日々呟く。

とうとよ/清貧の独り言。

素直なダークエルフ。

2005年12月26日 22時29分37秒 | モンコレ
黒金 消耗品増量型。

R.O.Dさん主催のモンコレ忘年会、Sノーマル戦で使用したデック。
って、いつのことを書いているのやら。
時が経つのは早いものです。


前回のデックから、消耗品を増量してみました。
その代わり、戦闘スペルは最低限のものだけになってしまいましたが。

消耗品を投入して、一番感じることは、対抗できる嬉しさでした。
特に、《魔力のスクロール》がとてもありがたい。
魔法を打ち消せる上に、そのまま相手を倒せるなんて、夢のようです。


さて、そんな訳で、モンコレ忘年会のSノーマル戦はこれで出場したのですが…。
もうほとんど記憶がありません。

覚えているのは、2回戦の対ZENKIさん戦。
ZENKIさんのデックは、斬魔審問ウエンディという、魔を徹底的に叩く、まさに斬魔デックでした。
それに魔単のこのデックで当たったのですから、たまったものではありません。
出るユニット出るユニット、どんどん斬られ、審問され、光にされてゆく。

それでも、なんとか騙し騙し進軍し…。
最後は、本陣前まで斬魔パーティに詰め寄られ、次のターンには本陣陥落必至という状況で、敵本陣斜め前に1体だけ残っていた《千年王国の妖精》が、主力が全て進軍して少々薄くなっていた敵本陣に特攻。
ダークエルフを数体即時召喚したところ、相手の即時召喚はなし。
そのままパンチでなんとか陥落。

ぎりぎりで勝利を収めることができました。

と、記憶にあるのはこれだけ。
あとは誰と対戦したのかすらも定かではない。

…ああ、思い出した。
土ドラゴンに2回当たったんだったか。

そうなると、薬岡さんとMGK888さんだな。
しかし、どんな戦いをしたのかはやっぱり全く記憶になかったりして…。

記録に残っている順位からして勝ち越してはいないようなので、きっと1勝2敗だったはず。

ああ。そういえば、《枯れた虹》の上の《タイガーリリー》や《ノーム》にどちらも対戦でも苦労したような。
《ストーン・バジリスク》に詰め寄られて、《ペトリフィケーション》でも喰らって終わっちゃったのかなぁ。


このデックでの戦いで、印象に残っているのは、それら忘年会での戦いよりも、熊本でのフリープレイの一幕です。
ゲーム中盤に現れた《極楽鳥》に対し、手も足も出ず蹂躙される始末。

このデックで《極楽鳥》を倒す手段はいくつかあるのですが…。
まずは《退魔剣》付けるなりなんなりして、攻撃力を満たした状態での先攻パンチ。
これはなかなか極楽鳥相手に先攻が取れないので難しい。

ダークエルフの速度ならやりようによっては追いつくのですが…。
パーティ揃える間がなかった。

先攻とられたとしても、攻撃対抗で殺せばいい。
が…《ドラコ・ジェノサイド》ではなかなか攻撃力が届きません。
もう一つの《イビル・デッド》なら《シャドウ・ストーカー》を加えたり、《極楽鳥》の攻撃に耐えた後反撃などいろいろ手段はあるのですが…。

しかし、相手もボーっと見てるわけではなく、きちんと対抗してきます。
やっぱり結構辛い。

このデック、中・大型にちょっと弱い部分があるのかもしれません。
《ストーン・バジリスク》等の土ドラゴンに《ドラコ・ジェノサイド》や《イビル・デッド》を撃っても、《グリーン・リーフ》や《エンデュランス》で耐えられておしまいなんてことが、よくあります。

《ボーン・ドラゴン》の攻撃力7。
これを超える防御力を用意できる相手には、ちょっと分が悪いのかも…。

《極楽鳥》を対策するだけなら、《吹き抜ける風》さえあれば良い。
《枯れた虹》の《タイガーリリー》なんかに苦労したと言うのなら、《吹き抜ける風》は決して無駄にはならないでしょう。

しかし、これでは他の中・大型ユニットには対処できません。
《鋒矢の陣》なら、他の大型ユニットにも対処できるかもしれませんが、パーティの数が多いほうが良い《退魔剣》や《ダークエルフ諜報隊》のいるこのデックではちょっと採用しにくい。
6レベルの土ドラゴンなんかにも対処できない。

それならば…。
こちらの攻撃力を更に上げるというのが簡単な対処法なのかもしれません。
《ドラコ・ジェノサイド》や《イビル・デッド》が届かないとか、防御アップでかわされると言うなら、更にその上を行けばいい。

その攻撃力アップの手段が、《退魔剣》であり、《黄金の剣》。
だけど…。
《退魔剣》は良いとして、《黄金の剣》はどうも使い勝手が微妙です。
確かに単純でわかりやすく攻撃力を上げることができるのだけど…。

