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準備は早めに。

2005年12月31日 21時46分40秒 | モンコレ
ジャンジャンバジバジ。

熊本遠征で使用したデックです。
急に熊本に行くことにしたので、デックが用意できておらず、前日のモンコレ忘年会中に作り上げたと言う急ごしらえデックでした。

急ごしらえだけあって、忘れ物はあるし、勘違いはあるし…。

さて、そんなデックで挑んだ熊本FSSファイト。


1回戦のお相手は、アギアトエンペラー太公望デックなお方。

《バブル・クラブ》に《シーアンの太公望》、そして《アイアン・アーチン》。
さらに《真紅の皇帝アギアト》で、《ラスト・エンペラー》な《恋姫コユキ》入りデック。

なんだか全体的に硬いデックです。
《恋姫コユキ》さんが、なかなか落ちずに、ドラゴンが数体破棄される始末。

コユキさん退治を諦めて、《ストーン・バジリスク》で本陣まで一直線。
ペトリまくって勝ちましたが…。

コユキさんにしっかりパーティ揃えて本陣攻められていたらかなり危なかった。


そして、2回戦のお相手は、水土太公望デックなお方。

《バブル・クラブ》に《シーアンの太公望》、そして《アイアン・アーチン》。
ってさっきも同じこと書いたような…。

こちらは純粋な水土デックでしたけど。

やはり今回も、《ストーン・バジリスク》で突進。
ペトって、《リターン》で…というおなじみパターンで勝ち。


《ペトリフィケーション》が当たる相手は比較的やりやすいようです。


で、3回戦。
お相手は魔力の泉入りアローカイムなお方。

こちら先手だったかな。
私の初手は《フェニックス》でした。
とりあえず召喚。

2ターン目。
あちらにはアローシリーズが召喚されたんだったっけ…。

3ターン目。
《フェニックス》前進。
本陣リーチ。

4ターン目。
《鋒矢の陣》。
…。

思えばこれが全てでした。
これで序盤を大幅に遅れてしまった私は、そのまま《魔力の泉》ロックを完成されてしまいます。

《ジャングル・サーペント》や《ウェブ・ウィーバー》を頼りに反撃の機会を狙いますが…。
《カイム》が通用しなくても、ベオウルフに斬られ、《プラズマ・ボール》や《赤羽の伝書鳩》の大型用ユニットを出され、それから普通にアローシリーズに殴られて落ちてしまいます。

《吹き抜ける風》を引いたときには既に遅し。
試合時間が残り少なく、とても押し返す時間は残っていません。

とりあえず、点数の関係上、時間判定負けで0点になるのだけは避けねばなりません。
最後はこちらから本陣を明け渡し、無血開城と相成りました。


結果は3位でした。



さて。
という訳で、このデックは《ストーン・バジリスク》と《ジャングル・サーペント》を主力とし、《タイガーリリー》と《ドライアド》でサポートする、6・2火水土スペルデックとなっています。

多色スペルデックなので、《髑髏の魔術師》、《サキュバス》の*スペル枠を持つユニットでスペル枠のつなぎを行います。


《ストーン・バジリスク》と《ジャングル・サーペント》が主力なので、戦闘スペルは、土土or水土枠で使える戦闘スペルが重要となります。

《マリン・フラッシュ》、《グリーン・エンブレイス》、《リターン》…そして《ボトムレス・ピット》。

このデックの最大の忘れ物が、この《ボトムレス・ピット》でした。
これを忘れたせいで、このデックにはイニシアチブに手を出す手段がありません。

《ボトムレス・ピット》を忘れた代わりに、《ペトリフィケーション》は3積み。
ですが、このスペルは《ジャングル・サーペント》では打てないし、飛行ユニット相手ではなんの効果も発揮できません。

このデックのテーマとなったカードが《タイガーリリー》だったものですから、とりあえず《ペトリフィケーション》は3積みしてみたのですが…。
《マリン・フラッシュ》も《リターン》もあるし、そんなに《ペトリフィケーション》だけにこだわる必要はなかったようです。

まあ、今回の結果を見ると、《ペトリフィケーション》のおかげで勝てた試合が多かったので、結果的には正解だったのかもしれないのですが…。


忘れ物は《ボトムレス・ピット》。
一方、勘違いは…

《フェニックス》でした。
大会のその日まで、《フェニックス》には*枠があると思っていた人。
《フェニックス》なんてロクに使ったことないので、ちゃんと覚えていませんでした…。

もともと、このデックの元になった雨竜さんのデックでは、《フェニックス》ではなく、《ドリーム・サーペント》が入っていました。

私が《ドリーム・サーペント》を2枚も持ってなかったのもあって、いっそのこと《フェニックス》にしちゃえと変えてみたのですが…。

それは*枠があることを前提とした話。
*枠がないのでは、こんなに戦闘スペルが土属性に偏ったデックで、《フェニックス》が満足に働けるわけがありません。

実際、大会中に《フェニックス》が活躍することは全くなく…。
唯一の見せ場は《鋒矢の陣》で見事に吹っ飛んだところぐらい。
それ見せ場じゃないしね…。

このデックなら、やはりもともとの《ドリーム・サーペント》に戻すべきでしょう。
それでも風枠が余ってしまいますが…。

そこで登場するのが《ドラコ・イリュージョン》。
このスペルなら余った風枠も有効利用できます。

が、しかし、そもそもこのデックに《ドラコ・イリュージョン》は必要なんだろうか。
まともに自分で《ドラコ・イリュージョン》打てるのは、《フェニックス》と《ブラック・アビス》、そして《髑髏の魔術師》ぐらい。

