Tosh!'s Blog

ただ生きるな善く生きよ(ソクラテス)

ジンチョウゲ

2012-03-31 19:55:18 | 日記


今日の花は「ジンチョウゲ(沈丁花)」、ジンチョウゲ科の常緑低木で原産地は中国南部。日本にあるのは殆ど雄株で挿し木で増やしたもの。雌株は赤く丸い実をつけるそうですが、見た事はありません。見掛けて、珍しがって実を食べてはいけません。実は有毒です。が、花は煎じて歯痛・口内炎に使えます。

前エントリの最後に「春一番かしら?」と記しましたし、Blog友達からも指摘されましたが、気象庁の定義(関東)では、発表する期間は立春(今年は2月4日)から春分ま(3月20日)での間。日本海に低気圧がある事。強い南寄りの風(東南東から西南西までで、風速8m/s以上)が吹き、気温が上昇する事。と、4つの項目を満たさないと発表されません。

が、年々気温も上昇し、私の子供の頃とは季節感がズレていますし、花粉症(スギ)も社会問題化し始めたのは30年位前からですし、今冬はスーパー寒気がやって来て例年とは違いますし、桜の開花も例年より遅いのでしょう。暦に縛られる気象用語ってどうかなぁと思うこの頃です。

へへへ、天邪鬼故に私個人的には今日の嵐を「春一番」と勝手に呼ばせて貰いますっ!昨日、帰宅時に風に煽られましたが、その時には雨雲は日本海の方に棚引いていましたけれど、天気予報じゃ今日のお昼には傘マークが昨日から変わらず、よっぽど自信があるのだなぁと、然し乍ら本当に雨が降るのかなぁと訝っていました。

風に巻かれたのでしょうか、今朝は近畿の方が全面的に雨で、その侭東に向うとやはり降りそうだと、時間別予報を追ってみましたが、予測ではやはりお昼過ぎに降る様でした。が、起きた時には昨日よりも風が唸りを上げ、ベランダに出してあるバケツ等も転げ回る始末。飛ばされそうな物は部屋に取り込み、夜が明けて来た頃には、もうレジ袋引っ提げゴミ拾い出来る様な風じゃなくなり、ボランティアも諦めました。行かなくて正解。9:30頃にはもうサッシの上まで雨粒が飛んで来る横殴りの雨が降って来ました。

確か気象予報もスーパーコンピューターを使っている筈ですが、予報よりも2~3時間も早く降って来たのですから、そのアルゴリズムにナイゴリズムな、しきい値を人間臭い値にしているのではないでしょうか。人間は自然を甘く見積もり過ぎです。計算機が叩き出した計算結果を有り得ないと、数式を疑い、納得する数値に収まる様計算式を変えがちです。恐らく、そう云う補正をしている筈です。

で、天気予報のサイトを見ますと確定が15:00に弱雨2mm/hのみとなっており、風雨が厳しかった頃は曇りですって。15:00頃にはとっくに風雨は過ぎ去っていたのですけれど。それに風速も最大9m/s。あちらこちらで風速30m/sを越えたので電車が止まっていたのに。戦時中は天気図も極秘文書だった時代がありましたが、まさか今の時代でも国家機密事項で態と予報精度を緩くしたものしか見せないのでしょうか?

このBlogで散々書いた国交省の方が気象庁よりもより多く、精度の高いドップラーレーダーも多く持っていて、何の為の気象庁だと記していましたら、別管理・運営は止めないものの、データは気象庁に渡すと報じられ、少しは前進したかなと思っていたのに、まだデータの共有化は始まっていないのかと訝ってしまう結果ですね、今日の天気は。故に気象庁の定義など関係無く、今日の嵐が個人的には「春一番」ですぅ!

恥ずかし乍ら二十四節句や雑節の定義すら知らなかった若かりし頃、同級生と季節の定義で言争いをしたもので、1~3月が冬、4~6月が春、と譲らない同級生に対し、冬は12~2月、3~5月が春と、私もカレンダーに拘って、後になって反省したものです。それも加味して今日の嵐が「春一番」ですっぅ!

