Knockin' on heaven's door

NFLとNBAとその他諸々

萩原浩「オイアウエ漂流記」

2015-12-15 22:44:07 | 読書
今年3冊目のこの作家さん。
ホームドラマになりそうな、
そんな作品が多い印象です。
ドラマなら、たぶん観ないんでしょうが、
小説として読む分には、
とてもいい感じです。

舞台は、南太平洋のとある無人島。
飛行機が海上に不時着し、
生き残った10人が、
ただただ生きていく、
・・・って感じのお話。

まぁ生活しやすそうな
環境のいい島で、
魚に詳しい人がいたり、
きのこに詳しい人がいたりと、
ご都合主義は否めません。

そこはそういうもんだと、
割り切れるなら、楽しく読めるかなと。
個人的には、楽しく読めましたしね。

どれだけ新鮮な魚が取れて、
刺身に出来ても、
醤油が無いのがって部分には、
ちょっと、大いに共感。

行く当ても予定も無いんですが、
海外に長期滞在する場合には、
醤油は必需品ですな、とか
思ったりしました。

最後の、脱出用の筏のくだりは、
なるほどと。
やっぱり、予定も何も無いんですが、
覚えておいて損は無いかなと。

暖冬だとは言いつつも、
これから寒くなっていく一方だと思うと、
羨ましいってのが、本音です。
NFLとかNBA観れなくなるのは、
問題ですがね・・・。
Net環境整っていたら、
永住もありかも、とか・・・。