青森で開催された「第8回 みちのくシニアカーリングフェスタ」に出場してきました。この大会、個人参加で当日朝にチームが発表されるので、声かけて青森まで遠征してくれる4人を揃える苦労がない反面、お初のメンバーで試合するというルールになっています。
昨年は飛行機が遅れて深夜の青森入りとなり、寝不足気味の中で大会に挑みましたが、今年は飛行機があまりにも高いため、新幹線で前日昼に青森入りしました。
出足の鈍った桜前線を追い越して青森に着いたのが12時ちょっと前、駅前の天麩羅屋さんに入り、食事の途中で天丼をバーナーで炙る「炙り天丼」の昼食を頂き、練習のためにリンクへ向かいました。練習は2時間で200円。青森のリンクで試合をしたことはあっても練習するのは初めてで、料金のことは聞いていましたが、実際に払ってみると安さを実感します。東京は専用リンクがないため、軽井沢やその隣町の御代田に行かないと本格的な練習が出来ないので、練習できるチャンスがあれば見逃せません。そして、大会前に氷の状態を把握しておくことも目的です。
翌朝、リンクへ向かうバスは2024年問題で減便されて間隔が空いているようでした。そのせいか、同じ大会に向かう見知った人が乗っており、さらに途中のバス停からも次々と乗ってきます。参加メンバーは事前に明かされていないので、「へー、この人も参加するんだー」という感じ挨拶を交わしていました。以前は知る人ぞ知る大会だった感があり、東京の人は少なかったのですが、年々増えています。
今年のチーム名は昨年に引き続き青森県の日本酒の銘柄で、私のチームは「七力」、メンバーは東京2名、札幌2名、青森1名、福島1名の計6名でした。試合は8チーム総当たり、7試合を2日間かけて行います。
ポジションはなるべくローテーションでということで、どうせ全員が全ポジションをやらなければならないのならと、最初の試合でスキップに手を挙げました。試合前練習で、「おや、前の日と氷の状態が違う」と気付きましたが、試合の方は不利な後攻で2エンド連続して1点スチールするという好スタートでした。ところが、3エンド目で3点を許して逆転され、4エンド目では逆にスチールされての惨敗。辛いスタートになりました。
そのあとの試合では、狙った位置よりもストーンがずれてしまいながらも、たまたまストーンが行った先に相手のストーンがあったというスペシャルBプランを成功させ、チームメンバーは喝采、私は頭を抱えるなんて事態もありましたが、惜しい展開が多く、1勝3敗で初日を終えました。
その晩のレセプション(懇親会)は、ホテル青森の披露宴にも使われる会場で、カーリングのレセプションにしては豪華すぎです。テーブルには「田酒」、「豊盃」といったチーム名を示す日本酒の銘柄とそれの瓶が置かれています。
このレセプションでいつもあるのが全員のスピーチ、昨年は90秒でしたが60秒に短縮されています。「角の席から順番に行くので、角の人は心の準備をしておいてください」と、司会者。私の席は一番前の角ではないか!ちなみに昨年は、順番を飛ばされて一番最後になったので、今年はどっちかか?などと思っているうちに指名がかかり、ステージへ登壇。最初に指名されたことと、今シーズン初めに二戸で受けたJCAスクールの話をしたところ、27秒オーバー。。罰金の100円を寄付しました。なお、罰金はジュニア選手の活動費に充てられるそうです。スピーチで多かったのがグランドシニア選手権の提案、年齢が高くても楽しめるといわれるスポーツらしい意見でした。
そのあとは、流れで集まったメンバーで2次会、普段は集まることがないメンバーで楽しいひとときでした。
翌日は3試合、調子よく連勝して3勝3敗の5分になり、3位入賞も狙える状況で最終試合へ。最終試合は全員参加しようということで、空き番だった私は3エンドから交代で入り、どうにか辛勝。みちのくシニア4回目にして初の勝ち越しで大会を終えました。順位は入賞に一歩及ばずの4位でしたが、いつもと違うメンバーと試合して勉強になることも多く、有意義な大会でした。
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