...何時までも拘るなっ!って、こだまでしょうか?

「こだまでしょうか」でググってみて下さい。YouTubeに「こだまでしょうか?いいえ、枝野です。」って秀逸なパクリ、否、オマージュが見られます。

まだ、身体が覚えているのでしょうね。今日は年度末でしょう。棚卸しでは夜通しが常でしたから、棚卸しの準備を考え始める2ヶ月前位から、つまり2~3月、8~9月は大体低調なのです。今日はボランティアに出掛けませんでしたから、倦怠感が強く出てしまい、このBlogを記し始めたのも16:30です。怠くて横になり乍ら映画を見ていたのですが、ウトウトはするものの眠れず、余計に怠さが増します。

観ていた映画はもう何度も観ている「アバター」です。完璧主義者とも云われる、ついこの間マリアナ海溝を単独では世界初の最深潜航10,898mを達成したジェームズ・キャメロン監督の作品ですが、ISV ベンチャースターから離脱するヴァルキリーの向きが逆になっているのが理解出来ません。パンドラに近付くとISV ベンチャースターの進行方向も逆になっていますしね。方向転換出来る構造になっているのでしょうかねぇ?もう一つは、低温カプセルで過ごした時間は約6年、髪の毛や髭や爪はどうなっているの?成長を止める技術があるのでしょうか?エクステンデッド・エディションでは説明されているのでしょうか?

そんな些細な疑問も吹っ飛ぶ素晴らしい映画ですし、続編が楽しみでもあります。最初は何だかライオンの様な鼻で、ディズニー映画の様なアメリカ臭さを感じ敬遠していたのですが、「タイタニック」も好みではないしと躊躇したものの、iTunesで予告編を観たら即購入ボタンを押してしまいました。凝ったメカ物にはメロメロです。

( ´ー`)yー-~

春一番が 掃除したてのサッシの窓に
ほこりの渦を躍らせてます
机本箱 運び出された荷物のあとは
畳の色がそこだけ若いわ...♪
キャンディーズ「微笑がえし」より

※Blog友達が東京へお引っ越し。無事済んだでしょうか?

万葉集 巻20・4476

2012-03-30 19:33:44 | 人生


奥山の 樒の花の 名のごとや しくしく君に 恋ひ渡りなむ
大原今城(おおはらのいまき)

今日の花はあまり馴染みのない「シキミ(樒)」と云う木の花。近縁種にトウシキミと云う木が有り、その実は中華食材(香辛料)の八角なのですが、この「シキミ」は有毒種です。実は植物としては唯一、劇物に指定されるほどで、それは誤って食すと死亡する事を意味します。花は前エントリのコブシに似ていますね。嘗てはコブシが属するモクレン科に分類されていましたが、現在はシキミ科となっています。

香木で、天竺から来たとされ仏教と縁(ゆかり)があり、仏前草とも云い、仏前に供えられたりもします。京都のお寺さんの墓所に咲いていたりもします。が、関東に来て見つけたのは初めて。

今日の天気予報は晴れで出掛ける6:00頃は7℃(度)で17℃(度)まで上がる予報でした。出掛けたのは5:50で、何時もの出立ちですから、左程寒くは感じませんでしたし、予報通りだと帰宅する頃には汗をかくかもと思っていました。

今日は資源ゴミを出す日なので、何時もとは別ルートですから、Mサイズのレジ袋でゴミ拾いし乍ら公園に向うのですが、公園に着く前にほぼ満杯。今日も2袋かと懸念したものの、何とか押し込んで公園内も綺麗に。空はどんよりしているものの雨は降らないだろうけれども、気温は上がりそうもない感じ。

紫陽花の下草取りも、1株奇麗にしただけで、大きなレジ袋も満タンです。あと数日で何とか一区切り、それ以外はまだ芽を出したばかりですから、もう少し育つのを待って、また150m忽忽とやろうかと。紫陽花の咲く頃には終らせたいなぁとは思っていますけれど、雨が降ると2~3日は出来ませんから、多分無理な計画です。

