日々是好日 とっつあんの雑記帳

とっつあんが徒然なるまま”ほっこりと暖かく誰もがうなずけるちょっとした幸せを感じる”話題を発信していきます。

高槻のええとこ(^^♪海外にまで知られた寒天の里 原地区の「寒天づくりの小屋」

2016年08月17日 15時20分03秒 | 三島地区の文化財

昨夜の雨のお陰で比較的涼しい朝、曇り のち時々 晴れ、北東の風やや強く、最高気温35℃、洗濯指数は90バスタオルでも十分に乾きそう、 傘指数は50折りたたみ傘をお持ち下さい、との予報、雲の間から薄日がこぼれる午前、午後は少し陽射しも出てきたのですが、やや強い北寄りの風が、比較的気持ちいい大阪。

午前のウォーキングは、西国街道から安威川、西河原公園の9000歩強。
昨日の雨の所為か湿度が多く、蒸し暑いのですが、セミの声は、少し静けさを感じるツクツクホウシのみに秋の気配をうっすら感じますね。

今日の1枚の写真は、高槻市の山間部原地区に残る、今は使われなくなった「寒天づくりの小屋」です。

寒天づくりについては高槻市のHP「大王の国から」に詳しく説明されているので紹介します。

ノンカロリーで食物繊維を多く含み、健康食品として見直しがすすむ寒天。テングサを煮出してつくるトコロテンを、凍結・乾燥させた加工食品です。
つい100年前まで、高槻市内の原・塚脇地区は国内屈指の生産量を誇り、海外にまで知られた「寒天の里」でした。

高槻の寒天づくりは、天明7~8年(1787~8)頃、市内の城山出身の宮田半平が、伏見から製法を学んで郷里に持ち帰ったことから始まったとされます。

高槻の山間部で、寒天づくりがこれほどまでに盛んになったのには理由があります。
その1つに、製造に適した冬の寒さがあげられます。
というのも、寒天は、トコロテンを夜間の厳しい冷気で凍らせ、日中に天日によって溶けだした水分を蒸発させることを繰り返してつくられるからです。

2つめは、テングサを煮溶かすのに必要な薪や炭が豊富だったことです。

3つめには、原料の入手や製品の出荷のために、淀川の河港・前島と原の間が「京坂越え」と呼ばれる山道で結ばれていたことで、淀川の水運が利用できたことです。

しかし、時代の進展とともに、同地区の冬の風物詩であった寒天干しは姿を消しましたが、山間の里・樫田では、現在もその伝統を守り続ける人がいます。

「寒天」名称は、来日以来6年もの間高槻市富田の普門寺に従事した隠元禅師が名付け親との説もあります。

とっつあんも高槻の寒天を使ってお菓子を作っていたのですが、粉の方が便利なので今はそちらを…。

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明日8月18日(壬申 みずのえさる 仏滅)はこんな日です。
●「高校野球記念日」
 1915(大正4)年、大阪の豊中球場で第1回全国中等学校優勝野球大会(後の高校野球)が開会しました。
 全国73校から地区予選を勝ち抜いた10校が参加し、京都二中と秋田中学の戦いで、2対1で京都二中(現鳥羽高校)が優勝しました。
 甲子園球場が完成した1924年、この年の8月13日の第10回から会場が甲子園球場になり、学制改革により1948(昭和23)年から全国高校野球選手権大会となりました。

●「ビーフンの日」
 漢字で書くと「米粉」。ビーフンはお米で出来た麺です。「米」の文字を分解すると「八十八」となることから、この日を「ビーフンの日」としました。
 大切なお米に感謝の気持ちを込めて八十八を組み合わせた「米」の字に由来する8月18日を記念日としたのはビーフン協会です。

●「太閤忌」
 1598(慶長3)年のこの日、豊臣秀吉が死去しました。
 辞世の句は「露と落ち露と消えぬる命かな浪花のことは夢のまた夢」。

●毎月18日は「観音(観世音)菩薩の縁日」「頭髪の日」「米食の日」「北海道清酒の日」です。


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