on-ice off-ice

氷上のスポーツ、カーリングをやっています!カーリング以外のことも書くのでon-ice off-iceです!

下剋上失敗(-_- )

2024-09-28 20:13:25 | 学問
 東京のカーリング事情、最近は北海道や長野から進学、就職、転勤で来られる方が年々増えて、年々厳しさを増してきています。

 今年の関東選手権東京都代表選考会予選は、まずブロック予選が3試合なのですが、対戦相手はどこも強豪チームでどこに勝っても下剋上という状態。。私のチームは、5月の東京都選手権から1名入れ換えてリザーブを含む2名を迎えたメンバーで挑むことになりました。
 一緒に競技したメンバーが3名いるとはいえ、チーム練習なしのぶっつけ本番では心もとないと、練習日を決めようとしたものの土日はリンクが空いていない、平日に仕事を休んで行くしかないのですが、メンバー全員の予定を合わせるのは容易でありません。結局、前日に軽井沢入りして練習することになったものの、私が仕事の都合で遅れて行くことになりました。それでもメンバーの一人が、長野県の大学生チームと練習試合する手配をしてくれました。

 前日、私が軽井沢アイスパークに到着すると、練習試合の真っ最中、私のチームには大学生相手チームのメンバーの一人が代わりに入っていますが、ストーンも置きたい位置に置けているし、ストーンの動きの読みも正確です。
 カーリングに関しては大学生チームの場合、大学に入学してから競技を始める人も多く、レベルが読めないのですが、こちらのチームは中学生の頃から軽井沢で競技をされていたようです。そんな大学生チーム相手の練習試合は、追いつかれたとはいえ引き分け。練習試合後に反省練習して、前日練習を終えました。
 宿泊先は東京練馬区の施設「ベルデ軽井沢」二間続きの部屋を贅沢に人で広々と使わせて頂きました。

 翌日は、3連戦で試合のインターバルも短いので、食事は合間にいわゆるモグモグタイムのように摂りました。
 試合の方は、前日練習の効果もあって、互角に戦えたところもあったのですが、3点取れるところを1点止まりになったり、逆に失点1点で抑えられるところを5点取られたりしたことが響いてしまい、3連敗。下剋上は失敗でした(^_^;)

 練習相手になってくれた大学生チームのみなさん、ありがとうございました。
 できたら、このチームでレベルアップして、また挑戦したいです。
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暑い夏の過ごし方 ~大阪編~

2024-08-31 16:43:16 | 日記
 「熱中症予防のため、不要不急の外出はやめましょう」と、言われなくても必要最低限しか外出しない日々が続いていましが、このままではあかんと、大阪に行ってきました。
 とはいうものの、大阪も連日35度超えの暑さ、何も考えずに過ごしていたら熱中症で行き倒れになってしまいます。
 でも、工夫すればなんとかなるはずと、大阪へ向かいました。

 まず、関空アイスアリーナでカーリングの練習。リンクの窓から関空へ渡る橋が見えます。サブリンクですが、見た目はカーリングの専用シートで、岩手県盛岡市のリンクを思わせます。海が近いので湿気でリンクに霜が立つのが心配でしたが、氷が少し重いものの充分練習できる環境で、外の暑さを忘れて練習に励みました。



 その晩は、難波に戻って繁華街の一角にあるスーパーホテルPremierなんば心斎橋天然温泉に宿泊しました。ホテルに宿泊してよく思うのが、使い捨てのスリッパだとか、環境的に無駄だよねって思うことが多いのですが、必要なものだけピックアップして部屋に持っていく、サステナビリティに配慮した姿勢が感じよかったです。肌がつるつるになる温泉もよかったです。

 翌日、薄曇りだけど湿気が強い。地下鉄で「大阪歴史博物館」に向かいました。大阪の地下鉄はエアコンがキンキンに効いていて、一気に汗が引きます。「大阪歴史博物館」では特別展の「難波宮発掘開始70周年記念展」が開催されていて、宮殿の様子などが再現されていたりしてなかなか面白かったです。

 これは土器の復元体験、「簡単にできそう」と思って始めたものの、口の部分はすぐに見つかったけど、側面の模様は途切れ途切れになっていたりしてなかなか難しく、学芸員への道は遠いようでした。
  


 大阪歴史博物館の隣のNHK大阪放送局の見学コースを見て歩くと、すでに閉館時間が迫っており、再び地下鉄で本日宿泊の天保山へと向かいました。

 天保山は江戸時代の天保年間に大阪湾の一角に造られた人口の山で、三角点が置かれている山としてはもっとも低く、日本サイテーの山と言われていますが、海遊館や天保山マーケットプレイスがあるスポットです。ここで夕食にマグロ丼を食べたのですが、空腹を満たしきれずに追加したのがたこ焼き屋さんにあったラジオ焼き、たこの代わりに牛すじとこんにゃくが入っており、ラジオが世に出始めた頃にハイカラなイメージだったのでそう名付けられたのだそうで、しっかりした味で美味でした。