一時期痩せ細っていた足も、だいぶ筋肉が付いて来て、良い感じになって来ました。と云っても膝から下の平目筋ですけれど。太ももの方は走らないと筋肉は付きません。それでも意識し乍ら太ももの筋肉も使い乍ら少し早歩きですから、普通に歩く人よりは幾分筋力はアップします。

「うつ」で寝込んでいた1年半の間は、週に1回食事を摂る位で、水分は汗となって出て行きますから、小便も殆ど出ません。人間と云うのはそう簡単に死ねないものだなと思いましたもの。その頃は、家賃を含め全て銀行振替でしたから、外に出る事もありませんでしたし、食事もCoCo壱番屋の出前カレーでしたね。で、その空き容器は枕元に積上って行くのです。

寝たきりから、動き出した時には掃除が大変でした。切っ掛けは確か賃貸契約の更新だった様な気がします。もうその頃は頬は痩けて、身体もガリガリ君。痩せる時は筋肉から痩せて行きますから、歩くにもフラフラ。頭では普通に歩いているイメージしか在りませんから、外を歩くとあちこちにぶつかる始末。

その後は、筋肉の回復よりも脂肪が溜まります。身体が飢餓状態になるとエネルギーを溜める為に、脂肪に変化させ蓄え様とするのです。貧困国の子供がお腹ポッコリなのは、そう云う理由からです。私も「うつ」の前はウエスト63cmだったのですが、25cmは増えましたね。嘘じゃないですよ、ジーンズは25インチを履いていましたから。服はJUN MENと決まっているのですが、既製品はSサイズでもウエストは70cm、それを詰めて貰っていましたから。今はMサイズが何とか入る様になって来ました。

体重は増える、筋肉は付いていないとなると、足腰に負担が掛かります。だから、膝を痛めるのだと思います。あと、踵も痛い。私は倦怠感や頭が廻らないのにはめっぽう弱いのですが、痛みには意外と強く我慢出来るのです。強いと云っても椎間板ヘルニアのあの激痛は唸ってしまいます。それ以外は所謂ポーカーフェイスを通せるのです。鎖骨を折った時も平然としていましたし、膝を擦り剥いて骨が見えて血だらけでも平然としていましたし、顎下の麻酔なしでの切開後もポーカーフェイスで仕事をしていましたし、「うつ」でも外ではそう見えないと言われます。気を許したヘルパーさんだけは調子の善し悪しが判る様です。

今日も湿布を貼って、その上にサポーターをしてのボランティアも、膝が痛くても誰も気付きません。小さい頃からめそめそしていると母親から余計に怒られて来ましたからね。子供が泣くのって、愛情が欲しいのもあるのだと思いますけれど、悉く拒否されて育ちましたからね。何時しか同情も期待しなくなり、そう云う仕草さえも封印してしまいました。まぁ、泣き言云う男性もあまり居ませんからね。私だけじゃありません。皆、そうなのだと思います。

若い頃、慣れていない仕事で、親指の付け根が腱鞘炎でパンパンに腫上がって、ライン作業でしたが、間に合わなくなるのでリーダー呼んで診療所に行かせて貰ったんです。診療所で鎮痛剤を注射し様にも、固くて針が入らなく「こりゃ、痛いわ」と医者も言うくらいでしたが、職場に戻ると有無を言わせずまたライン作業でしたからね。こっちも意地になって、やり遂げましたよ。会社とは厳しい世界です。

お陰様で鍛えられましたから、少々煽って、ライン稼働中でも余裕でトイレに行っていましたからね。任された仕事は誰にも負けない程、余裕で仕事をする術を得ました。余裕があると、仕事を増やそうとあれもやってくれ、これもやってくれと次々仕事が増えます。それでも、或る程度までは引き受けます。でも、私が休んだりしたら他の誰も同じ仕事を出来ませんから、限度があります。だから、私が休んでも出来るの?と聞き返すと「出来ない」と諦めてくれます。それでも、余裕を作ってライン稼働中に帰り支度まで済ませますから、正社員でなくとも正社員にならないかと、何処でも言われます。