問題は使い手の方にあるのかもしれません。
《黄金の剣》で攻撃力を上げても、それを《ドラコ・ジェノサイド》や《イビル・デッド》の威力アップにつなげるためには、同時にスペル枠が必要です。
ですが、それを実現できるのは《ダークエルフ暗殺部隊》か《ダークエルフ髑髏騎兵隊》、そして《千年王国の妖精》しかいません。
《ダークエルフ邪眼部隊》や《ダークエルフ拷問隊》が《黄金の剣》を装備しても、ただ単に攻撃力が上がるだけ。
特に、《ダークエルフ拷問隊》が装備するのは、拷問の威力が上がるわけでもなく微妙…。

どうせなら、消耗品や戦闘スペルで攻撃力アップを図ったほうが良いのかもしれません。
消耗品なら、《ドワーフの火酒》がダークエルフには合っているのかな…。
《ダークエルフ邪眼部隊》以外のこのデックのダークエルフは、大体防御力の方が高いですし…。
もともとの数値が大きい《ボーン・ドラゴン》や《スワンプ・ヒドラ》に飲ませるのなら、少々上昇量が小さくても、たいした問題ではないでしょう。

戦闘スペルで攻撃力を上げるなら…。
魔スペルで攻撃力アップと言うと…。
《コーズ・フォビア》ぐらいかな。
属性自体は風だけど、魔枠でも使えます。

まあ、《ダークエルフ邪眼部隊》や《ダークエルフ拷問隊》で、《ドラコ・ジェノサイド》や《イビル・デッド》を使うであろう《退魔剣》を持ったユニットの攻撃力を上げることを考えると、消耗品の方が合っているのでしょうか。

しかし、《黄金の剣》を外してしまうと、もう完全に「黒金」ではなくなってしまう…。



今回、《千年王国の妖精》の数を増やしました。
アイテムと戦闘スペルの両方を使えるユニットを増やしたかったからです。
ですが、その影響で、ダークエルフのみのパーティが組みにくくなった気がします。
そうなると、《ダークエルフ呪紋隊》の存在が微妙になってきます。
もともと《ダークエルフ呪紋隊》を使うために作ったデックなので、これは大問題です。

しかしまあ、特殊能力を発揮できなくても、《ダークエルフ呪紋隊》はきちんと基礎地を満たしたイニシアチブ:+1ユニット。
飛べない《羽虫の群れ》です。
それだけでも十分かなと思うのも事実。
特殊能力も、絶対発揮できないわけではありませんし。


もう一人、今回のデックで微妙かなと思うユニットが《隻眼の皇太子》です。
先攻を取って殴ることが仕事のこのデックでは、なかなか皇太子の能力で逃げることがありません。
後攻になってしまっても、《ドラコ・ジェノサイド》や《イビル・デッド》があって、そう簡単に負けるわけではない。
その上で更にダメなら逃げることができるのは強みなのかもしれませんが…。

どうも上手く使いこなせていないみたい。

戦闘スペルを使うだけなら《ダークエルフ呪縛部隊》の方がステータスが高い。
そして、ダークエルフを使いまわすだけなら《ミッドナイト・クイーン》でも可能です。

しかし、《ダークエルフ呪縛部隊》では《ドラコ・ジェノサイド》が撃てません。
さらに《ミッドナイト・クイーン》では、戦闘スペルが使えない。
《隻眼の皇太子》には6レベルユニットを補佐する、即時召喚の戦闘スペル使い、それも、いざとなったら逃げて使いまわせる戦闘スペル使いという仕事もありますから…。

やっぱりなかなか代わりはいない。
私自身が、もっと《隻眼の皇太子》を上手に使えるようになるしか、解決の方法はないのかも知れません。


微妙なカードと言えばもう一枚。
《カース・リンク》も結構微妙です。
普通タイミングの手段として結構有効なスペルなのですが、それにしても1Dではなかなか出ない。
防御4を落とすのにも一苦労です。

だけど、外すのも忍びない。
やっぱり貴重な普通タイミングの手段ですし…。

他にこれと言って、投入したい魔スペルもないですしね。
それこそ《コーズ・フォビア》ぐらいか?

《ミス・フォーチュン》など、手札破壊要素ももっと増したい気がするのですが、それなら、攻撃+手札破壊の《カース・リンク》で問題ないような気がしてしまう。

うーん。
やはりこれも、もっと私が上手く使えるようになるしかないのか。



そう。
熊本遠征で《満月の貴公子ルドヴィヒ》が手に入りました。
《ボーン・ドラゴン》に続く、飛行なジェノサイド枠を持つアンデッドです。
飛行じゃなくていいなら《髑髏の魔術師》もいるのですが…。
歩行は《スワンプ・ヒドラ》で十分な気がする。
飛行じゃないと《地下墓地》も十分には活かせませんし。

《ボーン・ドラゴン》に比べると、ステータスがかなり低いし、復活もできないのは気になりますが、面白い特殊能力を持っています。
《リビング・デッド》の用途を増やすためにも、ユニットにバリエーションを持たせることは有効かもしれません。

それにしても、ステータスが低いのが気になりますが…。
人間、複数属性対策はそれ以上に重要なのかな…。



しかし、ダークエルフにしては、手札もそんなに削らないし、呪うこともなく、えらく素直に死んでいくデックだなぁ。
それが特長と言えるのか、ただの欠点でしかないのか…。

特徴であることは確か…なのかな。


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