 三日目は、天王寺の近鉄百貨店でショッピングのあと、通天閣の下の新世界へ。新世界の名前とは裏腹にどこか懐かしさを感じる街は、リニューアルされながらもレトロな雰囲気を失っていませんでした。名物の串揚げ、メニューの写真よりも小さかったり、ウズラの卵が3個が2個になっていたり、お値段がデフレ脱却価格だったりしましたが、揚げたてを2度漬け禁止のタレにつけて美味しく頂きました。

 屋外はむちゃむちゃ暑かったけど、地下鉄、地下街、デパート、博物館を駆使して、暑さを苦にせず夏の大阪を堪能できた、なかなかのプランニングでした。
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第5回 関東ミックスカーリング選手権大会

2024-07-28 22:22:39 | 学問
 酷暑がひと休みした2024年7月12日から14日の3日間、「第5回 関東ミックスカーリング選手権」の審判に行ってきました。

 カーリング競技の公式戦には、4人制(男子・女子)、4人制(ミックス)、ミックスダブルスがありますが、今回は4人制ミックスの選手権です。

 これらの中で4人制ミックスカーリングは競技としては一番新しく、それを専門にやっているチームは少なく、今回出場のほとんどが普段は4人制男女のチームを組んでいて、今回の選手権のためにチームを組み直しての出場です。

 大会は関東選手権ですが、その下に東京都予選や神奈川県予選はなく、手を挙げれば出場可能な大会なので、日本選手権を本気で目指すチームもあれば、記念出場的なチームの少なくありません。審判の立場からすると、こういう大会はどんなトラブルが起きるかわからないので気が抜けません。予選は4から5チームのリーグ戦で、上位チームが決勝トーナメントに進み、優勝、準優勝チームが日本選手権出場となります。大会の前半はラフな感じで終盤は緊迫した感じになるという、審判的には頭の切り換えが必要な大会でもあります。

 審判の仕事は、試合前から始まります。タイマーのセット、試合前練習の合図と練習時間計測、LSD(ストーンを右回り、左回りで各1投して中心からの距離で先攻後攻を決めるなど)の計測など、むしろ、試合前の方が忙しいです。
 試合が始まってからは、どちらのストーンが中心に近いが目視で判断できないときのメジャー計測、ラインにストーンが掛かっているか確認するための三角定規での計測などがあります。実際には、3日間通してメジャー計測が5~6回、ストーンがハウスに掛かっているか確認するバイターメジャーが2回、三角定規での確認が1回でしたが、バイターメジャーを使うのは珍しく、私にとっては初めての経験でした。それと、トラブルが発生した時の対応。これは、事前に競技規則を読んでおいて備えるしかないのですが、どうにか対応しました。

 両チームの持ち時間をそれぞれカウントダウンしていくタイマー審判は準々決勝以降に入りますが、これは人が操作しているのでミスも起こりやすく、修正することが数回ありましたが、大きな混乱はありませんでした。

 多少の問題はありましたが、無事に3日間の審判を終えることができました。疲れはありますが達成感と無事終えた安堵感はいいもんです。でも、やっぱり選手で出場したいですね。。
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二重料金ってどうなんだろう

2024-06-27 15:39:11 | 社会・経済
 インバウンド観光客の急増で、外国人料金を設定する動きも出ているようですが、中国では1990年代には導入されていました。(現在は解消されているかもしれません)


 この万里の長城へ向かうゴンドラのチケットですが、一方は30元、もう一方は85元の文字が見えます。30元の方は中国人料金、85元の方は海外渡航者料金のチケットです。海外渡航者が3倍弱の料金になっていますが、これはまだ格差が小さい方で、北京市内の天壇公園は中国人5角(0.5元)、海外渡航者30元と、実に60倍もの格差があるのです。当時のレートで日本円に換算すると、1元=12.5円として、中国人は6.25円、海外渡航者は375円に過ぎず、確かに60倍はうんざりしそうな格差ですが、広々とした公園と歴史的な建物に入れて375円は、自分の間隔では申し訳ないほどの安値に思えました。この頃の中国は都市部と農村部の収入の格差が大きく、中国人料金の0.5元も納得できる価格ではありました。


 チケットは万里の長城はどちらも同じような紙ですが、海外渡航者用は、歴史的なコインのレプリカが付いていたり、日本語訳のパンフが付いているところなど、若干の付加価値がついているものもありました。



 ちなみに当時の中国では中国人料金でチケットを購入するにあたり、身分証明書などの提示は求められず、中国語が上手に喋れるアジア人が購入することもできなくはなかったです。1件だけ、中国人料金で入場しようとしてみましたが、中国語で「鞄は持って入らないで」と注意され、メンバーの一人が戸惑ってしまいアウトでした。

 私としては、入場する人がそれだけの金額を支払っても満足できる料金なら、二重料金もありなのではと思いますが、どうでしょう?


