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日々是好日 とっつあんの雑記帳

とっつあんが徒然なるまま”ほっこりと暖かく誰もがうなずけるちょっとした幸せを感じる”話題を発信していきます。

今日はエジソンが白熱電球の特許権を得た日(^^♪蓄音機「エジソンスタンダードB型」

2014年08月31日 16時04分44秒 | 歳時記

爽やかな秋晴れの朝、涼しい日が続き夏の疲れがとれる感じ、日中も気温的には上がってるのでしょうが、それほど気にならない大阪。

朝一から、今年も近づいた茨木市シニアカレッジのフィールドワークの打合せに行ってきました。
近づいたと言っても、とっつあんが担当するのは10月19日の「茨木の西国街道歩き」から、でも、資料作成、下見を考えると、決して早くはないのです。
今年も「茨木の隠れキリシタンの里を歩く」と「茨木の古墳巡り」の3回と、講座以外のオプションで1回の4回を依頼されました。
頑張って、新しい話しネタも探さなければ…。

今日は「エジソンが白熱電球の特許権を得た日」と言うことで、今日の1枚の写真は、エジソン社製蓄音機「エジソンスタンダードB型」です。

しろあと歴史館では、学芸員の仕事を体験することで博物館の担う役割を知り、歴史や文化財への関心を高める「中学生学芸員体験教室」を開催しています。
今回も、中学生がしろあと歴史館の収蔵庫から選んだ文化財について、調べ、解説文を書いて展示作業に挑戦しました。
その成果の一つがエジソン社製蓄音機「エジソンスタンダードB型」です。

エジソン社製蓄音機「エジソンスタンダードB型」は、1903年に出来たもので、レコードのもとである、ワックスドラムと呼ばれる黒いドラムを入れてゼンマイ巻いて音を再生します。
この蓄音機は1920年代まで様々な機種が販売されましたが、すでにドイツはディスクに音を刻んだレコード盤が実用化されつつありました。(中学生達が書いた展示説明文より)

録音されていた音楽は行進曲、スコットランド民謡集、ジャズや落語などもあったみたいです。
演奏時問はスタンダードで2分間、後年発売された長時間のもので4 分間であった。(回転数60 回/ 秒)

1948年にアメリカで生まれたLPレコードも、1982年のCDの登場と共にいつのまにか私たちの回りから消えていってしまいました。
エジソンが円筒型蓄音機を発明したのが1877年ですから、今日まで僅か127年の間の出来事なんですね。

★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆

明日9月1日(乙亥 きのとい 先負)はこんな日です。
●「二百十日(にひゃくとおか)」
 雑節のひとつ。立春から数えて210日目の日をいいます。台風が多い日として、「二百二十日」と並んで恐れられてきました。
 江戸時代の暦学者・渋川春海がこの日、品川沖に釣りに出かけようとして漁師から海が荒れると二百十日の言い伝えを聞いて、釣りをやめました。果たしてその日は実際に大暴風雨になったそうです。
 その経験を活かして自らが編纂した「貞享暦」に厄日として載せたことから、広く知られるようになりました。

●「防災の日・関東大震災記念日」
 1923年(大正12年)の9月1日午前11時58分。関東地方でマグニチュード 7.9の大地震が発生しました。
 ちょうど昼食準備の時間だったため、地震の後に大火災が発生し、被害がさらに大きくなり、約190万人が被災、死者・行方不明者は14万人以上という大災害になりました。この日を忘れることなく災害に備えるため、また台風の被害の多い時期であることから、伊勢湾台風が襲来した翌年の1960(昭和35)年に閣議決定され、国土庁(国土交通省)が制定しました。
 関東大震災の惨事を教訓として防災意識を高めることを目的に、今日も各地で防災訓練などが実施されました。

●「防災用品点検の日」
 防災用品の点検を行い災害に備えようと、防災アドバイザーの山村武彦氏が提唱。電池、非常用の飲料水、非常用食料、消火器、避難ロープなどの防災用品点検キャンペーンを展開。
 関東大震災の起きた9月1日のほか、3月1日・6月1日・12月1日の年4回。

●「宝塚歌劇団レビュー記念日」
 1927年(昭和2年)のこの日、日本最初のレビュー宝塚少女歌劇「モン・パリ」が、宝塚劇場で初演されたのを記念して、宝塚歌劇団が1989(平成元)年に制定しました。
 レビューを輸入して日本の舞台に乗せたことを記念するとともに、宝塚レビューの灯を盛んにしようというのがその目的です。

●「盲導犬誕生記念日」
 1957年(昭和32年)、日本最初の盲導犬「チャンピイ」誕生に由来します。日本の盲導犬指導の草分けアイメイト協会創設者の塩屋賢一氏が手がけました。

●「くいの日」
 東日本基礎工業協同組合が1993(平成5)年に「く(9)い(1)」(杭)の語呂合せから制定しました。
 基礎工事現場での殉職者の慰霊及び基礎工事の安全作業を推進する日です。

●「霞ヶ浦の日 (茨城県)」
 1982(昭和57)年のこの日、霞ヶ浦の水質を守るための「霞ヶ浦富栄養化防止条例」が施行されたことを記念して、茨城県が制定しました。
 県民の水質浄化意識を高める為に、霞ヶ浦浄化キャンペーンが行われます。

●「キウイの日」
 ニュージーランド産キウイフルーツの輸入等を行っているゼスプリインターナショナルが「キュー(9)イ(1)」の語呂合せから制定しました。
 キウイフルーツは、夏の暑さで疲れがたまっている体や弱った肌をいやします。

