原発を再稼働させるか否かを審議する保安院によるストレステスト評価への専門家による聴取会の様子が動画として公開されています。
小野不一さんのブログの最新記事「騙された」〜大飯原発安全性「妥当」評価に専門家批判
少し長くなりますが是非御覧ください。 . . . 本文を読む
久しぶりの梨木香歩の新作児童書。 遠い昔に置き去りにしてしまった、かけがえのない感情や輝かしい瞬間を鮮やかに蘇らせてくれる、 いしいしんじや湯本香樹実と共に私にとって愛すべき作家のひとり。(児童文学という特殊なジャンルの枠を超えて) . . . 本文を読む
3/16付の朝日新聞の社説を御覧ください。 IAEA(国際原子力機関)が進める原発のストレステストには1次評価と2次評価があり、 両方をクリアして初めて過酷事故に対する安全性が評価されるという内容だ。 ところがストレステストの2次評価を申請している電力会社は、現在1社もいない。 . . . 本文を読む
この一週間、NHKの3・11特集番組を観続けてきた。
突然あの日、津波によって家族を失った(未だ遺体が出ない)残された人々の癒しようもない日常を追った大槌町の映像。
福島第1原発による立ち入り禁止区域20km圏と境を接する南相馬市で今も暮らし続ける人々の「棄民」を強く意識する言動とその現状。
津波先進モデル地区ながらも、まったく無力だった南三陸町の「高台移転」にかける復興への不屈の努力と挫折の一年。
どれも強く心に響いた。そしてこの一年間は何だったのか?と無力感ばかりが募る。 . . . 本文を読む
2011年3月11日大震災の当夜に奇跡の音楽が奏でられた。 ダニエル・ハーディング指揮、新日本フィルによるマーラー交響曲第5番。 それは第1楽章、葬送行進曲で始まり、深い喪失感が次第に魂に寄り添うような祈りへと昇華される 最終楽章ロンドへ至るまでの70分間の名演奏の記録。 . . . 本文を読む
一年という月日は、様々なものを置き去りにしていってしまう。 恐れや憤り、胸の張り裂けそうな喪失感、あがない切れない後悔さえも。 年が明けてから、ずっと何か大事なことを忘れているんじゃないかという思いに捉われていた。 二月が過ぎても、それは消えなかった。 三月の声を聴いて、やっとそれが何だったか思い当った。 . . . 本文を読む