それでも、欲が無いから「器用貧乏」は私のライフスタイルなのです。

さて、紫陽花の下草取りも終える頃、シンさんが折り畳み傘を持ってやって来まして、小一時間お喋りしました。私は外から見ていても判っているのですが、何処も彼処も補助金目当てに色んな団体を立ち上げ、懐を温める輩は居るものです。私が潰しに掛かっている公園愛護会もそうですし、シンさんも内情を知って、今期で辞めたとか、辞めるとかそう云う話をしてくれます。シンさんはシルバーですけれど、そう云う世代の人達はそう云う世界に浸りっ放しで生きて来た訳で、定年退職しても小遣い稼ぎに税金を良い様に使うのです。だから国や地方自治体の借金も今の様な状態になる訳で。

日本の基幹産業が疲弊するのも他国に追い抜かれるのも、ぬるま湯に浸りっ放しだからで、真っ当な競争をしていないから負けるのです。で、消費税増税などまたお湯を注ごうとするのだから、増々競争力は落ち、よっぽど理屈の判っている確りしたリーダーを立てないと再生出来ません。

帰路では風が強くなり、飛び立ったP3-Cも風に流され乍ら飛んでいましたねぇ。春一番かしら。

( ´ー`)yー-~

或る男が、自分を愛している3人の女の中で誰を結婚相手にするか長い事考えていた。
そこで彼は3人に5,000ドルずつ渡し、彼女らがその金をどう使うか見る事にした。
1人目の女は、高価な服と高級な化粧品を買い、最高の美容院に行き、自分を完璧に見せる為にその金を全て使ってこう言った。
「私は貴方をとても愛しているの。だから、貴方が町で一番の美人を妻に持っていると皆に思って欲しいのよ」
2人目の女は、夫になるかも知れないその男のために新しいスーツやシャツ、車の整備用品を買って、 残らず使いきるとこう言った。
「私にとっては貴方が一番大切な人なの。だからお金は全部貴方の為に使ったわ」
3人目の女は、5,000ドルを利殖に回し、倍にして男に返した。
「私は貴方をとても愛しているわ。お金は、私が浪費をしない、賢い女である事を貴方に判って貰える様に使ったのよ」
男は考え、3人の中で一番おっぱいの大きい女を妻にした。

コブシ

2012-03-29 19:06:50 | 日記


今日の花は「コブシ(辛夷)」、モクレン科で「ハクモクレン(白木蓮)」と良く似ているので混同しがちですが、モクレンは上向きに咲き、花弁も肉厚ですし、閉じた様に咲きますから、花弁が狭く全開しているのはコブシです。コブシが咲くと田植えを始める事から、別名「田打桜(たうちざくら)」とも。

コブシは私がボランティアに行く公園にもありますが、まだ咲いておらず、蕾が少し綻んで来た頃。桜の開花と同じ頃に咲き始めそうな気配です。写真のコブシは散歩に出掛けた先で咲いていたものです。

何年前だったか、もうその話はヨっちゃんにミミタコだと言われましたが、今ぐらいの時期に東京のと或る公園のベンチで休んでいたら、田舎から出て来たお婆ちゃんでしょうか。シモクレンを観て「まぁ~立派な桜だねぇ」と言い放った時には唖然としてしまいました。先に述べた「田打桜」の様に、地方に依っては何でも桜と呼んでしまうのでしょうか?ジェネレーションギャップと捉えていいのか、ただ単に知識が無いのか、土地柄所以なのか、私の持っている常識も通用しない事もあるのだなぁ~と暫し考え込んでしまいました。

私の倍ほどは生きているだろう、先輩であるお婆ちゃんは私の倍ほど物知りだと思っていたのが、誤りだと気付かされたのです。その後も、以前も記しましたが、公園の池に咲いているスイレンをハスですかと聞くお爺ちゃんも居ましたし。