●「マテ茶の日」
 マテ茶の生産国アルゼンチンで9月1日に収穫祭が行われることから日本マテ茶協会が制定しました。
 紅茶、コーヒーとともに、世界三大飲物のひとつとされるマテ茶の普及を目的としています。

●毎月1日は「あずきの日」です。

●「越中八尾おわら風の盆」
 飛騨の山々が描く稜線から富山平野へとたどるその途中に、細く長く広がる坂の町・趣きのある家並みが続く町・八尾。通りに響く哀愁を帯びた越中おわら節の調べにのって踊り手たちが優雅に舞い踊る「おわら風の盆」は、八尾の町の人々によって大切に守り育まれてきた祭りです。
 二百十日の初秋の風が吹くころ、おわら風の盆の幕開けを迎えます。毎年9月1日から3日にかけて行われるこのおわら風の盆は、今も昔も多くの人々を魅了してやみません。涼しげな揃いの浴衣に、編笠の間から少し顔を覗かせたその姿は、実に幻想的であり優美です。
 「おわら風の盆」は、八尾に暮らす人々が大切に守り育んできた民謡行事であり、町民の生命ともいうべき特別な存在です。ですから、全国に名の通った民謡行事としては観光イベント的な要素は少ないです。
 特に近年は、マスコミ等の影響により、山あいの小さな町のこの行事に、予想をはるかに超える人出で混雑を極め、満足に「おわら」を行うこともできない状況になって来ているそうです。
 おわらの歴史は古く、元禄のころ。生活の中から見いだした喜びを面白おかしく表現しながら、町を練り歩いたことが町流しの始まりという…。
 歌詞の間に「おおわらい(大笑い)」の言葉を挟んで踊った。これが、おわらの語源になっています。また一説によれば、農作物の収穫の時期に豊年を祈り、おおわら(大藁)とも…。
 八尾総合行政センター農林商工課 富山県富山市八尾町福島151 TEL : 076-454-3117


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4 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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風の盆! (MAKKI'sMAM)
2014-08-31 21:01:08
また、楽しいお勉強をしに訪問しました。
風の盆…懐かしいです。なんともいいようのない哀感のあるストイックな美しい踊りと二胡の音色に魅せられて、三年連続で出かけたことがあります。
確か4半世紀くらい前
(^^;)。現在のように殺到直前のころでした。

「唄われよ、わしゃはやす」の繰り返しが、未だに時折耳の奥によみがえります。
そのおわら節が、「おわらい」からきていたとは!意外な変遷に、とても興味をひかれました。
どこでどんな変化があったのでしょうね。

あんまり熱が入って春にも訪れて祭とは打って変わった日常の静かな街並みを歩き、北アルプスの下に広がる砺波のチューリップ畑を楽しんで帰ったのもよい思い出です。サンダーバードがまだ雷鳥、と呼ばれていた時代です。
よき青春の思い出です。
その後、中国の二胡を少し習いました。おわらの二胡とは違います。
アヒルの子ではありませんが、なんとなく、初めて耳にした日本の胡弓の方が、いまだに好きです。
懐かしい思い出を胸に、9月を迎えられます。
ありがとうございました。
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Unknown (銭無とっつあん)
2014-08-31 21:49:28
MAKKI'sMAMさん

4半世紀くらい前の楽しい、良い想い出を懐かしんで頂けたのは幸いです。

私ももう20年近く以前、上海で勤務していたとき、娘から頼まれて二胡を買ってきたのですが、輸入禁止品であることを知らず、関空の税関で没収されました。
娘には、写真だけがみやげになった苦い思い出があります。

しろあとの方でも、懐かしい想い出にひたってください。
お待ちしております。
返信する
Unknown (Unknown)
2014-09-02 09:58:00
シニアカレッジの講師、すてきですね。盛況をお祈りしています。解説をしながら、たくさん歩かれるのでしょうか。季節の変わり目のご多忙、お身体に気をつけて下さいませ。

二胡が輸入禁止だったとは。せっかくの本場の製品を、とても残念なことでしたね。
私は中国人の先生から、正当な価格かどうかもわからないまま、手渡し購入したのですが。
日本で急激に流行り出した頃。何かお国同士の事情があったのでしょうか。

9月1日の記事は、子ども絡みでとても興味深いものばかりでした。
先日、子どもが唐突に「エジソンさんが電気を発明しなかったら、いまはどうなってたの?」と質問したのを、狭い分野の技術屋である主人がアタフタしながら答えておりました。
蓄音機以降の変遷についても、とあるお店で古いステレオとLPの束をみつけ、昔、兄弟でたくさん集めていたのを思い出していたところでした。

また盲導犬のお話、最近子どもが育成募金箱をみかけるたび、お小遣いから十円玉を出すので、よい勉強をさせてやれます。

長々、失礼致しました。城跡記念館、ぜひまた伺います。
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Unknown (銭無とっつあん)
2014-09-02 11:58:59
Unknownさん

講師なんて名目上、いわゆる案内人です。
私は、難しい話はせず、興味を引く話しを楽しんでもらっています。
それが、楽しくって、分かりやすく、茨木のことが分かったような気がする、と言うことで多少受けて、3年目になります。
今年の受講生は47名、シニアなので、6~7km位です。

エジソンと言えば、白熱電球のフィラメントに八幡市の竹が使われたのですね。
八幡市には、銅像も建てられていますね。

電気については、エジソンは直流にこだわったようですが、結局はニコラ・テスラの交流の方が主流になっていますね。
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