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とうとよ/清貧の独り言。

書店での本選び。

2008年09月27日 20時28分18秒 | 司書日記
お食事の帰りに、本屋さんに寄ったら、すっかり遅くなってしまいました。

やっぱりなかなか選べないんですよね。
まあ、選んでる時間もまたよしか。

選べない司書である私は、図書館でも本屋でも、なかなか本が選べません。
元から借りる本とか、買う本が決まっているなら別なんですが…。

図書館の場合、どれを借りてもいいし、どれを読んでも面白そうだから迷うのです。
どれでも面白いと感じられる分、どれかを決めるのが難しいのです。

まあ、図書館なんだから、どれでもいいなら、なんでも借りときゃいいじゃーん、って話なのかもしれないのですが…なんでもって難しい。


本屋さんの場合は、財力の問題が関係してきます。
どれを読んでも面白そうだけど、買える本は限られてくる。
そんなにお金持ちじゃないですから。

となると、どれでも面白そうだけど、お金が関係する以上、そのなかでも、特に面白そうな本、買って後悔しない本を選ばなければなりません。

そうなると…。
これまた難しいのです。

まあ、後悔するのもまた一興なのかもしれませんが。


さらにいえば、面白いだけでは足りないのですよね。

私、それなりに読書スピードは速いほうみたいです。
となるとですね…

例えば、コミックを1冊買ったとします。
で、まあ、読むわけです。

そして、読み終わって…ああ、面白かったって一息ついて、時計を見ると…。

10分しか経ってないよ…。

てなことがあるわけですね。

まあ、面白かったならそれでいいのかもしれませんが、せっかく買った本が、10分で終了ってのは、ちょっと悲しくありません?
何度も何度も読み返すって手もありますが、やはり、複数回読む読書と、初回読書の楽しみは違うわけで…。

さらに、私は図書館マニア的な人なので…。
まあ、コミックなら、普通の図書館ではなかなか手に入らないからいいんですが、ライトノベルとか、ちょっとした小説なんかだと、普通に図書館でも手に入ります。

せっかくお金出して、30分で読み終わって、さらに図書館に行けば、自分のものにはならないけど、無料で借りて読むことができる。

やっぱりこれも…。
ちょっと悲しくなるのでした。


そんなことを考えてると…。
本選びって難しいのです。

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