主力の《ストーン・バジリスク》、《ジャングル・サーペント》では撃てません。
そのために、《サキュバス》を組みこんで、この2体にも《ドラコ・イリュージョン》を使えるように準備はしているのですが…。

《フェニックス》を《ドリーム・サーペント》に変えるのであれば、戦闘スペルは、火水土風の4属性でまとめてしまう方が理想的なのかもしれません。
やっぱり風枠が余ってしまうような気もしますが…。

《パワー・ボルト》とか入れている場合でもないだろうしなぁ。
実は結構役立ったりするのかもしれないですけどね、《パワー・ボルト》。


さて、このデックの弱点ですが、3回戦のように、小型でわらわら来られると、対処しきれないという問題があります。
《ブラック・アビス》を除いては、ほとんどが単体効果ですし…。

攻撃だけなら《ドラコ・イリュージョン》でも対処できますが、《プラズマ・ボール》とか《赤羽の伝書鳩》なんかはほんとどうしようもない。

《ブラック・アビス》を増やすぐらいしか対処法はないのか…。
単体ごとに、それぞれスペルで対処していくことはできますけれど…。

このデックの最初の案では《ひとつ屋根の下》が組み込まれていました。
相手の数を制限すれば、きっと対処できるだろうということで。

ですが、私が実は《ひとつ屋根の下》を一枚も持っていなかったことが判明し、あえなく没に。

しかし、やはり必要なのかな、《ひとつ屋根の下》。


その他の問題点など。

・《タイガーリリー》はちゃんと働いているのか?
このデックのテーマはあくまで《タイガーリリー》。
位置づけは6レベルユニットのサポートです。

今回のデックでは、属性変更効果を積極的に活かす方法はありません。
相手の属性関連の効果に対しての対策にならないこともないぐらい。

しかし、2レベル即時召喚で火土枠という、このスペル枠には代わりのユニットがいません。
それだけで十分に《タイガーリリー》を活かしていることになるのではないかと思い、今回はそれ以上のものを組み込みませんでした。

属性変更効果を積極的に活かすのなら、《アース・ディスラプト》や《枯れた虹》なんかを組み込むべきなのでしょうが…。
このデックには《アース・ディスラプト》はともかく、《枯れた虹》は少々組み込みづらいですし。

・ワイトは必要ないのか。
《サキュバス》は3積みだけど、相方の《ワイト》は組み込まれていないこのデック。
その理由は、このデックが6・2デックだからと言うところにあります。
6・2でパーティを組むことがほとんどのこのデックでは、《サキュバス》と《ワイト》が同じパーティにいることはほぼありませんから。

《サキュバス》は*枠の為に組み込んだカードですし、そのままでは2レベルまでとはいえ破棄効果。
それだけでも十分働いてくれます。

あとはもう少し防御力アップ効果があればなお良しなのですが…。

現状では《アクア・ドレス》と《グリーン・エンブレイス》、《サイズ・アップ》が防御力アップ効果です。
まあ、《幸せの白い王子》もそうなのですが…。
ですが、《アクア・ドレス》以外は、サポートが必要だったり、リミット・オーバーの危険性があったりと、自由に使えるという訳ではありません。
《幸せの白い王子》は8リミットじゃ普通組めないし、1枚しか入っていない。

《グリーン・リーフ》や《エンデュランス》を組み込むことも考えられるのかもしれない。


まあ、実は大会当日まで、《サキュバス》ではなく《リリム》だったので、《ワイト》は必要なかったとかいう理由もあるのですが…。

・使えなかった《タイダルウェイヴ》。
今回の大会では《タイダルウェイヴ》が全く使えませんでした。
1回戦、2回戦のデックは、攻撃をほとんどしてきませんでしたし、そもそも防御力の方が高いユニットが多く、とりあえず止める効果しか期待できませんでした。
そして3回戦のデックは、あまりに数が多くて《タイダルウェイヴ》では対処しきれなかったり、やはり攻撃以外の手段を用いてきたりと、《タイダルウェイヴ》は全く使う機会がありませんでした。

しかし、今回使えなかったからといって、外してしまうようなスペルでもない気がします。
普段は本当に役立つ戦闘スペルですし…。

・《ナイト・ウィスプ》、《ナイトシェイド》。
手軽に特殊能力や、アイテム、戦闘スペルを対策できるこれらのユニット。
ですが、少々防御が薄いのが難点です。
結構防御力が重要となるデックですし…。

そんなことぐらい気にしないほど、防御力を上げることができるデックなら良いのですが、意外にあまり硬くないこのデック。

やはり《エンデュランス》や《グリーン・リーフ》でもう少し硬くした方が良いのか…。
それとも、《ナイト・ウィスプ》や《ナイトシェイド》ではなく、その他のしっかり防御力のある2レベルユニットを採用するべきなのか…。

・水土といえば、《七つの海の王子》はどうした。
《七つの海の王子》はアイテムが入らないので採用しませんでした。
代わりに採用したのが《幸せの白い王子》でした。
《幸せの白い王子》なら、攻撃力だけでなく、防御力もアップできますし。

ですが、同時攻撃など弱点も結構ある。
福岡の大会では、表記修正が適用されていますし…。

まあ、しかし、やはり防御力をアップできるのが大きいかなということで。



なんにしても、やはり急ごしらえだと抜けている部分が大きいですね。
しっかり時間をかけたからと言って、完璧なデックが作れるわけでもないのですが。

とりあえず、ユニットのステータスぐらいしっかり覚えておこう…。


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