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花園の歌姫とディープグリーンの微妙な関係。

2005年02月08日 21時07分57秒 | モンコレ
久しぶりの金曜会には「混沌歌姫」で出場したのですが…。
あまり良い成績は残せず。


歌姫デックは難しいと思うばかり。
まあ、私の混沌歌姫は「歌姫デック」と呼ぶにはあまりに亜流かもしれませんが。

2005/2/4 福岡YS金曜会 使用デック。
2005/2/4 福岡YS金曜会 使用レポート。


さて、このデックにいろいろアドバイスをもらいました。
主にネット上で話しているうるずさんとDEEPERさんから。

その結果、まず基本的に、歌姫で後攻は辛いのではないかと言う話が。
確かに、今回の対戦でも思い当たる節が。

1回戦でのダーナ御一行様との対戦、相手に対抗はなく、先攻を取り、歌姫能力を使って攻撃すれば落ちる場合が結構あったのですが、なんせ《ディープグリーン》、そう簡単に先攻は取れません。
そのため、こちらは毎回先攻を取られたときのために何か用意しなければならない。
どうしても消耗が激しくなります。
そして折角作った《ワイト》《モーラ》のパーティは同時で落ちてしまいました…。
消耗なく対抗できるのは、この《モーラ》や、《エアエルフ射撃隊》などがいる場合。
ですが、この場合、肝心のプラントが少なくなってしまって今度は単純な攻撃力が足りず、相手を全滅できなかったり。

そして話は最初に戻る訳です。
そんな対抗手段を考えなければならないのは、そもそも後攻を取るからだろうと言う。
最初から先攻取って攻撃で終わるのであれば、何も消耗しなくて済む。

もちろん、そう簡単に攻撃で終わったりしませんが、絶対に何か相手の攻撃に耐えねばならない後攻よりは消耗は少なくて済むはずです。

大体、このデックの中身に、後攻である必要性があるカードが少ないのです。
どうしても後攻でなければならないのは、前途の《モーラ》と《コダマネズミ》ぐらい。
これらも、このデックが後攻デックだからと言う理由で投入したカードであり、それぞれ、《サキュバス》、《プラズマ・ボール》にしてしまうことも十分考えられます。

ディフェンダーを持っているユニットがいる訳でもない、対抗メインで相手の動きに合わせるデックでもない。
最初から言っているように、先攻とって殴れればそれが一番言いと思われるデックなのです。

じゃあ、なぜ後攻を取るデックになっているのか。
それは《ディープグリーン》が入っているから。

そしてなぜ《ディープグリーン》が入っているのか。
それはランダムで選んだから。

私のデック製作法である、ランダムテーマカード選択で《ディープグリーン》と《無垢なる混沌》を選んでしまったから。


結局そこに立ち返ってしまいます。


となると、問題は私の方向性そのものにあるのかもしれません。

私が歌姫デックにしたのは、それが《ディープグリーン》と《無垢なる混沌》を合わせたときに、それらを一番活かせるデックだと思ったからでした。

プラントである《ディープグリーン》。
そしてそのプラントのユニットである、《レインボー・ツリー》と相性の良い《無垢なる混沌》。

プラントをつなげる存在として《花園の歌姫》が選ばれ、結果できたのがこのデックでした。

しかし、ここに、《ディープグリーン》の「イニシアチブ:-3」はあまり考慮されていません。
せいぜい、イニシアチブ修正のない《モンスター・プラント》よりも同時が起きにくいと言うことぐらい。
イニシアチブマイナスで後攻を取る必然性は最初からなかったのでした。


歌姫デックの場合、《ディープグリーン》の「種族:プラント」という部分を中心に見ていました。
これを、「イニシアチブ:-3」で防御力の高い1レベルという面を中心に見たらどうでしょうか。

《無垢なる混沌》と《レインボー・ツリー》を合わせて考えれば、違う答えが出てきます。

それは、この混沌歌姫を最初に作ったときにもう1つの案として言っていた、髑髏カウンター。
そういえば後攻を取る必然性が歌姫にはないというのも、すでにそのときに言っていたことでした。

対抗をメインとする髑髏カウンターなら、相手に先に動いてもらうために、後攻を取る必然性があります。
《レインボー・ツリー》の属性変更も、《無垢なる混沌》の相棒として以外の活躍の場ができます。

《ディープグリーン》と《無垢なる混沌》という2種類のカードから導き出されるデックは、こちらが正解だったのかもしれません。


しかし、歌姫にしてしまったものは仕方がない。
こちらで生きる道はないかと考えてみることにします。

要は後攻を取る必然性を得ればいい訳です。
そこで思い出されたのが、「歌姫髑髏」というデック。
《花園の歌姫》と《髑髏の騎士》を合わせたデックです。

それこそ《レインボー・ツリー》つながりのこのデック。
さらに《レインボー・ツリー》つながりの《無垢なる混沌》を投入することもきっと可能なはず。

半分髑髏カウンターである歌姫髑髏なら、《ディープグリーン》で後攻を取ることにも必然性が生まれます。
さらに、前回からの懸案であり、さらに今回も《アーマーン碧鱗七人衆》にしっかり苦しめられた、戦闘常動能力への対策である、《キキーモラのほうき》の投入にも「《髑髏の騎士》のアイテム枠利用」という名目が得られます。

おお、まさに理想的。
混沌歌姫の生きる道ここにあり。

…と成りますかどうか。