私に植え付けられた縦社会が崩壊したのです。否々、縦社会も受け身だけの話で、私より歳下の者に縦社会を押し付ける事はありませんし、歳上だからと威張る気など毛頭ありません。ただ、私より歳上の方は縦社会をその侭引き摺っている方が居りますので、それはそれで尊重するだけです。が、私の中では歳上だから偉いなどと云う考えはもう消え去っていますし、徳の無い方には辛辣な言葉も吐かせて貰います。

3月も残り僅か。ソメイヨシノも先端が綻んで来ました。が、早朝はやっぱり寒い。ジャージの上にウインドパンツに軽量ダウンで、ボランティアに出掛けます。公共の場を散らかすくらいですから、恐らくは家の中も散らかっているのでしょうね。私は母親を反面教師にして居りましたから、整理整頓してある方が落ち着きますし、余計な飾り物がない部屋の方が好きです。私と真反対の所謂ゴミ屋敷が落ち着く方が居るのも、人間ならではの或る意味個性ですね。私は少々迷惑でもゴミ屋敷の主に文句を言う気にはなりません。

例えば、真下の部屋の主が片付けが出来ず、ゴキブリが私の居宅にも何処からか侵入するのです。でも、自分でゴキブリ対策して、決して文句を言いません。その人が引っ越すと、ぴたっとゴキブリが出て来なくなりました。迷惑を被るよりも、迷惑を掛ける事はもっと嫌いです。文句を言われる事は更に嫌いです。だから、私也には他人様には配慮、気遣いをしますし、文句を言われない様に神経を使います。

文句と意見は違いますからね。文句は感情的、意見は論理的。そう捉えていますから、意見ならちゃんと聴く耳を持っていますし、私も意見します。何度も何度も記していますが、メリット・デメリットは表裏一体であり、自分にはメリットでも他人にはデメリット、その反対も有り得ますから、バランスや程度問題だと思うのです。人それぞれ考え方は違いますし、何処で妥協を図るか、どのラインが許容範囲か、どの線で多くが納得出来るかの問題です。

昨日は膝が痛くて階段を降りるのが困難でしたが、シップを張って、その上にサポーターをして、ちょっと右足を引き摺り気味ですが、ゴミ拾いと紫陽花の下草取りをして、掘り出した大きめの石をYさん宅の縁石にして~の、それからヨっちゃんと散歩に。その頃にはもう暖かさも暑く感じて。

ヨっちゃんは知らない道を行くのが嫌いな様で、私はそう云う道が好きで、無理矢理連れ回します。私は意外と勘が良く、知らない道でも行き止まりにブチ当たった事がありません。何となく雰囲気で判るんです。今日も、近くは何度も通った事があるのだけど、行けそうだと雑木林の方に行きますと、何と四阿まである遊歩道の整備された所に出て、こんな所が有ったんだとまた発見です。ヨっちゃんの方が、私よりも長く住んでいて、ジモッティな筈なのに。私と共に、新たな道を、憩いの場を見つけるのです。そんな知らない道を行くと知らない花が咲いていたりして、何の花だろうと帰宅しては調べるのです。

今日はツクシ(土筆)を見つけましたよ。今年初めてのツクシは1本だけ。丸太で拵えた階段の隙間から伸びていました。桜も何種類か咲いていましたが、今の時期咲くのは河津桜しか知りません。緑の桜「ギョイコウ(御衣黄)」も近隣で2ヶ所咲く所を知っていますが、ギョイコウはソメイヨシノが散った頃に咲きます。ギョイコウは江戸時代に京都の仁和寺で栽培されたのが各地に散らばったと云われていますし、京都市生まれですから仁和寺でギョイコウを見た事があります。仁和寺に程近い妙心寺内に父の墓がありましたし。

さて、何の花だろうと云うのが3種類、写真に収めて来ましたのでこれから調べますね。名前も判らないから調べるのも大変なのですよ。検索しようにも、検索キーすら試行錯誤ですから。そうして、タイトル無しの写真が増えて行くぅ~!(^_^;A

