日々是好日 とっつあんの雑記帳

とっつあんが徒然なるまま”ほっこりと暖かく誰もがうなずけるちょっとした幸せを感じる”話題を発信していきます。

池の上の真白い泡状の塊(^^♪「モリアオガエル」の卵

2013年07月23日 13時59分10秒 | 歳時記

今日は一層湿気がおおいようで…、本当に蒸し暑い大阪。

午前は、しろあと歴史館でガイド。
ところが、昨夜から、クーラー病の症状で体調不良。
頭が重くて体がだるい。
体を動かせば、少しはスッキリするかと出かけ…、1時間ほど何人かの人とお話しはしたのですが、もうひとつ。
しんどくなると帰りの30分の自転車が大変なので早々に引き揚げてきました。

毎年6月頃に1度はかかるのですが、今年はなかったと安心したのがいけなかったよう。

今日の1枚の写真は、少し前の撮影になるのですが、柳谷観音奥の院の池の樹上に白い泡のかたまりがぶらさっがっている「モリアオガエル」の卵です。

モリアオガエルは水辺の樹上に産卵するという、奇妙な習性をもつ青蛙の一種です。

モリアオガエルは普段は森で暮らしていますが、産卵が近づくと池や湿地に降りてきます。
そして産卵の直前、オスを背負ったメスたちが木を登ります。

5月下旬~6月下旬にかけてが産卵期で、主に深夜池の上に張り出した木の枝に体の大きな一匹の雌を数匹の雄が抱きかかえて、共同で直径10~15cmの真白い泡状の塊をつくり、その中に約300個の卵を産みつけます。
約1週間でふ化したオタマジャクシは、泡とともに次々に池に流れ落ちますが、2か月後に森に入っていく幼蛙は、イモリなどの補食を免れたごく少数のようです。

体色は地域により異なり、緑一色のものと、背に赤褐色や暗褐色の斑紋があるものとがいるそうです。

生息する都道府県・市町村などでは、自治体指定の天然記念物とされていることが多いようですが…。
モリアオガエルは各地で生息数を減らしています。
おもな理由は生息地の森林などに人の手が入り、環境が変化したことによります。
産卵のためには水面上に木の枝がせり出すような湖沼が必要ですが、このような場所も少なくなったようです。

今日は、横になってゴロゴロと、ゆっくりします。

★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆

明日7月24日(辛卯 かのとう 仏滅)はこんな日です。
●「地蔵盆,地蔵会」
 子供たちがお地蔵さんに花などを供えて祀ります。
 地蔵菩薩は病気等の悪い事から子供を守る仏様とされ、この祭である地蔵盆は地蔵祭や地蔵廻り等の別の呼び方があります。
 地蔵菩薩は平安末期から信仰されるようになり、鎌倉時代から江戸時代にかけて、身代わり地蔵としての信仰が広まって行きました。
 民俗学的には、「地蔵盆」は、盆祭の最後の日が取り残されたと考えられ、また塞の神信仰と結びついて子供との関連が強くなったのだと考えられています。
 この日、地蔵の周りをきれいに掃除し、新しい衣装を着せ、花や菓子、果物などを供えます。 地蔵盆が終わると子ども達は大人から供えた物を貰って帰ることができ、子どもにとっては楽しい行事です。
 関西では、8月に行われます。

●「河童忌、我鬼忌、龍之介忌」
 1927(昭和2)年の7月24日未明、作家の芥川龍之介が神経衰弱のため、多量の睡眠薬を飲んで自殺しました。享年35歳でした。
 大正文学の鬼才と呼ばれ、今も多くの愛読者を持つ彼の命日を、代表作の『河童』から、「河童忌」と名付けられました。
 夏目漱石に師事し、早熟な才能を開花させた芥川は『鼻』『芋粥』で注目され、『羅生門』『地獄変』『歯車』『或阿呆の一生』など数多くの名作を残しました。
 古典を題材とし、鋭い感性で洗練された文章を書き、芸術至上主義の新技巧派といわれました。
 「人生は一箱のマッチ箱に似ている。重大に扱うのはばかばかしい。重大に扱わなければ危険である」は『侏儒の言葉』の中の一節です。

●「劇画の日」
 1964(昭和39)年7月24日、青林堂が劇画雑誌「ガロ」を創刊されました。
 白土三平の「カムイ伝」をはじめ、水木しげる、つげ義春などが登場し、大人向けの劇画ブームの火付け役になりました。
 また、蛭子能収、杉浦日向子らの新人も輩出しました。

●「大阪天神祭り」 7月24日・25日
 日本三大祭の一つです。また、四天王寺別院の勝鬘院愛染堂の愛染祭、住吉大社の住吉祭と共に大阪三大夏祭りの一つでもあります。
 24日宵宮、25日本宮陸渡御・船渡御です。25日は、大川(旧淀川)に多くの船が行き交う船渡御(ふなとぎょ)が行われ、夜には奉納花火があります。大川に映る篝火や提灯灯り、花火などの華麗な姿より火と水の祭典とも呼ばれています。
 他に鉾流神事(ほこながししんじ)、陸渡御(りくとぎょ)などの神事が行われます。
 天満宮 大阪市北区 電話:06-6635-0025

●「河内祭(こうちまつり)」 7月24日・25日
 紀南三大祭りのひとつで御船祭りともいわれ、御船の豪華さと独特の歌声で有名です。
 源平の戦いで、勝利を収めた熊野水軍の凱旋の姿を伝えるものだと言われ、まるで絵巻物を見るようなあでやかなお祭りです。
 河内祭に演じられる獅子舞は、この地方の獅子舞のルーツと言われ、伊勢派の獅子舞です。剣の舞、幣の舞、乱獅子など十数種の舞曲があり、子供の天狗との絡みは、この地方の獅子舞の特徴でもあり、人気があります。
 河内神社 和歌山県古座川町 電話:0735-72-0180(古座川町農林経済課)

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