルの4Intで7PD。
FSの方がタックル数が多いのは、
DLの強さから言うと、しょうがないのかも。
まぁ投げられますよね、ディープまで。
それでいて、2人で9Intってところが、
失点数のスタッツにつながっている。
それもこれも、シャットダウンコーナーの
おかげなんでしょうか。
SSアダムスは3試合欠場中も、
PIT戦から復帰・・・。休んでくれてよかったのに・・・。

CBには、エースCBの名にふさわしいボンテ・デービス。
23回+8アシで31タックルの2Intで12PD。
PDの回数がここまで多いのが、さすがです。
狙われる逆サイドは、トラー。
34回+7アシで41タックルの7PD。
3番手が、バトラーで24回+7アシで31タックルの1Intで2PD。

この試合は、ブラウンとデービスのマッチアップなんでしょう。
なら、避けないのがベンだし、欲しがるのがブラウン。
去年の500yd越ん時は、デービスはすぐ怪我でいなくなっていたし、
ってことをわかってくれてるといいんですけどね。
今年も、フリオ・ジョーンズとの熾烈な
リーディングレシーバ争い真っ最中。
勝利優先で、お願いしますよ・・・。


石崎幸二「長く短い呪文」

2015-12-04 22:02:49 | 読書
たぶん3冊目のこの作者の本。
まとめて買ったんで、
いつかは読まないとと。

舞台は、鹿児島の離れ孤島。
「呪われた」という同級生を追いかけ、
なんだかんだで進んでいくお話。
ってか、もうあまり舞台とかは
関係ない感じのこの作者、この作風。

どこが舞台でも、
どんな展開でも、
同じくらいのクオリティの物語に、
なるんでわ、とか思います。

出来上がった作風なんで、
好きな人はずっと好きでしょうし、
苦手な人は、ずっと苦手なんでしょう。
ま、わざわざ苦手な作風の本を
好んで買う人もいないわけで、
やり方としては、正解なんでしょう。

感想としては、
トリック1本を軸にして、
良くここまで広げたなって感じ。
ホラー小説書く直前の
「吉村達也」と似たような感じ・・・。

ガラッと作風が変わることがあるのなら、
どう変わるのか読んでみたいかなと。
このシリーズは、もういいかなって感じでした。

新堂冬樹「銀行篭城」

2015-12-03 22:54:38 | 読書
1・2冊くらいは読んだことがあるような、
そんな薄っすらとした記憶しか残っていない、
この作者。

記憶に残っていないので、
良かったも何もないんですが。

舞台は、東京。
銀行に篭城した男は、金も要求せずに、
残額な行為を繰り返し・・・、
見たいなところから、
警察とのやり取りなど
なんだかんだで展開していく、お話。

貴志祐介の「悪の教典」と同じように、
残虐行為の描写部分は、
とても胸クソが悪くなります。
(綾辻雪人の「殺人鬼」シリーズよりかはマシですが)
そうなると、後はやられるところを楽しみに
進んでいくしかないような感じ。

動機のしょぼさとかは、
首をひねりたくはなり、
それだけでここまでって言う気が、
さすがに読後は残ります。

そこ以外は、それなりにリアリティはあったり、
(あっさり人質殺したりとか・・・)
お話として読む分には、
面白かったような気もします。

・・・動機がやっぱり引っかかりますね。
ストレートなほうが、面白かった気が・・・。

大槻ケンヂ「ロッキン・ホース・バレリーナ」

2015-12-02 22:06:10 | 読書
何作かだけ、読んだことのある作者。
で、数曲だけ聴いたことのある、
バンドのボーカリスト。

本編に出てくるバンドは、
今でも聞いていたりするんですけど、
筋少は、聞けないですね。
何かが、あいませんでした。
本人は、とても好きですけど。

舞台は、東京から博多まで。
18歳のバンドマンが、不思議な少女を拾って
なんやかんやのロードムービー風のお話。

「グミ・チョコ・・・」テイストの内容で、
あれも読めたんで、この作品も
楽しく読めました。

バンドをやっている人や、
過去にやっていた人なら、
きっと尚更なんでしょうね。
やっときゃ良かったとか、
思ったり思わなかったり・・・。

年齢を重ねるごとに衰える肉体に、
体育会系の経験より、
文化系の経験があったほうが、
先々趣味が長続きしたのにとか。
楽器を演奏できる人は、
スゴイと無条件に感じてしまいます。

本業の物書きさんではないなかで、
これだけ書ければ十分ってな気も。

内容がへヴィーな部分もあったりするわりに
軽くさらさらって読むには、
ちょうどいいのかもしれないです。