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宗教家の釈宗徹が、お遍路道と歩くことの効用について語った書簡の一部が公開され、
通読するとと、以下の記述が目に留まった。
“歩く”という行為は、なかなかあなどれません。
坐禅のプログラムにも「経行(きんひん)」がありますし、ひたすら歩く「回峰行」、不眠不休で念仏しながら行う「常行三昧」、
そして「巡礼」「お遍路」など、歩くことと宗教的実践とが直結しています。
四威儀禅というのがあります。行住坐臥の四威儀で実践する禅で、それぞれ行禅・住禅・坐禅・臥禅となります。
そのうちの行禅は、まさに歩く禅であり、歩く瞑想です。
呼吸や歩行は、自律神経の働きと密接だそうです。
自律神経は、古い脳(様々な動物に共通の脳の部分)である大脳辺縁系と関与しています。生きるために必要な能力と結びついている部分です。
読み終えると、俄然、歩きたくなって、
いつもの八ツ塚周辺のお遍路道へと出掛けた。
100万年前の生きた化石、メタセコイアも光合成、最後の輝きを放ち、
冬晴れの青空に緋色の三角錐の樹形が美しい。
生命活動が減退する寒く厳しい冬を迎え、
生命力を保つには、何かと、意志的な力が必要になって来る。
メタセコイアのような生命の限界を超えて生き続ける神話的存在を見ていると、
生きることの意志的な力や希望をもらえるようで、勇気づけられる((笑)
一進一退の脳の視野障害の回復が遅々と進まない日々が続くと、
外出先で視野障害よりも痴呆症でないか?と怪しむような身体動作(粗相)が続くことがある~???
情けなくて心と身体が委縮してしまう~
それもあって、白い杖を携行して外出することを社会福祉課で薦められた。
夕焼け空に八ツ塚のお地蔵様たちが手を合わせ祈る姿に、
私自身の眼病回復の祈りを捧げ、暗くならない内に帰路についた。
本日の歩行距離、10.3km。
メタセコイアやお地蔵様から生きる力をもらったようで、
少し足取りの軽い帰り道でした((笑)
私もリハビリが始まりました。
痛くても歩くことが大切だとか?
ランスケさん、希望はあります!
頑張りましょう・・・
しばらく音信不通になります
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