日々是好日 とっつあんの雑記帳

とっつあんが徒然なるまま”ほっこりと暖かく誰もがうなずけるちょっとした幸せを感じる”話題を発信していきます。

季節の果物…(^^♪鳥取の隠れた特産品「引地(ひきぢ)びわ」

2013年07月22日 16時43分20秒 | 歳時記

湿度も気温も高く、蒸し暑い大阪。
昼前にパラッと降ったのですが、涼しくなるどころか、余計蒸し暑くなってしまって…。

朝から、散髪に行って…、そうリタイヤしてからは、美容室から安い散髪屋さんに…。
富田を散策し、土用餅の代わりに富田のお米屋さんで、美味しいおはぎを買って…。
午後も、富田をウロウロ、結局12000歩。

今日は、土用の丑の日で、うなぎを食べる日。
とっつあんちは昨日うなぎを食べたので、今日は、土用シジミにおはぎ…。
これは、この時期、栄養を摂って暑さに負けないようにするために考えられた先人の知恵。

暑い夏を乗り切る一つの方策に、旬の果物もあります。
一般的に、暑い地域で育った果物には体を冷やす作用があるといわれます。

と言うことで、今日の1枚の写真は、先日頂いた、なんと100年の歴史がある、全国的な知名度は無いに等しい、鳥取の隠れた特産品「引地(ひきぢ)びわ」です。
鳥取市青谷町引地は、寒暖の差が大きくなる盆地という立地条件のおかげでしょうか、引地のびわは他の地域に比べて、味が良いとされるそうです。

「びわ(枇杷、学名: Eriobotrya japonica)」は、意外にバラ科に属するそうです。
中国南西部原産で、英語の「loquat」は広東語「蘆橘」(ロウクワッ)に由来するそうです。

日本には古代に持ち込まれたと考えられています。
またインドなどにも広がり、ビワを用いた様々な療法が生まれたとか…。
中国系移民がハワイに持ち込んだ他、日本からイスラエルやブラジルに広まり、トルコ、レバノン、ギリシャ、イタリア南部、スペイン、フランス南部、アフリカ北部などでも栽培されています。

枇杷の実については、古代に渡来し野生化した物と考えられる自生木もありますが、種が大きく果肉が薄いため果樹としての価値はほとんど無いようです。
古代枇杷の木は、高槻市のハニワ工場公園の中にもあります。とっつあん実は見たことはないです。

江戸時代末期に日本に導入され、明治時代から、茂木(もぎ)や田中などの果樹としての品種がいくつかあります。
現在ではその他に大房、瑞穂、クイーン長崎(福原)、白茂木、麗月、陽玉、涼風、長生早生、室戸早生、森尾早生、長崎早生、楠、なつたよりなど多くの品種があるそうです。
中国びわとして冠玉や大五星などがあり、2006年には種なしびわである「希房」が品種登録されました。

果実は咳、嘔吐、喉の渇きなどに対して効能を発揮します。
また、「大薬王樹」と呼ばれ、民間療薬として親しまれてもいます。
葉はアミグダリンやクエン酸などを多く含み、乾燥させてビワ茶とされる他、直接患部に貼るなど生薬(枇杷葉(びわよう))として用いられます。
葉の上にお灸を乗せる(温圧療法)とアミグダリンの鎮痛作用により神経痛に効果があるとされています。

諺に「桃栗3年、柿8年、枇杷(は早くて)13年」があるようですが、一般的には、「桃 栗 3年、柿8年、梅は酸い酸い13年、柚子は大馬鹿18年、林檎ニコニコ25年」かも…。

★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆

明日7月23日(庚寅 かのえとら 先負)はこんな日です。
●「大暑(たいしょ)」
 二十四節気のひとつで,天文学的には太陽黄経が120度のときで、梅雨も明け、夏の暑さが盛りを迎え、快晴が続き気温が上がり続け、夜になっても気温が下がらず熱帯夜に悩まされるころ、暑さが最も厳しくなる時期。7月22、23日ごろです。
 夏の土用が大暑の数日前から始まり、大暑の間じゅう続きます。小暑と立秋(8月7日頃)の前日までの1ヶ月間が暑中で、暑中見舞いはこの期間内に送ります。
 アブラゼミがせわしく鳴き始め、トンボが飛び交い、百日紅などの夏の花が盛りとなる頃です。
 厳しい暑さの為に、体力を消耗してしまう為、夏バテ防止のために立秋前の夏の土用にウナギ、土用餅や土用しじみなどを食べるという習慣があります。

