Knockin' on heaven's door

NFLとNBAとその他諸々

石崎幸二「長く短い呪文」

2015-12-04 22:02:49 | 読書
たぶん3冊目のこの作者の本。
まとめて買ったんで、
いつかは読まないとと。

舞台は、鹿児島の離れ孤島。
「呪われた」という同級生を追いかけ、
なんだかんだで進んでいくお話。
ってか、もうあまり舞台とかは
関係ない感じのこの作者、この作風。

どこが舞台でも、
どんな展開でも、
同じくらいのクオリティの物語に、
なるんでわ、とか思います。

出来上がった作風なんで、
好きな人はずっと好きでしょうし、
苦手な人は、ずっと苦手なんでしょう。
ま、わざわざ苦手な作風の本を
好んで買う人もいないわけで、
やり方としては、正解なんでしょう。

感想としては、
トリック1本を軸にして、
良くここまで広げたなって感じ。
ホラー小説書く直前の
「吉村達也」と似たような感じ・・・。

ガラッと作風が変わることがあるのなら、
どう変わるのか読んでみたいかなと。
このシリーズは、もういいかなって感じでした。