万里の長城の入場券、“甲种票”、“乙种票”の文字が見えます。“甲种票”が海外渡航者用の入場券、“乙种票”は中国人用の入場券です。
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東京都選手権・・氷の外で大失敗(^_^;)

2024-06-01 19:32:18 | 日記・エッセイ・コラム
 軽井沢で年間通してカーリングが出来るようになったのは2012年からで、それ以前は秋から春にかけてがシーズンでした。つまり、軽井沢が賑わう時期にカーリングで軽井沢に行くことはなかったのです。

 コロナ騒動が5類に落ち着き、円安も進んで、インバウンドマーケティングが拡大されて外国人観光客が押し寄せる中、2024年5月に軽井沢アイスパークで開催されたカーリング東京都選手権は、軽井沢でのハーフマラソン開催とも重なって、宿泊先の確保が難しい状態に陥りました。
 軽井沢は元より隣接する佐久や小諸でも宿泊施設が取りづらい状況の中、「東京都の区の施設は余裕があるらしい、その区に住んでいなくても泊まれる」という話が流れてきました。
 ネットで検索すると、まず宿泊施設のページ、なかなかよさそうです。予約をしようとすると別のページに飛びます。確認すると、1つ目の施設は満室ですした。次に表示されている「武石本館」をクリックすると空室があったので、予約してひと安心。

 当日、1回戦に敗れて午後の試合がなくなったので、他の試合を見たりして過ごしていました。公営の宿泊施設で事前に宿泊者名簿を記入しておく必要があったので、みんなに名前等を書いてもらおうと取り出したとき、予約番号の記入が必要だったので確認しようとして予約メールをあらためて見て、「あれ?これもしかしたら軽井沢ではない?!」あらためて、その施設のWebを見ると長野県上田市になっているではないか!!
 上田市は軽井沢と長野の間にあって、確か新幹線でも軽井沢から2駅だったはず、車で1時間も走れば行けるはずと、メンバーにことの経緯を説明してお詫びして、地図情報を調べると現在地から50キロメートル、1.5時間もかかるようです。それでも、今から行けば、日が落ちる前に着けそうで、翌日の試合も遅めなので普通に朝食食べて出れば充分間に合うことはわかりました。

 いざ出発すると、道は渋滞しています。長野から軽井沢観光に来た人たちが帰るタイミングとぶつかったようです。国道を外れ、林や畑の中にたまにレストランが現れる県道を進み、ある程度行くと街があるような景色の繰り返し、ナビの示す目的地までの距離がなかなか減ってくれません。残り10キロを切る頃、県道からも外れて人家もまばらになった農道のような道になり、その先にダートになった道が見えてきた頃、「目的地です」とナビがいう。「いや、何もないんですけど。」辺りを見回しても人家がぽつりぽつりあるだけで、間違っても大きな宿泊施設があるとは思えないようなところなんです。地図を少し縮小して施設名を発見すると、目的地を再設定。農道から丘の方に向かって進路を取ります。いきなり数台の車とすれ違い、道を譲ったり譲られたり、そうこうしているうちに丘の中腹に造られた宿泊施設に到着しました。

 チェックインを済ませて部屋に入る。のんびりした温泉旅館の雰囲気である。数時間前にカーリングの試合をガチで行っていたことが夢のようである。でも、みんなには「すんません。こんなところまで来させちゃって。」と、謝るしかない。。
 少年サッカーチームの合宿で来ている子供たちが多少賑わっていますが、全体的には空室が目立ち、静かである。とにかく、これで今夜の宿泊は確保できたので、ゆっくり休みます!

 こんな風に、ある意味大きな影響はなかったとはいえ、これが試合終了が19時だったり、もっと遠い場所だったりしたら、当日キャンセルして高崎あたりに泊まったりしなければならなかったかも知れなかったと思うと、ぞっとします。
 あらためて、Webを見ると確かに軽井沢の施設から予約のページに行くと、その区の宿泊施設を一括した予約のページになっています。軽井沢はメジャーな地名ですが、他の施設はマイナーな地名だったので、その地区の字か何かで同じ敷地にある施設だろうと勝手に思い込んで予約してしまったのが間違いだったとわかります。

 飛行機も新幹線も宿泊もWeb予約の時代、旅行会社の窓口のように相槌を打って確認してくれる店員さんはいません。

 気を付けます!!

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