卯の花の色香に誘われて！「ダイミョウセセリ」

今日の大阪、薄日が射し、心地よい風が安威川の川面を吹き抜ける気持のよい気候です。

今朝の某新聞には、玉川の里の卯の花が見ごろを迎えています。と載っていました。
が、そろそろ終わりがけでは、ないかと思います。
見に行かれる方は、お早めに…。

今日の１枚の写真は、その卯の花にそっと寄り添う「蝶」です。

松尾芭蕉の句「卯の花や暗き柳のおよびごし」のように、柳ではなく、蝶も卯の花の清楚で愛らしい姿に魅了されたのでしょう。
白い斑点のある黒い小さな蝶が卯の花にそっと寄り添っていました。

ところで、この黒い蝶は、なんというのでしょう…。
さっそく、図鑑をパラパラ。
ひょっとしたら「ダイミョウセセリ」…、「うん！間違いないこれだ！」と勝手に決め付けてしまいました。

黒い蝶「ダイミョウセセリ」は、北海道、本州、四国、九州に分布、大名行列の時にひれ伏す姿が似ているのでダイミョウセセリという名前がついたそうです。
成虫は樹林周辺の食草の多く生える地域にすみ、飛び方はすばやいがすぐに葉の上に羽をひらいてとまります。
イボタ、アザミ類、オカトラノオ、スイカズラなどの花で吸蜜し、汚物にも飛来するとか…。
食草はヤモイモ科のヤマノイモ、オニドコロ、ナガイモ、ツクネイモなどです。

我が家の雪の下の花も咲きはじめました。
いよいよ、夏が近づいてきています。

明日は「花火の日」です。
１７３３（享保１８）年のこの日、水神祭りの両国川開きで初めて慰霊を兼ねた花火が打ち上げられました。
この川開きは徳川八代将軍吉宗が行ったのが最初で、前年の大飢饉とコロリ病（コレラ）による死者の霊を慰め、悪霊を退散を祈願する水神祭として年中行事になりました。

また「ゴルフ記念日」です。
１９２７(昭和２)年の５月２８日、第１回全日本オープンゴルフ選手権大会が横浜の保土ヶ谷ゴルフ場で開催されました。
参加者は１７名で、アマチュアの赤星六郎が２位以下のプロゴルファーに１０打以上の差をつけて優勝しました。
これが今のゴルフブームの出発点との考えから、スポーツ用品メーカー・ミズノの直営店・エスポートミズノが１９９４(平成６)年に制定しました。

さらに「３０００本の日」です。 
１９８０年（昭和５５年）、ロッテオリオンズの張本勲選手が川崎球場で行われた対阪急ブレーブス戦で、プロ野球史上初の３０００本安打を達成したことにちなみます。
張本選手は６回裏、右翼上段にツーランホームランを放ち記録達成。
プロ入りして２２年目、１９５９年４月１１日に初安打を打って以来、２６１８試合での大記録でした。

そして「業平忌」です。
平安時代初期の歌人・在原業平（ありわらのなりひら）の８８０(元慶４)年の忌日です。
平城天皇の子の阿保親王の第５子で、在原姓を賜り臣籍に下りました。
六歌仙・三十六歌仙の一人で、容姿端麗で情熱的な和歌の名手だったため『伊勢物語』の主人公とされています。
枕を共にした女性は若い娘から上は９９歳まで、その数は３７３３人と伝えられ、才女の小野小町も名を連ねています。

行事は小田原市で「曽我の傘焼き」があります。
曽我五郎・十郎の菩提所である小田原市曽我谷津城前寺では、毎年兄弟が討入りした５月２８日に傘焼きが行われます。
日本三大仇討ちの一つ、曽我物語の曽我十郎・五郎兄弟が父の仇を討つ際に、傘を燃やして松明にしたという故事にちなみ、十郎・五郎に扮した幼児が全国から奉納された古傘に火をつけて燃やし、兄弟の霊を慰めます。
城前寺（小田原市曽我谷津592）　小田原市観光協会　0465-22-5002

「にほんブログ村」ランキング参加中です。
　　　　私のブログに興味を持たれた方、「ポチッ」とクリック、応援お願いします。