●「天ぷらの日(大暑)」
 土用の丑の日のうなぎ、8月29日の焼肉とともに“夏バテ防止三大食べ物記念日”のひとつ。
 夏の暑さにバテないために、大暑の日に天ぷらを食べて元気に過ごそうというものです。
 毎月23日も天ぷらの日となっています。

●「米騒動の日」
 1918(大正7)年のこの日、富山県魚津市の港で漁家の主婦たちが米の県外移出を阻止する集団行動を起こした、米騒動は全国に波及し、ついには軍が出動するほどの騒ぎになりました。
 米の需要拡大に生産が追いつかなかったことや、米の輸入が自由化されなかったこと等により米価が急騰した。
 また、民本主義の普及に伴って反政府的気分が高騰し、異常な米価の高騰をきっかけに全国的な騒動が激発しました。
 魚津の運動を皮切りに富山湾沿岸一帯で米価引き下げ・困窮者救済の要求運動が発生しました。これが新聞で報道されると、8月10日に名古屋と京都で大騒動が起こるなど全国に波及し、騒動は9月17日まで続きました。警察だけでは鎮圧できずに軍隊まで投入され、30人の死者と多数の負傷者を出しました。

●「文月ふみの日」
 郵政省(現在のJP日本郵便)が1979(昭和54)年から実施。
 毎月23日は「ふ(2)み(3)」の語呂合せから「ふみの日」となっていますが、7月の旧称が「文月」であることから、特別に「文月ふみの日」としてさまざまなイベントを実施しています。
 記念切手の発売や、絵手紙の展覧会など、手紙が主役のものばかりですが、ちょうど暑中見舞いを出し合う時なので、PR効果も年々高くなっているそうです。

●「カシスの日」
 ポリフェノールやアントシアニンが含まれるカシスのよさをもっと広めようと、日本カシス協会が制定しました。
 この日としたのは、大暑の頃に収穫されることと、大暑となることが多い7月23日と決めました。
 その成分であるカシスポリフェノールには末梢血流の改善作用があるといい、人々の健康に寄与するカシスへの関心を高めてもらうのが目的です。

●「王将祭」
 将棋の鬼才、坂田三吉の命日です。
 大阪人のど根性の象徴として、今も浪速っ子の胸に生きている鬼才阪田三吉翁をしのぶ「王将祭」が、通天閣下の「王将碑」の前で執り行われます。

●毎月23日は、「乳酸菌の日」「歩民(京都府民)の日」「天麩羅の日」「踏切の日」「不眠の日」です。

●「相馬野馬追」
 福島県原町を中心に相馬、双葉両郡に亘る、旧相馬藩領(二市六町一村)挙げて開催される国の重要無形民族文化財「相馬野馬追」は、戦国時代のその昔から一千有余年の歴史を誇る日本を代表する伝統文化行事であります。
 毎年、7月23日・24日・25日の3日間、600余騎の甲冑騎馬武者が出場し勇壮華麗にして豪華絢爛に繰り広げられる戦国絵巻「相馬野馬追」は、『世界一の馬の祭典』といわれています。
 相馬藩の始祖にあたる平将門が下総(しもうさ)(現在の千葉県流山市)の野に馬を放って、敵と見立てて自軍の兵の軍事訓練を行ったことに始まるとされています。
 相馬野馬追執行委員会 福島県南相馬市原町区本町二丁目27番地  電話 0244-22-3064

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2 コメント

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Unknown (野いばら)
2013-07-23 06:37:21
暑い夏を乗り切る一つの方策に枇杷!

そうなんですか!!
食欲のないときにはスイカを食べていましたが
枇杷・・・ 
大好きなので食べてみますね^^

まだ売っているか・・・・な?
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Unknown (銭無とっつあん)
2013-07-23 08:48:01
野いばらさん

スイカもいいそうですよ。

夏の果物・野菜は、体を冷やしてくれるそうです。
食べ過ぎは、いけないそうですが…。

蝉は五月蠅いだけかも…、大量の鳥は小さくても怖さを感じますね。
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