( ´ー`)yー-~

白樺 青空 南風
コブシ咲くあの丘 北国の
ああ 北国の春 ...♪
千昌夫「北国の春」より

オオイヌノフグリ

2012-03-28 14:32:12 | 世評


今日の花は「オオイヌノフグリ」、ヨーロッパ原産の帰化植物はゴマノハグサ科で、定義も依りますが雑草です。近縁に「イヌノフグリ」があり、こちらはピンク若しくは紫でアジア原産ですが、「オオイヌノフグリ」に生息地を奪われ環境省のレッドデータブック入りしています。旧Blogでも紹介したのですが、漢字で書くと「大犬の陰嚢」となり所謂「犬のキンタマ」と云う意味です。花からは想像出来ませんが、実の形が似ているからで、これは「イヌノフグリ」の方の実の形を指し、「オオイヌノフグリ」の実はそれ程似ていません。別名、瑠璃唐草とも。

今朝は3:00に起きたのですが、意識がはっきりして来ると膝の痛みまでしっかり感じます。足を動かすと痛く、ちょっとゴミ拾いや雑草取りするには厳しい感じ。気持ちはボランティアに行きたいのですけれど、躊躇し乍らも休む事にしました。でも、歯医者には行かずにはいられませんから、行きましたけど、階段を降りるにも一苦労しました。昇りは案外平気です。

ついでに買物をして、家賃振込も済ませましたから、雨が降るまでボランティアものんびり出来ます。

PodcastでTBSラジオの「Dig」を聞いているのですが、このBlogで取り上げた事を後になって報じてくれます。その内容も、私の主張を裏付けてくれたりしますから、案外私の主張も的外れではないなと思え、嬉しく思ったりもします。

さて、テレビを観ませんし、新聞も取っていませんから、もう既に誰かが警鐘を鳴らしてくれていれば良いのですが、まだ聞かないので私也の懸念を述べたいと思います。

今我々が住む世界がパラドックスで、別の次元の世界に移り住む事が出来たのならどんなに良い事かと。チェリノブイリの警鐘も無視し続け、怠慢を続けた挙げ句、日本ですらパンドラの箱を開けてしまったのですから、もう後戻りは出来ません。そう、原発事故の事です。

再稼働しない選択をしようとしていますね。私は辛辣乍らもヒステリックだとも言いました。原発推進派vs原発反対派と云う簡単な構図では物事は解決しません。言争いになるだけです。

私の主張はこうです。これは以前にも記したのですが、ブレてはいません。再生可能エネルギーと言いますが、それは未来を現在に引き寄せる事は出来ないので、時間が掛かります。その間どうするのかと云うと、多くは節電と現在の電力供給力でも間にあうじゃないかと云うのが答えかと思います。或いはピーク時だけ、大口が輪番操業すれば凌げると。

今、一番怖いのは、福島第一の4号機の燃料プールだと云う事は、恐らく異論は無いと思います。何せ、原子炉と云う厚い容器の中でなく、建屋自体がボロボロで、プールの冷却水が漏れでもしたら空気中で臨界して、原子炉内のメルトダウン或いはメルトスルーどころではなくなり、放射能汚染も今の比じゃなくなります。東電はプールの底に梁を渡して補強している最中だそうですが、地震・津波・水素爆発で建屋自体ががボロボロなのに、その補強も安心出来るレベルではありません。

原子炉内のメルトダウン、メルトスルーも勿論大問題ですが、稼働停止すれば、これ以上燃料プールに使用・未使用の核燃料を増やさない事になるのは一理あります。

皆が再稼働を許さないのは福島の二の舞が怖いのですよね。それは原発の構造の問題でしょうか?それとも事故対策の甘さでしょうか?原発で働く人達への不信感でしょうか?電力会社への不信感でしょうか?否、兎に角不安なんだと仰る方も居るでしょうし、全部だと仰る方も居るでしょう。

