日々呟く。

とうとよ/清貧の独り言。

町民囲碁大会。

2004年08月29日 21時40分21秒 | 囲碁
モンコレの大会には頻繁に出ている私ですが、囲碁の大会となるとそうも行かない。
大会情報とか知らないですし。

そんななかで、唯一、私が出たことのある囲碁の大会が、この町民囲碁大会でした。
前回の出場はもう2年ほど前になります。
その時は全敗だったような…、もうあまり記憶もありません。

その町民囲碁大会が今年も開催され、私も出場してまいりました。

28名の参加者がいらっしゃり、4つのブロックでのリーグ戦となりました。
各リーグの最多勝利者1名が決勝リーグに進出となります。

各参加者の段級位にあわせ、1段級に付き1子ハンデがつき置き碁となります。
常先から9子局まで、9子局以上に段級位の差がある場合は、1段級につき5目のハンデが付きます。

参加者の中では、私が一番若輩だったようです。
そして棋力もダントツに低い。
今回私は7級での参加でした。
ということで全て大量の置石をもらっての対局となりました。

モンコレのレポートのように詳しくレポートすることは、実力的に不可能なのですが、一応レポートを書いてみようと思います。


1回戦。三段の方。9子局での対局。
寄せの段階で、相手の石に合わせて不用意にポンポンと石をツイデしまい、隅の石がナカデで死。
そこで差が決定的になりましたので、投了。

中押し負け。


2回戦。五段の方。9子局+逆コミ10目での対局。
中盤までは優位に碁をすすめていたのですが、左下隅で、形を悪くしてしまい目を取られてしまいます。
それでも中央への道が続いているつもりだったのですが、スッパリと切られ、大石が死。
投了となりました。

中押し負け。


3回戦。二段の方。8子局での対局。
詰め碁の多い対局でした。
そしてそれをどれも失敗。
右辺では相手の石を殺すことに失敗した上、何にもならない手を1手打ってしまいました。
そんな無駄な手を打っているうちに、左辺ではこちらの石を詰め碁状態にされ、受けを誤り大石が死。
投了となりました。
左辺の詰め碁では1手目の受けは合っていたのに、3手目の受けでダメ詰まりのミス。
投了後、正しい受けを教わり、感心するやらがっかりするやら。
そんなに難しい詰め碁でもなかったですし、どうも詰め碁1手目を打ってるときにはそれは見えていたような気がします。
なのに3手目でしっかりミスをするあたり、まだまだだなと思うのでした。

中押し負け。


4回戦。四段の方。9子局+逆コミ5目での対局。
積極的に石を切断し、あちこちに小さな地が散らばる展開となります。
そして、中盤から終盤。
隅の石をコウにされます。
そしてコウ争いとなったのですが、その前、その隅の石がコウになる過程で、相手の石の生死を見極めることができず、余計な手を打ってしまい、自らコウダテを潰してしまっていました。
そのため、コウ争いで損をしてしまいます。
そしてそのまま終局。
結果、5目の負けとなりました。

5目負け。


5回戦。二段の方。8子局での対局。
この碁が、今回一番上手く打てていたような気がします。
相手の石をしっかり自分の地を固めながら攻めることができ、序盤から中盤は大優勢だったと思います。
しかし、途中、右辺から伸びている石が途中で切断され、目が必要になったのですが、違うほうを打ってしまい目を作ることに失敗。
コウになります。
ここで上辺で得をされてしまい、差は縮まりました。
しかし、まだこちらが優勢だったようです。
ですが寄せ、なんとなくダメを詰めてしまい自分から石を自殺させてしまうポカをして一気に逆転。
20目以上の差がついて終局。
20目以上は中押し扱いということで、中押し負けとなりました。


中押し負け。

因みにこの方はここまでトップ。
この私との対局でトップが確定し、決勝リーグに進まれました。
あのポカが非常に悔やまれる所です。


6回戦。初段の方。7子局。
中央に大模様を張る展開となります。
その模様を消しに入ってきた石を上手く止めることができず、その石が生きたら負け、死んだら勝ちという状態になります。
前回のようなポカが怖かったのですが、なんとか落ち着いて対処ができ、目ができなくなったところで、相手の方が投了されました。


中押し勝ち。


以上、結果は1勝5敗でした。
ナカデ、詰め碁、コウ、さらに大石の目を取られるなど、一手入れていればなんてことはなかった対局が目立ちます。
やはり、前に書いたように、本当に大事な所と、そうでない所の見極めがまだまだできていないようです。

なんとなく打ったポカは悔やんでも悔やみきれない…。

それでも一勝することができました。
前回は記憶が曖昧ですが、多分全敗ではなかったかと思うので、この1勝はとても嬉しいです。


次回はまた来年となります。

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