ヤマボウシ - 山法師、山帽子
・分類 ミズキ科ミズキ属の落葉高木
・学名 Benthamidia japonica syn. Cornus Kousa
・原産 日本
・花期 5月~7月
・草丈 5m~10m程度
・同属 サンシュユ(山茱萸)、ハナミズキ(花水木)
(´ー`)y━・~~
同属の昨日掲載したハナミズキとよく似たヤマボウシの若葉を載せました。花はまだ先ですし、秋に実る果実は食べられます。
万葉集 巻3・386
この暮 拓しさ枝の 流れ来ば 梁は打たずて 取らずかもあらむ
作者不詳
直訳すると、この夕暮れに拓の枝が流れて来たら、梁を作らずしてその小枝を取らずにいられない。
拓(つみ)は、ヤマグワ(山桑)或はその古名であるヤマボウシ(山法師)の事だろうと云われており、梁(やな)とは魚を捕る仕掛けの事で、魚を捕れる枝が流れて来たチャンスを生かさない事はなかろうと思えるけれど、万葉集は裏の意味を含む高尚な言葉遊びだから面白い。
巻3・385~387は吉野川の味稲(うましね)と云う漁夫が川で拾った拓の枝を歌っている。「拓しさ枝の」の「さ」は霊性が宿る事を意味し、拓枝仙媛(つみのえやまびめ)と云う仙女伝説を詠んだ歌だろうと云われている。この話は「続日本後紀」や「懐風藻(かいふうそう)」にも記述がある。
(´ー`)y━・~~
家の隣の川の水位の推移、縦軸はメートル。昨日の日経新聞の記事で「激しい雨」「○○ミリを記録した」「150ミリ、130ミリ」と云う処だけ抜き出すと豪雨と勘違い、個人的には記者も意図的(或は無理解・無知)だろうと思うが、○○ミリも毎時なら激しいが、もう一度読み直して頂くと「24時間予想雨量」である。ただ、気を付けなければならないのは、川も個々で流域面積(降水等が川に流れ込む面積)が違うので一概には言えず、総じて危ない・大丈夫とは言えない。
20~40mm/h 大雨注意報
40~60mm/h 大雨警報
家の隣の川は2級河川なので県の土木事務所が管轄していて、そのHPで上記情報を確認出来る。3級河川は管理が自治体だから恐らく水位計を設置しているところは少ないだろう。自分の住む地域の情報は何処を調べれば良いのか知って於くのは危機管理の一つ。マスコミ情報など、事後が大半で事前に知らせてくれるだろうと思っているのなら甘い。が、普段報道しない降水も報じるのだから危ないのかな?と思うのは、或る意味普通の感覚だろう。そうやって、心の隙を揺さぶるマスコミが私は嫌いだ。
リスクや危機管理も責務の会社役員や役所やら、「報道で初めて知った」等といけしゃあしゃあとヌカすとは、報道側には有り難い言葉だろうから喜んで報じるが、私に言わせればマヌケ・フヌケと蔑視の対象となる。が、翻せばそう云うマヌケ・フヌケからは情報が得られないからマスコミも情報源となる。それでも能く能く読んで、必要な情報と不必要な情報は自分で選別しなければならないし、マスコミ以外の情報源を持っていなくては選別すら出来ない。自分のアンテナを磨いて感度を上げるなり、あちらこちらにアンテナ立てるしかない。
(´ー`)y━・~~
「台風5号が発生しています」ってテレビの天気予報(私はYouTubeで)でも、言っていたけれど以下画像添付。
北海道の東端の経度とフィリピン北端の緯度が交差する所にある雲が台風。台風って呼べるの?って思うけれども、気象庁の定義では台風5号(ターファー・TAPAH)で中心気圧998hPa、最大瞬間風速25m/s(9:00現在)で、発生時から発達しそうにないなとは思っていましたけど、お役所って固いなぁ~と思う私は捻くれ者なんです。
気象庁が台風を熱帯性低気圧と認めるまで警戒を怠らないで下さいね!
ヾ(o・`ω・)ノ キリッ.:゜+
(´ー`)y━・~~
沖縄では、24時間営業のスーパー「ユニオン」が、店を閉じるか否かで台風の度合いが分かる。