まぁ、兎も角、信用ならないと云うのが根拠ですよね。政府の安全宣言も信用ならない。より安全に改造しましたと云っても信じられない。

其処なんですよ、問題は。原発を再稼働しないで只のお荷物になった所に、その信頼於けない電力会社が資力、人力を割いて廃炉にするまで、安全を担保するでしょうか?55基でしたっけ?全部の原発を廃炉にする人材も居ないのに、一斉に解体するにも途轍もない時間と人手と原資が必要ですが、今の日本には無いでしょう。電力会社が何十年と儲を生まない原発を安全に解体するまで、担保するとはどうしても思えないのです。じゃあ、国が担保すべきだと言った処で、その国も信用ならないんでしょ。

燃料の最終処分所も今の日本には無いのだから、各原発のプールに置き去りになるのですよ。

それを考えて再稼働反対だと仰るのでしょうか。YouTubeで観ましたが、元俳優山本太郎が「再稼働なんて有り得ない」と云いますが、彼にその後のシナリオが描けている様には到底思えませんね。

「原発稼働が危ない」と勘違いしてやしませんか?存在そのものが危ないのですよ。反対!反対!と叫んでみても、その辺の一戸建て住宅ではないのですから1ヶ月もすりゃ更地になるものではないのです。原発自体が汚染されていますから、配管やら含めて膨大な汚染処理すべき代物を一体どうやって処理するのですか?

私も将来は無くすべきだと思いますけれど、今無くせる訳ではないので有効活用する方が良いと思うのですよ。海外に比べ2倍も高い電気料金は据え置いて、本来の電気料金で健全経営させて、然るべき時が来たら廃炉解体し、最終処分所は福島第一近辺にすべきだと思います。電力会社だって、儲が無くなれば廃炉解体費用も捻出出来なく、とどの詰まりは税金投入となってしまいます。

その間に、研究開発が進み、解体、最終処分も目処がつく事でしょう。と云うよりも、そう、法制化すべきです。電力料金の半分はその費用に充てなさいと。それが責任ある経営だと思います。

さてさて、本当に信じ難いほど腐っていると思うのですが、東電はスマートグリッド・スマートメーターも独自規格でグループ企業を儲けさせようと画策していると漏れ伝わって来ました。既に普及してきたNTTの光回線を使えば良いものを、自前で光ケーブルをメーターまで引っ張るつもりだとか。こう云う腐れ企業をこの国から無くさないと、幾ら平和ボケだと云われている日本人でも、内戦でも起きかねませんよ。何なら、私が先頭切っても良いですよと言いたいぐらい、頭に来ます。

そんな東電が、再稼働しない原子力発電所にお金も人手も掛けないのは明らかでしょう。

また、怒って良いですか。


東電本店や国会議事堂、霞ヶ関も福島に引っ越しやがれ!勿論、その下は核廃棄物の最終処分場だっ!


( ´ー`)yー-~

http://www.youtube.com/watch?v=q38NsuouPDU&feature=player_detailpage


ノースポール

2012-03-27 20:33:50 | 日記


今日の花は「ノースポール」、キク科フランスギク属の半耐寒性多年草。お隣の団地内にある小さな公園に咲いていた。「ノースポール」とはサカタのタネの商品名なのだそうで、「クリサンセマム・パルドサム」と云うらしい。レウカンセマム属と表記される事もあるけれど、それは学名で、フランスギク属と日本語表記の方がしっくり来る。クリサンセマムとはキク全体を意味するので、パルドサムが個体名かな。地中海周辺が原産地だそうだ。確かに地中海の青い空と海に似合いそうな花ですね。

今の時期5:00を過ぎると明るくなり始める。土もしっかりとは乾いていないものの、雑草取りも出来そうだし、久し振りにボランティアに出掛けた。Mサイズのレジ袋を用意して道すがらゴミ拾いをし乍ら公園に行ったけれど、公園内もゴミだらけ、結局は2袋も満タンになった。5日振りだけど、よくもまぁポイポイと気軽にゴミを捨てれるものだと半ば呆れるし、自分の玄関前に目立つゴミが落ちていても気にしないのだね。門履きすらもしないのだから、町全体で綺麗にしようと云う気がないのだね。

