私は、この人の歌声が一番好きだ。 どこまでも澄み切った胸に沁み入るような歌声。 音節を短く歯切れよく言葉の余韻を刻む心地よさ。 その透き通るような歌声と、素の声のハスキーな声音とのギャップが、また嬉しい。 . . . 本文を読む
小野不一さん、またしても、あなたの記事からの借用です。 まいど 恐縮です。 「ここに総ての人類が住んでいる」より。 カール・セーガンの「The pale blue dot」(明るい青い点)。 決して目新しくないが、全文を読むと、とても心に響く。 ボイジャーが、いよいよ太陽系を離れる際に撮った、漆黒の宇宙に浮かぶ青い点としての地球。 う~ん、こういうシチュエーションが(観えてくる風景が)たまらない。 . . . 本文を読む
明けて25日。 夢のなかで、母の臨終のときに戻り、やり直せるかと淡い期待を抱いたが、 やはりダメだった。 そして、またしても小野不一さんの記事、大橋力「音と文明、音の環境学ことはじめ」から辿り着いた。 芸能山城組の「アヴェ・マリア」 これこそ聖なる日(クリスマス)そして母なるものに捧げる魂の歌声(ソウル・ミュージック) . . . 本文を読む
また一年という周期が巡り来た。 それは単なる時間の経過であって、 2010年12月24日という日が、もう一度巡り来るわけじゃない。 過去の時間をいくら悔いても詮無いこと。 それは充分に承知している。 もう決して後戻りしないと言ったじゃないか。 でも、やっぱりダメだ。 もう一度、あの日をやり直したい。 切実に思う。 . . . 本文を読む
昨年相次いで父母を亡くし、どうしてもその喪失感から抜け出せなかった。 その空隙を埋めるように、生前からの父母との約束だった供養のお遍路の旅に出かけた。 50日間の長い祈りの旅を終えても、まだ私のなかの業は静まらなかった。 また眠れない長い夜を持て余す日々が続いていた。 そんななかで、ある言葉(キーワード)と出会った。 . . . 本文を読む
週半ばに降った雨は、山では根雪になるような多量の雪をもたらしたようだ。
一足先に石鎚へ入山した今治のKさんから、新雪のラッセルに苦しめられたと
山上からの報告を受けた。
そして金曜日の夕方、松山市街地からも真っ白に輝く石鎚連山が望まれた。
夕陽に照り映え、湧き立つ雲間から黄金色の輝きを放つ白き嶺に釘付け。
あれを観てしまうと、完全に理性を失う。 . . . 本文を読む
冬の神話
2011-12-06 | 風景
天候の回復が早過ぎる。
また、何の成果も残せないまま下山することになるのだろうか?
そんな不吉な予感に囚われながら、くっきり晴れ上がった空を見上げた。 . . . 本文を読む
実はお遍路ロードムーヴィとして忘れられない想い出の映画、「旅の重さ」を、
先日、近所のレンタルビデオ屋で発見した(2005年再発)ことから始まる。
さて、想い入れの強かった「旅の重さ」は正直、がっかりした。
導入部の和製クロード・ルルーシュといわれた斉藤耕一監督の映像は鳥肌が立つほど凄かった。
こんなに魅力的なロードムーヴィのイントロダクションを持 . . . 本文を読む