エッセイ  - 麗しの磐梯 -

「心豊かな日々」をテーマに、エッセイやスケッチを楽しみ、こころ穏やかに生活したい。

ヒメシジミを撮りに

2010-06-14 | 日々の生活
今日は10時過ぎに米沢方面に出かけた。
いつも田沢の蕎麦を食べ、帰りに小野川温泉につかってくる同じコースだ。

 きまったように同じところを通る。先ず、日橋川の心洗われす清流を眺めること。
 「ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず、
よどみに浮かぶうたかたは、かつ消え、かつ結びて、久しくとどまりたる例なし」
 ひと時、人生の、万物の心理を思う。




 雄国山麓を走り、塩川の畑に季節のチョウを観察する。ここは、特にジャコウアゲハのポイントだ。
畔道のウマノスズクサがしょっちゅう刈られしまい、残念に思っている。
ウマノスズクサはジャコウアゲハの食草なのだ。
 畑には色とりどりのトルコキキョウやヒナゲシなどがきれいに咲いていた。
柿の木の木陰をヒメウラナミジャノメが元気に飛んでいた。







いつも、米沢へ行くときには気にしながら傍を通るが、熊倉のK先輩宅に突然に寄ってみた。
お元気でおられ、今日も趣味で育てている錦鯉の池を見せていただいた。
3年振りだったが、元気なお顔を見せていただき、やはり懐かしかった。互いの健康を祈りながらお暇した。



大峠のトンネルを抜け、田沢の近くにヒメシジミの狭いポイントがある。
 この時期、どうしても会いたくて、もう20年も通っている場所だ。今日の第一の目的だった。
 やはり1週間遅れだった。ようやく数頭がハルジョオンやハハコグサの花に止まっていた。
まだ少なくて寂しかったが、また来週♀が出るころにでも行ってみようと思っている。
 ハナウドと、その足元にオドリコソウがきれいに咲いていた。

 今年もヒメシジミ








 オドリコソウ

 道の駅田沢は日曜日で混んでいたが、いつものようにもりそばを食べた。
いつもは大盛りだが、最近は腹8分目を励行。
蕎麦好きであちこちで食べるが、ここの蕎麦はわざわざ食べにくるほどおいしいと思っている。舌鼓を打ち米沢へ出た。
 秋にはリンゴを買って帰るが、今はサクランボは少し早いし、お目当てはリンゴ園の広がる道路沿いのヤマボウシだ。
数百本のヤマボウシが街路樹が素晴らしいが、数本、赤いヤマボウシがある。



 赤いヤマボウシ

 小野川温泉、尼湯は何年振りだろうか。元気になる2,3年前までは、毎月1度は来ていた。
いつまでたっても変わらない。料金は200円。湯船の温度は45℃、熱い湯が好きなので実に気持ちがいい。
 帰りにいつものように、温泉卵をお土産にした。
 
 癒しの尼湯

先輩にも会えたし、ヒメシジミにも会えたし、蕎麦も食べられたし、ヤマボウシもきれいだった。いい1日だった。
(2010.6.13)

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