何にも増して多いのが、煙草の吸い殻。大人にモラルが無いのだから、子供にモラルが無くなるのは当たり前。ましてや叱れる資質がないと断ずるね、私しゃ。門履きも裕福な家ほどしやしない。庭木も業者に任せるし、広い庭は綺麗だけれど、門前は空き缶が転がっていようと気にしないから、何故に公共の面倒までみなきゃならないと、其処にも自分さえ良ければが見えてしまう。こう言っちゃ失礼だけれど、少し貧相な家の方が門前も綺麗にしていたりする。

どう考えても、自欲と奉仕の精神は真逆に思えてしまうし、両立しないんだろうな。

公園内のゴミ拾いも終る頃には額から汗が流れる。だけど、まだ霜の張っている所もあるのだよ。空き缶ペットボトルも10本は空き缶入れに捨てたね。親しくしていた公園管理業者のオジさんが辞めちゃって、代わりの人は雑草取りは小忠実にするのだけれど、ゴミ拾いはしてくれないの。だから私が休んだ分、ゴミが溜まる。

モーちゃんに餌を与えて、紫陽花の下草取りに。7:00過ぎだったかな。掘り返すと雑草の根っ子だらけで、ヒメオドリコソウなんか花咲いちゃってて。紫陽花の株の隙間からも伸びている雑草も丁寧に取って、1株で大きなレジ袋も満タン。そこにヨっちゃんが来て、履いているウインドブレーカーのパンツがもう駄目だからと言うから、近場では売っていないし、シーズンオフの見切り品を安値で買うにはちょっと遠いけれど、アルペンは?と云う事で、遠出の散歩に。

今は梅が満開。紅白の梅に、河津桜も咲いています。甘い香りが漂って、その芳香がリラックスさせてくれるので心地良く、「うつ」も忘れるほどに。自然と口角も上がり、自分では見えないけれどきっと優しい面持ちになっている筈。

行きは富士山もくっきり見えていましたけど、帰りは霞んで見えませんでした。ヨっちゃんは希望価格でケイパ(Kaepa)のパンツを、スポーツ用品はadidasしか買わない私は靴下を。3ピース980円が680円だったので2セット買って、これで半年は持ちます。本当はフックの壊れたペットボトルホルダー(保冷)が欲しかったんですけど、売っていませんでした。で、アルペンには行ったものの、イマイチだったので、もう少し遠くは隣街のイトーヨーカードーで買物をしたのです。

が、久し振りに歩いたので膝をやっちゃいました。右膝が時折痛くなるんですよね。だから、これもadidasのサポーターを着けています。

風が少し冷たく、然し歩くには暑いので、風が心地良く、それにフレッシュな花々の香りも相まって気分の良い散歩となりました。膝が痛くなったのは体力が落ちている所為。痛くとも、筋力を付けた方が良いのです。これがリハビリ也。明日は歯医者に行かねばならないので、散歩は無しですし。

あぅ、そうだ。ペットボトルホルダーのABS樹脂で出来た壊れたフックを外して、カラビナに付け替えりゃまだ使えますね。そうだ、そうしよう。他は何ともないのだから。貧乏人なのだから、頭を使わなきゃ!ねぇ。なんで、今まで気付かなかったのだろう。阿呆ですな。

( ´ー`)yー-~

※ノースポールとは北極という意味。と云う事で今日は北極絡みのジョークをどうぞ。

小熊が母熊のところに行って聞いた。「ママ,ボクは何熊?」
「あなたは北極熊よ。」と母熊は答えたが小熊はしつこく聞いた。「ママ,ボクはヒグマじゃないの?」「いいえ,北極熊よ。」
しかし小熊はまだ満足していなかった。「本当にグリズリーじゃないの?」「なぜそういう質問をするの? あなたは北極熊よ」怒って母熊は答えた。
今度は小熊は父親のところに行って聞いた。「パパ, たぶんボクはパンダだよね?」「いいや,お前は北極熊だよ。」父親は答えた。しかし小熊はまた聞いた。「ボクはコアラじゃないの?」「いいや,お前は北極熊だよ。なぜそんな質問をするんだ?」うんざりして父親は聞いた。
小熊は急に泣き出してクンクン言った。「だって寒いだもん!」